ラルビ×森山未來のタッグ再び! 人気漫画の奇跡の舞台化『プルートゥ PLUTO』


手塚治虫の“鉄腕アトム”「地上最大のロボット」を、熱烈な手塚ファンである漫画家・浦沢直樹とストーリー共同制作者の長崎尚志がリメイク、手塚眞の監修の元に誕生した漫画「PLUTO」。20以上の言語に翻訳され、全世界に愛読者を持つ規格外の人気漫画が、舞台『プルートゥ PLUTO』として、東京・Bunkamuraシアターコクーンにて幕を開ける。初日を控えた1月8日(木)、同劇場にて記者会見とプレスコールが開催された。

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記者会見に姿を現したのは、本作の演出・振付を手掛けるシディ・ラルビ・シェルカウイ、キャストの森山未來や永作博美、柄本明、吉見一豊、松重豊、寺脇康文の7人。2013年10月より1年間、文化庁文化交流使としてイスラエル・ベルギー・ヨーロッパを拠点に活動してきた森山にとって、本作は日本での帰国後第一弾の作品となる。本作におけるアトム役の衣装で姿を現した森山は「この1年間、日本や外のことをいろいろ感じることがあったのですが、自分がどういう風に何を感じてきたのか、この作品にどこまで反映されているのかは自分自身でもわかりませんが、『これが第一弾だ!』という気持ちはあまりないので、とにかくベストを尽くしたいなと思っています」と冷静に、本作への意気込みを語っている。

『プルートゥ PLUTO』

森山とラルビは2011年のダンス作品『テヅカ TeZukA』でタッグを組み、イギリス・ロンドン公演を始め世界各地を回っている。同じく手塚治虫の作品“鉄腕アトム”に関わる舞台となる本作を海外で上演する可能性について、ラルビは「(ほかの国で上演できたら)素晴らしいね! 漫画やアニメに慣れ親しんでいる、フランスなどで上演するとよいかもしれない。私と同じくらいの世代の人たちは、日本人と同じように小さい頃から漫画に触れて育っていて、“手塚”や“浦沢”の作品もよく知られているんだ。ヨーロッパや、アメリカなど、世界中の漫画ファンがいるので、そういった人たちに届けたい」と明かしている。

『プルートゥ PLUTO』

『プルートゥ PLUTO』

記者会見では、ラルビからスペシャルゲストとして世界初の感情認識パーソナルロボットとして知られる“Pepper(ペッパー)”が出演することがサプライズ発表された。ラルビは本作の稽古中、渋谷を歩いていてPepperと出会ったといい「Pepperと初めて出会ったときにアトムのことを思い出したんだ。子供のように、目が大きく、世界に対して心が開いていて、なんでも受け入れる寛大さを持っている。『手塚の“遺産”だ』と感じたんだ」とその出会いを振り返っている。Pepperはお茶の水博士の研究室にいるたくさんのロボットの中の一人という設定で、本人(Pepper)役として出演する予定。

『プルートゥ PLUTO』

舞台『プルートゥ PLUTO』(鉄腕アトム「地上最大のロボット」より)は、東京・Bunkamuraシアターコクーンにて2015年1月9日(金)から2月1日(日)まで、大阪・森ノ宮ピロティホールにて2月6日(金)から2月11日(水・祝)まで上演。Pepperが出演する日程は、1月10日(土)17:00~、21日(水)14:00~・19:00~の3公演となっている。

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