劇団SHOW特急『勇者、旅に出るってさ。~そして伝説へ~』はまるでゲームの世界!?


劇団SHOW特急の第6回公演『勇者、旅に出るってさ。~そして伝説へ~』が東京・明石スタジオにて上演される。劇団SHOW特急とは、2012年に主催の伊達謙一が立ち上げた演劇集団で、笑って泣けて熱くなる、誰にでもわかりやすいエンターテインメント作品をコンセプトに上演を続けており、主宰の伊達が毎回オリジナルの脚本、演出、出演をこなしている。

関連記事:明石スタジオといえばニュートンズの公演がまもなく!『気の毒な七面鳥』

本作が作られるきっかけとなったのは、劇団の稽古中のインプロ(即興)。主人公が酒場で冒険の旅の仲間を集めるというシチュエーションを決めて、その酒場に出てくる登場人物それぞれにキャラクターを演じてもらう中で、ちゃんとした作品として舞台化したいと思ったのだという。

舞台は魔王に支配された世界。人々は恐怖におののく生活を強いられているわけではなく平和だった。ある日、とある酒場でその男の旅立ちの朝はやってきた。勇者と呼ばれるその男は決断に迫られる。冒険の仲間として一体誰を連れて行くのかを。「勇者やってると、チヤホヤされんだよ」…基本的に彼はやる気が無かった。ファミコンゲーム世代の人間が懐かしく感じるような、国民的ファンタジーっぽい世界で繰り広げられる笑いあり涙あり!?の物語。生きていく中で疲れたときや、逃げ出したくなったとき、自分ではどうしようも出来ない壁にぶち当たったときにどうすべきか、どうあるべきか―。生きることに対して希望を見出せていない現代の若者に対してのメッセージが込められている。

公演は、12月26日(金)~28日(日)まで、東京・明石スタジオにて上演される。激闘!情熱チームと爆走!青春チームのダブルキャストでの上演となる。

チケットぴあ
NO IMAGE
最新情報をチェックしよう!
テキストのコピーはできません。