森山未來出演!インバル・ピント&アヴシャロム・ポラック ダンス・カンパニー『DUST-ダスト』上演


世界的に活躍する振付家として知られているインバル・ピントとアヴシャロム・ポラック。舞台装置や衣裳のデザインに加え、オペラやCM の演出を手がけるなどマルチな才能を発揮する彼らが、2016年1月28日(木)から1月31日(日)まで埼玉・彩の国さいたま芸術劇場 大ホールにて上演される。2013年12月、イスラエルでの初演には、当時「文化庁文化交流使」として、ピント&ポラックのカンパニーに合流していた森山未來がクリエイションとして参加している。

イスラエルで経験を積み、その才能に磨きをかけダンサーとしても大きな関心を集めている森山。当時の様子は、彼のイスラエルでの1 年間のダンス留学を記録したNHK のドキュメンタリー番組『踊る阿呆 森山未來・自撮り365日』にも収められている。今回の日本公演にも、カンパニーメンバーとともに森山の出演が決定。

『DUST』

森山は、イスラエルでの経験について「異邦人ならではのある意味の<無責任さ>を味わえたのはよかったです。僕がどんな踊りを見せようと、いい悪いでしか判断しないし、余分なものがついてこないんです。評価されなかったら純粋に発奮しますし。クリエイションすることって、すごく難しいと思っていたところがあったんですけど、メンタルな部分での、てらいというか臆病さみたいなものが減りました。日本では、踊りから離れていた時間もあってセンシティブになっていた部分があったんだと思います。1年間丸々、踊りのことだけを考えて過ごす時間を得て、久しぶりの感覚を戻せた気もしたし、同時に昔のまんまの光景でもない。また別の「いい場所に立てそうだな」という、シンプルな気持ちになれました」と語っている。

『DUST』_3

ピント&ポラックは、ミュージカル『100万回生きたねこ』(2013年、2015年)の演出で第21 回読売演劇大賞優秀演出家賞を受賞するなど、日本でも目覚ましい活躍を遂げている。彩の国さいたま劇場で公演を行うのは、2007年の国際共同制作『Hydra ヒュドラ』以来、約8年ぶり。本作は、彼らがこれまで描いてきたシュールなポエジーとユーモアに溢れた世界観を踏襲しつつも、今の世界を覆う不確かさに向き合い、切実な問いを私たちに投げかける新たな挑戦作となっている。

インバル・ピント&アヴシャロム・ポラック ダンス・カンパニー『DUST―ダスト』は、2016年1月28日(木)から1月31日(日)まで埼玉・彩の国さいたま芸術劇場 大ホールにて上演。

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