和合真一×中山優貴、F6の1st LIVEツアー「Satisfaction」を振り返る!インタビューでまさかのRAPリベンジ?!


舞台「おそ松さん on STAGE」シリーズに登場するF6。「F6」とは、TVアニメ「おそ松さん」に登場した“びっくりするほどルックスがいい”6つ子のイケメンver.のことだ。舞台版では、井澤勇貴(おそ松/F6)、和田雅成(カラ松/F6)、小野健斗(チョロ松/F6)、安里勇哉(一松/F6)、和合真一(十四松/F6)、中山優貴(トド松/F6)が演じ、かっこいいライブシーンで人気を博してきた。

そんな彼らが、舞台の枠を飛び越えて2018年夏に開催した1st LIVEツアー「Satisfaction」のBlu-ray&DVD、そして1st ALBUMが12月21日(金)に発売される。これを記念し、和合と中山に、ツアーのことを振り返ってもらった。

F6 1st LIVEツアー和合真一×中山優貴インタビュー

――今日も、びっくりするほどルックスがいいです!

和合・中山:ありがとうございます(笑)!

――今日は、F6ツアーのDVD発売を記念して、いろいろとお話を伺いたいと思います。F6だけで、演劇ではなくライブツアーをすると聞いた時はすごく驚きました。

和合:皆さんが感じられた以上に、我々にもインパクトが・・・(笑)。シリーズ1作目、2作目とF6は歌って踊る立ち位置でやってきましたが、F6単独での活動を成功に導けたというのは喜ばしいことだなと思います。正直、心配はありました。舞台を楽しんでくださっている方々が、LIVEを観に来てくださるのだろうか・・・と。でも、そんな心配は一瞬で払拭されるぐらい、たくさん期待の声をいただいて、こちらの想像を超えるぐらいの勢いで終えることができて。なんでも最初って大事じゃないですか。F6のツアーも「1st」と銘打っていますから、成功と言って終われたのが一番だったと思います。

中山:僕は、F6としてLIVEができることが、単純に嬉しかったです。舞台から派生した活動ができて、しかもツアーとして回れるなんて、なかなか経験できることではないので。正直、LIVEをするだけでもすごいと思うのに、4ヶ所も!僕ら、日頃から仲が良いので、6人で回れるというのがとても嬉しかったですね。

和合:ツアー会場名に、沖縄ってあったのを見た時はびっくりだったよね。

中山:ほんとですよ~。普通、1stLIVEでやらないから。成功したら、次はもっと遠くにも行ける!ってなるのに(笑)。

――初日に立った時点で、ツアーの成功は見えていましたか?

中山:豊洲のステージに出た瞬間が、一番いける!って思えた瞬間だったかもしれません。

和合:そうだね。東京の会場となった豊洲PITは、優貴からも「なかなか立てない場所だ」って聞いていたので。しかも、約3,000人が入るスタンディングで、まさかの1日2回公演ができたということは、僕らにとっても自信になりました。

中山:オープニングの曲が始まった時、お客さんからの歓声の圧がすごくて。ぶおおおっ!て、思わず後ずさるぐらいのパワーがあったんですよ。このままじゃ負けちゃうから、これを超えるぐらいのパワーでいかないとって思いました。気合いが入ったのと同時に、お客さんの楽しそうな笑顔がたくさん見えたので「この空間、すごく楽しい!」ってアガりましたね。

F6 1st LIVEツアー和合真一×中山優貴インタビュー_2

――演劇の中でステージに立つことと、LIVEはまた違った感覚だったのでしょうか?

中山:全然違いました!

