名言&迷言続出!『ラ・カージュ・オ・フォール』製作発表ダイジェスト!


12月17日(水)に都内で行われたミュージカル『ラ・カージュ・オ・フォール』の製作発表。当日登壇したキャスト陣は、いずれも話し出したら止まらない顔ぶれぞろい。そこで今回は、会見の場で飛び出した名言&迷言を一気にお届けします!長~いので、お時間あるときにお楽しみください。

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登壇者:鹿賀丈史、市村正親、相葉裕樹、愛原実花、香寿たつき、真島茂樹、新納慎也、今井清隆、森公美子

■登壇者ご挨拶にて
MCルボンヌ「ご挨拶の際のスチール撮影なんですが、フラッシュのほうはご使用せずに、お願い申し上げます。あまり強いフラッシュですと、真島ねえさんのメイクが溶けてしまうかもしれません(笑)」
真島「昨夜は一人で3年ぶりにお化粧の練習をしました!今日の出来栄えはいかがでしょうか?」
真島「このコスチュームも、お高いものですので、大切に30年間着ております。あ、これ途中で直したんで、15年間でございます!ごめんなさい(笑)」
真島「最後まで脚を蹴り上げて、警察に毎日呼ばれるように、鞭を振りながら頑張りたいと思います(笑)!」

『ラ・カージュ・オ・フォール』(左から)新納慎也、真島茂樹

新納「僕は、現在“芋虫”の役で別の舞台(『アリス・イン・ワンダーランド』)に出ております!その他にも、子どもを殺してしまうゲイの役とか、相葉君と一緒にやった作品(『リトル・ショップ・ホラーズ』)ではイカれた歯医者でした(笑)。だいたい、そういったちょっと変わった役が多いのですが、その全ての原点は、この『ラ・カージュ・オ・フォール』のこの役にあります!」
新納「今回、稽古に参加したら、真島さんに『若いつもりでいるんだろうけど、あんたも、もうババアよ!』って言われて(笑)。若い子がいっぱい入ってきて、ババアの領域に入りましたが、ババアの魅力を存分にご堪能ください!」

今井「30年以上前、この世界に入って初めてした仕事が真島先生の振付のレビューショーだったんです」
今井「スタッフの方が私のために新しい女装用のパンプスを新調してくれるということなので、それを聞いて、ますます嬉しくなったので張り切って頑張りたいと思います(笑)」

『ラ・カージュ・オ・フォール』(左から)今井清隆、森公美子

森「この役を初めて演じたときは、まだ24歳で、その時のアンヌ役が私より4つ年上の遥くららさんでしたので、『どうやったら老けて見えるか』と、老けメイクに凝っていました。現在は、このままで構わないということなので、“ありのまま”で参加させていただきます(笑)」
森「ダイエットをして30kgほど痩せたんですが、『ラ・カージュ~』があるということで、また戻しました(笑)。『ラ・カージュ~』のために戻したんです(笑)あの太ももが必要なんです!! 細い太ももは、必要ないんです!!」

■『ラ・カージュ・オ・フォール』30年を振り返って
MCブルボンヌ「1987年と、1988年の映像や画像はないそうです。誰かが破り捨てちゃったんでしょうかね?」
市村「(動画ではなく静止画なのを見て)僕のほうは動かないんだね(笑)」
MCブルボンヌ「1999年のほうも、画像のほうはないようですね。(1999年に初出演したシャンタル役の新納の静止画を見て)これは、新納さんの私物のお写真を借りたということでございます(笑)」
森「(『ラ・カージュ~』は)ストーリーの内容が、本当に変わっていなくて、振り一つも変わっていないんですよ。ほかの作品はちょっとずつ変わったりするんですが、この作品は初演のままの踊り、初演のままの歌で、この30年の歴史の中のどこを開いてどこを切っても同じセリフが出てくる。同じ音楽が出てくる」

『ラ・カージュ・オ・フォール』鹿賀丈史、市村正親、相葉裕樹、愛原実花、香寿たつき。相葉さん緊張してます!

■マスコミとの質疑応答にて
市村「いつもだいたい、僕は(鹿賀)丈史の周りをちょこちょこ蠅のようにうろつく役が多かったので(笑)」
市村「僕と丈史が見つめ合っていることで、42年間の歴史が演技ではなく背中に出てくるんだと思います」
鹿賀「『ブレーメンの音楽隊』の犬とロバとか、『雪ん子』という作品では人さらいとか、『ドリーミング』ではパンの精と犬のチローとか…。二人でいろんな芝居をやりましたね(笑)。(市村に向かって)最初の頃は、犬とかロバとかそっちの系統が多かったよね!」
森「『ラ・カージュ~』の出演者の年齢ですが、他のミュージカルの平均年齢に比べると異常に高いと思います(笑)!皆さんに、『まだまだできるぞ!』という勇気を与えるミュージカルです!!」

■囲み取材にて
市村「(鹿賀との3回目の夫婦役は)最高です!」
市村「(ずっと夫婦役をやっていて、そっちの気がでてこない?という質問に対し)ゲイはあくまでも“芸”ですので!」

『ラ・カージュ・オ・フォール』

森「30年間見てきているので、私はカジェルの踊りも踊れるんですよ!」
真島「(森)公美ちゃんは、どういう趣味か解らないけど、カジェルの衣装も自分で作っちゃっているんですよ(笑)」
森「女性が少ないので影コーラスだとか、楽曲の中の口笛だとか、この舞台に関して、私は忙しいんです!実際の登場は2幕からなんで、頭は楽なはずなんですけど(笑)」

相葉「僕は初演の時は生まれてないっていうのが衝撃でして…」
相葉「(初出演な上に、周りは大御所ばかりなので)あまり口には出していなかったのですが、正直めちゃくちゃビビっているんです」
市村「(相葉と鹿賀の顔を見比べながら)丈史と親子に見える!」
森「大御所ばっかりだから、今日も相葉君はみんなの控室に入れなかったみたいなんですよ!怖くって!『入っていらっしゃい』って言っても、『いえ…』って言って」
相葉「お会いするのも、今日が初めてだったので…。30年という歴史の中で、皆さん仲がよくって、その中に一人『初めまして』って入るのは緊張するなと思って」
森「(相葉が演じる)ジャン・ミシェルは私の胸をもまなきゃいけないの」
相葉「楽しみです(笑)!思いっきりいきたいと思います(笑)!ぐいぐい、ぐいぐいいきたいと思います(笑)」
真島「その“ぐいぐい”の仕方、教えますからね!」
市村「僕は“踊れなくなってきた”ぐらいの役なので、残念ながら脚を上げたりはしないのですが…」(と言いながら、この写真!)

『ラ・カージュ・オ・フォール』

森「(市村)本人はしたくてたまらないんですよ!そういうシーンを作ってあげてください(笑)」
森「実は、30年前ブロードウェイで上演されたときは、私の役は痩せているおばさんだったんですよ!ザザが太っていたので…。日本で上演する際に、ザザが痩せているということで、私が起用されたんです!」

いかがでしたか?『ラ・カージュ・オ・フォール』が観たくなった方はぜひ劇場に足を運んでください!

ミュージカル『ラ・カージュ・オ・フォール 籠の中の道化たち』は、東京・日生劇場にて2015年2月6日(金)から28日(土)まで、大阪・梅田芸術劇場にて3月6日(金)から8日(日)まで上演予定。

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