小池徹平、初の帝劇に「身の引き締まる思い」 ミュージカル『1789 -バスティーユの恋人たち-』初日前会見


フランスで熱狂の渦を巻き起こしたフレンチ・ロック・ミュージカル『1789 -バスティーユの恋人たち-』本公演がいよいよ4月11日(月)、東京・帝国劇場にて開幕する。その初日を目前に控えた4月7日(木)、都内で記者会見が開かれ、小池徹平、加藤和樹、夢咲ねね、神田沙也加、花總まり、凰稀かなめ、6名の主要キャストが意気込みを語った。

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ミュージカル『1789 -バスティーユの恋人たち-』初日前会見

革命派に身を投じる農夫・ロナン役でW主演を務める小池と加藤。本作で初めて帝国劇場の舞台に立つ小池は、「一昨日から劇場に入って、ようやく今日から慣れてきました。この建物の中にいるだけでも実感が湧いてきます」とやや緊張ぎみの面持ちながら「本番が近いので、身の引き締まる思いで頑張っています」と意気込みを語った。

一方、今回が2度目の帝国劇場となる加藤は「稽古場でやれることはすべてやれたかなと思います。客席から観ると思った以上に華やかですし、間違いなく革命的な作品になるのでは」と自信を覗かせ、「2度目とはいえ今回は恐れ多くも主演という形ですので、新たな気持ちです。本当に素晴らしいキャスト、スタッフに囲まれながらやれているので、いい意味で身も心も預けるというか、肩の力を抜いてできると思います」と落ち着いた口調で現在の心境を明かした。

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ミュージカル『1789 -バスティーユの恋人たち-』初日前会見_3

宮廷に仕える侍女・オランプ役は、神田と夢咲がWキャストで演じる。稽古を振り返り「キャストは同年代が多いので、みんなで日々試行錯誤しながら楽しくここまでやってこれました」と語った神田。自身が演じるオランプについては「平民と王室の“静と動”という両方を行き来できるのはオランプとしても刺激的な日々であって、だからこそ自分と180度違うロナンに惹かれたのかな」と、キャラクターの心中に思いを馳せた。

小池と同じく初めて帝国劇場の舞台に立つ夢咲は、「ずっと憧れていた帝国劇場で舞台稽古が始まり、身の引き締まる思いです。この作品に出られて本当に幸せに思います」とコメント。また、役どころについて聞かれ「私自身も平民なので…」と答えた際、小池からの「皆もだよ!」というツッコミに笑みをこぼすなど、キャスト同士の仲の良さが垣間見えた。

ミュージカル『1789 -バスティーユの恋人たち-』初日前会見_4

マリー・アントワネット役は、花總と凰稀の元宝塚コンビがWキャストを務める。「普段の稽古着とは全く違うので、これでやっとアントワネットに近付けるかなという気持ちでいっぱいです」と、ひときわ目を引く豪華衣装について語った花總。「当時のファッションリーダーでもあったアントワネットの衣装を沢山着させて頂いているので、お客様にも楽しんでいただけたら。個人的には登場シーンを楽しみにしてもらいたいです」と観客へ向けメッセージを贈った。

宝塚退団後初めてミュージカルに出演する凰稀は、「お稽古当初は加藤さんや小池さん寄りだった私ではございますが、少しは女性らしくなれたんじゃないかなと思います」と笑顔を交えつつ女優として舞台に立つ感想を語ったほか、「宝塚の『ベルサイユのばら』は夢の世界を描いているのですが、『1789』ではどちらかというと現実的なイメージが強いのでアントワネットをどう演じるかとても悩んだんですけれども、彼女の国母としての大きな心を表現できたらいいな」と今回の役作りについても明かした。

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ミュージカル『1789 -バスティーユの恋人たち-』初日前会見_5

会見の最後は、「今回は3組のWキャスト、全部で8通りのいろんな『1789』が楽しめると思うので、ぜひ劇場へ観に来ていただければと思います」と小池、そして加藤からも「この衣装を着てお客様の前に立った時、その華やかさと楽曲に、目も心も奪われていただける作品になることを確信しています」と、それぞれのコメントで締めくくられた。

ミュージカル『1789 -バスティーユの恋人たち-』は、4月11日(月)から5月15日(日)まで、東京・帝国劇場にて上演される。また大阪公演は、5月21日(土)から6月5日(日)まで、梅田芸術劇場メインホールにて上演。

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