和合:舞台と違って、LIVEは緩急なくずっと盛り上がりっぱなしなんだなと思いました。舞台では、お客さんから声援をいただくことってなかなかないじゃないですか。常に割れんばかりの歓声をくださるので、お客さん一人一人が舞台に立ってるんじゃないかと思うぐらい(笑)。それから、お客さんの前でやってみて初めて分かることも多かったね。「ここで歓声が来るんだ!」とか。

中山:そうだね。

和合:一番嬉しかったのが、僕と優貴は、F6の十四松&トド松としてRAP調のデュエットソングを歌ったんですけど、お客さんが自主的に合いの手を考えて入れてくれるようになったんですよ。

中山:そうそう!あれはびっくりした!!

――新曲として披露された「SWEET CUTE RAP-SODY」ですね。

和合:豊洲PITでの初お披露目の時は、まだなかったんですけど、どこから始まったんだっけ・・・。

中山:沖縄だったかな?

和合:僕らが歌っている最中に、突然超イイ感じの合いの手が飛んできたんですよ!

――MCなどで決めたものではなく、自然発生で?

和合:そうです。合いの手があったら嬉しいね、みたいな話はしていたんですが、セットリストや流れの関係で、演出上、事前にレクチャーする時間が取れなかったので、実現できないねという話になっていて。だから、思い描いていたことが急に実現したから、こっちもテンション、アガりまくりで!

中山:あれは本当に嬉しかったです。

――まさに“ライブ”ですね。新曲のペア曲はそれぞれ個性がありましたが、お二人の楽曲がRAP調というのはちょっと意外でした。

和合:振り切りましたね~。

中山:あはは(笑)。

和合:おそ松(井澤)とカラ松(和田)は熱いロック調、チョロ松(小野)と一松(安里)はギター演奏有りという中で、我々の曲はどんな感じなんだろう?アイドル調のかわいい系かな?とか思っていたら・・・まさかのRAP!

――RAPは意外でした?

和合:意外でした。だって、劇中でRAPをやったシーンは一つもないですから。

中山:確かにね(笑)。

和合:お互いを褒め合うような早口のラップだったので、他のペアより、歌詞が2倍ぐらいありました(笑)。これはもう、読んでいるだけじゃ覚えられないと思って、ひたすら耳で聞いて覚える感じでした。

中山:大変でしたが、十四松とトド松の個性がふんだんに盛り込まれた曲だなと思いました。かわいらしさもあり、でも、しっかりしているところもあり。3組それぞれ、皆の個性が分かりやすく出ていて、新しいチャレンジとしてふさわしい楽曲披露になったんじゃないかなと思います。

F6 1st LIVEツアー和合真一×中山優貴インタビュー_3

――F6は6人セットのイメージがありましたが、新しい可能性が生まれましたよね。

中山:そうですね。6人の個性が公演を重ねる中で出来上がってきたから、楽曲を作ってくださる方のイメージも広がったのかなと思います。

和合:でも・・・僕はペア曲に派生して生まれたある時間を“地獄の時間”と呼んでいましたよ(笑)。

中山:(爆笑)!!横で見ていて「天才だな・・・!」と思いましたよ。

――噂の、和合さん即興RAPの時間ですね(笑)。あれは本当にすべて即興で・・・?

和合:あれは、おのおの「ペア曲良かったね」と褒め合うトークタイムだったんですよ。その中で、おそ松(井澤)が「RAPが得意なんだ、じゃあやってみてよ!」と言い出して。そんなこと、台本のどこにも書いていないし、事前に何も話していなかったんですよ!ウソでしょ、と思ったんですが、最初の豊洲PITで・・・うまいことできちゃったんです。

中山:そう、きれーいにまとまってね!

和合:しかも、昼夜うまくいってしまったから「頭の回転早いじゃん!RAPできるじゃん!」みたいなノリで、和合、RAPできる、みたいな雰囲気になっちゃったんです。・・・できないのに!

――それは、えらいことに・・・!

和合:舞浜アンフィシアターの公演では、DVD撮影がありましたから「やるならお題だけは教えておいて」ってお願いしておいたんです。・・・なのに、本番では全然違うお題を言われて!!

中山:(爆笑)!!

