ミュージカル『ボンベイドリームス』浦井健治が参考にしたのは、平井堅のあのMV!?


マサラ・ミュージカル『ボンベイドリームス』の初日を前日に控えた1月31日(金)、会場である東京・国際フォーラム ホールCにて、公開ゲネプロと記者会見が行われた。当日、主人公アカーシュ役を務める浦井健治、ヒロインのプリヤ役のすみれ、加藤和樹、川久保拓司、朝海ひかるら5人は、舞台でも着用しているインド風の華やかな衣装で報道陣の前に姿を現し、初日に向けた意気込みなどを語った。

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浦井は「このカンパニーならではの“荻田(浩一)さん版”といっても過言ではない『ボンベイドリームス』に仕上がっているので、(A・R・)ラフマーンさんの楽曲も含めて、お客さんもノリノリになって帰ってもらえると思います!」と自信を感じさせるコメント。さらに浦井が「平井堅さんもミュージックビデオでインド人の役をやっているので、そういったものも参考にしながら、みんなで楽しんでやっていければいいと思っています」と付け加えると、共演者たちは初耳だったようで「(平井堅さんのMVを)参考にしたの(笑)?」と驚いた様子を見せた。

『ボンベイ ドリームス』

本作は約3時間という比較的に長時間の舞台になるが、すみれが「あっという間ですよね!」と共演者たちに問いかけると、加藤も「やっている僕たちはそんなに長くは感じないですね」とすぐに同意。これに対して、主演の浦井が「体力的に大変だけどね!なるべくお肉を食べるようにしています」と口にすると、加藤からは「浦井さんは特に踊って歌いっぱなしなんで…」と心配する声が。だが浦井が「今回の作品はみんな踊って歌っていますよ!加藤和樹君もめっちゃ踊っていますから!」と返すと「ちょっとだけです!基本は弁護士役なので、そんなに踊らないです(笑)」と加藤が慌てて訂正をし、会場の笑いを誘った。

『ボンベイ ドリームス』

『ボンベイドリームス』は、歌って踊る豪華絢爛なインドのエンターテインメント作品であることはもちろんだが、華やかな映画産業の世界と、土地開発のために立ち退きを促されるスラム街というインドの複雑な現実社会が描かれた作品でもある。浦井はそんな本作の見どころについて「荻田さんの演出で格差社会というか、いわゆる差別というものも少しだけ表現されていて、そういった中で『人間にとって変わるもの、変わらないものは何か?』という希望みたいな、一筋の光みたいなメッセージが込められています。それは(登場人物たちの)関係性からも見えてくると思います」と語っている。

加藤和樹、すみれ、浦井健治、朝海ひかる、川久保拓司『ボンベイドリームス』

ミュージカル『ボンベイドリームス』は、1月31日(土)から2月8日(日)まで東京・国際フォーラム ホールCにて、2月14日(土)・15日(日)は大阪・梅田芸術劇場 メインホールにて上演される。

チケットぴあ
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