『新・幕末純情伝』沖田総司役に西平風香が抜擢


2015年1月7日(水)~11日(日)にかけて新国立劇場で上演される、gmk produce(劇団マツモトカズミ)による舞台『新・幕末純情伝』。主人公・沖田総司役を、女優の西平風香(にしひら ふうか)が務めることとなった。本作は、「演劇界の風雲児」と呼ばれ、戦後の演劇界に一時代を築いたつかこうへいが生み出したもの。『幕末純情伝』は、彼の代表作のひとつで、幕末の京都を舞台に「新撰組の沖田総司は女だった」というユニークな着想から展開される幕末時代劇コメディだ。2003年には、杉田成道演出のもと、広末涼子と筧利夫の共演で注目を集め、また2008年には石原さとみと真琴つばさの異色のキャスティングで、18年ぶりにつかこうへいが直接演出をつとめたことでも話題となった。

筧利夫といえば、今年は『ミス・サイゴン』に急遽登板!大活躍でした

“実は女だった”沖田総司を演じる西平は、1992年1月11日生まれ。ドラマ、舞台などを中心に女優として活動しており、映画『殺人動画サイトDeath Tube2』『2ちゃんねるの呪い~赤い部屋~』で主演を務めている。またCX『オモクリ監督』では劇団ひとり制作作品に深夜時代から出演している。今回の大抜擢について、西平は「まだまだ実感がありませんが、本当に命をかけるぐらいの勢いで演じます」とコメントしている。

小さい頃から男として育てられ、ただひたすら剣の修行をしてきた孤独な女性・沖田総司。新撰組に入ってからは、土方歳三に想いを寄せるものの、そこに坂本龍馬が加わって恋の三角関係と、幕末を舞台とした歴史ドラマが同時に進行していく。今回の舞台では、土方歳三役を『ミュージカル・テニスの王子様2ndシーズン』で青学の手塚国光役を演じた多和田秀弥が、坂本龍馬役を『タンブリング Vol.4』で木庭役を演じた武田航平が務める。西平、多和田、武田のほか、小澤雄太(劇団EXILE)、春川恭亮(劇団EXILE)、尾関陸、出口哲也(劇団スーパー・エキセントリック・シアター)、小沼将太、小谷昌太郎、宮川浩明、石塚義之(アリtoキリギリス)、山崎裕太が出演する。

『幕末純情伝』沖田総司を演じる女優は、その後大きく成長することもあり、常に注目の的。かつては鈴木杏も演じていましたね。

gmk produce『新・幕末純情伝』は、東京・新国立劇場 小劇場にて、2015年1月7日(水)から11日(日)まで上演。

Photo:西平風香

チケットぴあ
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