加藤和樹が主演に大抜擢!ミュージカル『タイタニック』全キャスト発表


トム・サザーランド演出版『タイタニック』が、梅田芸術劇場10周年記念公演として、2015年春、上演される。そしてこの度、出演する全キャストが発表された。1912年に起きた英国客船タイタニック号沈没事故。この事故を基に、これまで映画『タイタニック』やブロードウェイ版ミュージカル『タイタニック』などの作品が生まれたが、サザーランドは「船の悲劇ではなく、実際にそこに生きた人々の物語である」と考え、新演出版のミュージカル『タイタニック』を生み出した。新演出版では、それぞれの『人間・人々』や『人生』に焦点を当てたい、という意図のもと、登場人物はすべて実在の人物、あるいはそれをベースに作られた人間たちの、そして、登場人物それぞれの物語が並行して進む史実に基づいて作られた群集劇として再構成されている。

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今回、本作で重大な役柄となるタイタニックの設計士・アンドリュース役に大抜擢されたのは、世界初演ミュージカル『レディ・ベス』で初の帝国劇場の舞台に立ち、ミュージカル界に新たな新風を巻き起こした加藤和樹。オーディションで加藤を選んだサザーランドは「加藤さんのカリスマ性に非常に感銘を受けました。彼の持った人間性が葛藤や苦悩など人間という存在に対しての深い洞察力を持つアンドリュースに相応しいと思います」と期待を寄せている。

そのほか、日本ミュージカル界きっての実力派、鈴木綜馬、藤岡正明、戸井勝海、津田英佑、栗原英雄、シルビア・グラブ、未来優希、安寿ミラ、佐山陽規、光枝明彦。さらに、ミュージカル界の次世代を担う若手俳優古川雄大、入野自由、矢崎広、上口耕平、小野田龍之介、則松亜海、菊地美香、関谷春子が集結。20名の実力派キャストが、豪華客船タイタニック号を舞台に、乗船していたひとりひとりの人生、そこに溢れていた希望、願い、夢、そしてやがて訪れた悲劇や別れなど、現代にも通じる普遍的なテーマを流麗な音楽に乗せ、丁寧に描き出す。

人間たちを浮き彫りにしたヒューマン・ドラマ、ミュージカル『タイタニック』は、2015年3月14日(土)~3月29日(日)に東京・Bunkamuraシアターコクーンで、2015年4月1日(水)~ 4月5日(日)に 大阪・梅田芸術劇場シアター・ドラマシティにて上演される。チケット一般前売日は、2015年1月17日(土)予定。

チケットぴあ
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