堀北真希が自身と真逆の激しいヒロインを熱演!!不朽の名作『嵐が丘』開幕!


1847年に刊行されて以来、たびたび舞台化・映画化されているイギリスの作家エミリー・ブロンテ唯一の小説「嵐が丘」。様々なジャンルの作品にインスピレーションを与えてきた不朽の名作ともいえる本作の舞台『嵐が丘』が、ゴールデンウイークの最終日となる5月6日(水・祝)、東京・日生劇場で幕を開けた。その初日を前日に控えた2015年5月5日(火・祝)、同会場で公開ゲネプロが行われ、主人公キャサリン役を演じる堀北真希とヒースクリフ役の山本耕史が舞台衣装を身にまとい記者会見の場に姿を現した。

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初舞台初主演となった2010年の『ジャンヌ・ダルク』以来、2013年の『二都物語』や翌2014年の『9 days Queen~九日間の女王』で様々なヒロイン像を演じてきた堀北が、本作で演じるキャサリンは情熱的で激しいキャラクター。舞台上で激しい言い争いなどを繰り広げることになる。堀北は「立ち回りなどがあるわけではないんですが、(キャサリンは)息切れしちゃうくらい感情が湧き上がってくるキャラクター。私は誰とも喧嘩をしないタイプなので、ヒースクリフと喧嘩をしたりするシーンは、『好きなのに何で喧嘩するんだろう?』と思いながら稽古をしています」と、その苦労をのぞかせている。

舞台『嵐が丘』山本耕史、堀北真希

堀北演じるキャサリンに対し、愛ゆえの復讐に燃えるヒースクリフ役を演じる山本は「堀北真希ちゃんってふわっとしていて、ソフトなイメージの方もいらっしゃると思いますけど、何度か(堀北と)お仕事をさせてもらっていて、芯がしっかり通っている女性なので、(舞台で初めて共演することも)全然心配していなかったです」と、堀北を大絶賛。さらには、これまでの共演経験を振り返り「初めて一緒にお仕事したのは、(堀北が)21歳くらいだったんですが、(今では)こちらが頼れるほど立派なたたずまいで、素晴らしいなと思いながら稽古をしていました」と、その女優としての成長をたたえていた。

舞台『嵐が丘』山本耕史

舞台『嵐が丘』堀北真希

ミュージカルを含め舞台作品の経験が豊富な山本に太鼓判を押された堀北だが「私は(演じるときに役柄に入り込む)ONのスイッチを押すのが結構大変な方なので…。OFFになるのはすぐに、ふわっと(OFFに)なっちゃうんですけどね(笑)。ONにするときに一生懸命、自分でスイッチを押している感じです。今は(急にOFFにならないように)調整中です! 」と恐縮する様子を見せた。

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舞台『嵐が丘』は、東京・日生劇場にて2015年5月6日(水・祝)から5月26日(火)まで上演される。

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