宮藤官九郎&麻生久美子 ×岩松了の恋愛劇『結びの庭』は3月5日から!


岩松了の作・演出作品をM&Oplays(森崎事務所)がプロデュースする企画公演が、今年3月に新作『結びの庭』を上演すると発表した。これまで『死ぬまでの短い時間』『マレーヒルの幻影』『アイドル、かくの如し』など、数々の新作劇を発表し、高い評価を得てきたこのM&Oplaysプロデュース。今回は『アイドル、かくの如し』でタッグを組んだ宮藤官九郎を主演に迎え、相手役に麻生久美子という魅力的なキャスティングで贈る。

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水島康二郎(宮藤)は、経済界の大物・来宮徳治の一人娘、瞳子(麻生)との結婚を控えていた――。

五年前、世間を騒がせた事件があった。瞳子が殺人を犯したというものである。被害者は瞳子の恋人と言われていた青年で、その裁判で瞳子の弁護士を任されたのが水島。水島は瞳子の無罪を勝ち取り、一躍辣腕弁護士と噂されるようになる。そして二人はごく自然に親しくなり、ごく自然に結婚を考えるようになる。瞳子の父は経団連会長となり、水島は自らの弁護士事務所を持ち、今や破竹の勢い。水島と瞳子の結婚式は盛大にとりおこなわれる。が、幸せな日々の中、時おり気の晴れぬ様子を見せる水島。

そんな新婚生活に末次(岩松了)という男が現れる。末次は、かつて瞳子の恋人を死に追いやった緑川なる人物の親戚だという。緑川は、五年前のあの裁判の直前に死んだが、その死因に不審なものがある、と末次は水島に言っているらしい。水島は秘書に裏金を準備させ、このことは妻には絶対もれないように、と念を押す。

穏やかに見えた生活が、少しずつその姿を変えてゆく。そして、末次が現れたのをきっかけに、事態は思わぬ方向へ転がり始める。真実がやがて暴かれ、それぞれの裏切りと疑惑が大きく動き始めると、信頼は音を立てて崩れ、次の罪へと暴走を始める。はたしてその時、水島がとった行動とは、そして瞳子が語る真実とは―。

出演は、宮藤官九郎、麻生久美子、太賀、安藤玉恵、そして岩松了。

舞台『結びの庭』は、以下の日程で上演される。
2015年3月5日(木)~25日(水)東京・本多劇場
2015年3月27日(金)~29日(日)大阪・シアター・ドラマシティ
2015年3月31日(火)島根・島根県民会館
2015年4月2日(木)広島・アステールプラザ
2015年4月4日(土)~5日(日)愛知・ウィンクあいち
2015年4月7日(火)静岡・静岡市民文化会館大ホール
2015年4月9日(木)宮城・電力ホール
2015年4月12日(日)新潟・りゅーとぴあ新潟市民芸術文化会館

撮影:三浦憲治

チケットぴあ
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