ブロードウェイファンが選んだ「ミュージカル映画のトップ10」発表!<前編>


気がつけば、もう年の暮れ。年始年始の休みを、家でゴロゴロ過ごすという人もいるだろう。そこで、米BROADWAY.COMの読者が選んだ、“ミュージカル映画のトップ10”が発表されたのでお伝えしたい。ぜひ寝正月のお供にミュージカルの名作を堪能してみてはいかがだろうか。まずは10位から6位までをご紹介。

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10位:『キャバレー』1972年公開
出演:ライザ・ミネリ、マイケル・ヨーク
本作の舞台は、ナチス台頭下にあるベルリンのナイトクラブ「キットカットクラブ」。若い歌姫サリーは、イギリスから来た学生ブライアンと知り合い恋に落ちる。しかしその後、マクシミリアンという貴族の青年の登場により、サリーとブライアンの関係が変化していく…。アカデミー賞でライザ・ミネリが主演女優賞を受賞し、他7部門を制覇した名作だ。

9位:『ファニー・ガール』1968年公開
出演:バーブラ・ストライサンド、オマー・シャリフ
1920年代、舞台で失敗ばかりしていたダンサーのファニーは、それが逆に客に受けて有名演出家の舞台に引き抜かれることに。その手引きをしてくれたギャンブラーのニックに恋をして、ファニーは彼と結婚するが、まもなくしてニックが投獄されてしまう…。バーブラ・ストライサンドの圧倒的な歌声と、強烈な個性が印象的な作品だ。

8位:『グリース』1978年公開
出演:ジョン・トラボルタ、オリヴィア・ニュートン=ジョン
舞台は50年代のアメリカ。夏休みに知り合ったダニーとサンディの恋は、ひと夏で終わるはずだった。ところが、父の転勤でダニーと同じ高校に転校したサンディは、突然の再会を果たすことに。だが不良グループのリーダーであるダニーは、仲間の手前、お金持ちのお嬢様サンディにつれない態度を取ってしまう。それに怒ったサンディは…。『サタデー・ナイト・フィーバー』で大ブレイクしたジョンと、70年代の人気ポップ歌手オリヴィアの共演で描いた学園ミュージカル。

7位:『美女と野獣』1991年公開
声優:ペイジ・オハラ、ロビー・ベンソン
村に住む美しい娘ベルは、父の代わりに恐ろしい野獣の姿をした男の家に幽閉されることに。だがベルの優しさに、徐々に野獣も頑なな心を開いていく。実は誰かが野獣を愛さない限り、彼をはじめ家来たちの魔法は解けないのだ。魔女に呪いをかけられ野獣に変えられた王子と、美しい娘ベルの恋を描いたラブ・ストーリー。第64回アカデミー賞で、アニメとして初の作品賞にノミネートされる快挙を果たした。

6位:『シカゴ』2002年公開
出演:レニー・ゼルウィガー、キャサリン・ゼタ=ジョーンズ
スターを夢見るロキシーは、自分を騙していた愛人を射殺して監獄送りになってしまう。そこで偶然にも憧れのスター、ヴェルマと出会う。ヴェルマも、不倫していた夫と妹を射殺した容疑で投獄されていたのだ。ロキシーは悪徳弁護士ビリー・フリンの入れ知恵で、獄中でヴェルマを凌ぐ人気を手に入れるようになる。しかし、ヴェルマが黙って見過ごすわけもなく、二人の女と一人の男の名声を賭けた争いが、激しくエスカレートしていくことに…。

次の後編では、5位から1位までをお届けする。

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