ニコール・キッドマンがロンドンの舞台『Photograph 51』で主演することに!


2002年の公開映画『めぐりあう時間たち』で作家ヴァージニア・ウルフを演じ、アカデミー賞主演女優賞を受賞したニコール・キッドマン。幅広い作品で卓越した演技力を披露し、ハリウッドを代表する演技派女優となった彼女が、ロンドン・ウェストエンドの舞台『Photograph 51』で主演することが明らかとなった。米BROADWAY.COMが報じている。

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『Photograph 51』のなかで登場する“フォトグラフ51”とは、DNA の二重らせん構造発見のおいて重要な鍵を握ったX線回折写真を意味する。ニコールが演じる本作の主人公は、DNAの二重らせん構造のX線回折写真を撮影したものの、同僚の男性学者たちに写真データを盗まれてしまった女性研究者ロザリンド・フランクリン。世紀の発見をしておきながらノーベル賞を受賞することなく、38歳という若さで卵巣ガンのため他界した彼女の人生が綴られる作品だ。

1999年、ニコールは舞台『ブルームーン』の演技で、ローレンス・オリヴィエ賞の演劇部門主演女優賞にノミネート。そして、2001年公開のミュージカル映画『ムーラン・ルージュ』の演技で、アカデミー賞主演女優賞にもノミネートされた演技賞の常連女優だ。ロザリンドと交友のあったアン・セイヤーの著書『ロザリンド・フランクリンとDNA――ぬすまれた栄光』を下敷きにした『Photograph 51』は、マイケル・グランデージによる演出でノエル・カワード劇場にて、2015年9月5日(土)よりプレビュー公演が開始。9月14日(月)から始まる本公演は、11月21日(土)まで限定上演される予定。

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