和合:案の定マチネはやらかしましたよ、何も出てこなかった!確か、“ケルベロス”と“チュロス”というお題だったんですが。何それ!って頭が真っ白になりました(笑)。でも・・・それ意外はうまくいっちゃったんですよね。

F6 1st LIVEツアー和合真一×中山優貴インタビュー_4

――DVDに収録されているのは?

和合:舞浜公演の、夜公演のものが入っています。そんなにうまくいった方のものじゃないんですけど、まだ形は成していると思います(笑)。“ケロベロス”と“チュロス”は、リアルに出てこなかった・・・今は出てくるんですけどね!

中山:えっ、ウソでしょ?!

和合:今、やってもいいですか?

中山:即興で出てきたの?!才能に満ち溢れている・・・。

――紙面でラップを伝えるのは初めてです。お願いします!

*****和合さんのRAPタイム(LIVE会場で聞くつもりでお読みください)*****

和合:「ケロベロスよりも怖いもの それはお前を失うことお前ロス そんなお前と俺を繋ぐものチュロス!Yeah~!!」

*****和合さんのRAPタイム終了(LIVE会場からお戻りください)*****

中山:すごいんだけど!

和合:文面で読むと、意味が分からないかもしれないんですけどね(笑)。今、突発的に出てきたのがこれでした。

中山:すごいな、取材でRAPする人初めて見た・・・。

――私も取材でRAPをしていただいたのは初めてです・・・。舞浜アンフィシアターの昼公演に参加されていた方にとっては、ここでリベンジですね。他の会場でやったものも覚えていらっしゃいますか?

和合:基本、何を言ったか全然覚えていません!でも、ファンの方がTwitterのリプライとかで教えてくださったんですよ。自分でもすごいなと思ったのが、“餅太郎(※駄菓子)の濃い味”というお題をやった時。

中山:お題がそもそも単語じゃない(笑)。

和合:“餅太郎”をヤキモチ、“濃い味”を恋とかけて「恋とはなんだ この恋だ 君の瞳にヤキモチやくぜ」と作ったみたいです。それから「俺にとって即興RAPなんてなんとでもなるさ 魔法の言葉はなんくるないさ 皆の声は俺にとってのカンフル剤さ」とか。

中山:何回聞いてもマジすごい。よく出てくるなぁ。

和合:「ゴーヤのようにほろ苦い俺ど~や お前と俺をチャンプルすれば最高の一品や 俺とお前が一緒になるってそれどんなギャンブル? でも皿の中では最高のカップル!」とかもあったみたいです。

中山:教えてくれたお客さんもよく覚えてるな(笑)。

和合:そうだね。本人は全然覚えていない(笑)。

――こうなってくると、もはや特技の域に・・・。

和合:特技と書いてはダメです。頭が回らない時もあるから。この時はすごかったと、自分でも思いますけど。でも、ホント、無理!おこ!

中山:絶対、またやる機会あるね(笑)。

――SNSなどを通じて、ファンの方の声をよくご覧になっているんですね。

和合:はい、全部見てます。

中山:僕も、いただいたもの全部見ています。

和合:最近は、絵をプレゼントしてくださったり、Twitterのリプライとかでも画像をいただいたりするんですけど。

中山:みんな上手だよね~。俺、見るのすごく好き。

和合:素敵だなと思ったものは、F6の皆でも共有して見たりしています。

――この先、またF6として何かできるとしたら、どんなことをやってみたいですか?

和合:とりあえず、RAP以外だったらいいです。

中山:新曲もまたRAPだったりして(笑)。

和合:やってみたいこと・・・F6で番組とかやってみたいですね。F6はなんでもできちゃいますから、今までNGとされてきたものを全部解禁しちゃう、みたいな(笑)。いろんな番組をF6がやったらこうなる、みたいなパロディ仕立てとかも、おもしろいかも。

中山:それ、いいね!

和合:それから、1stLIVEの中でも宣言した冥王星LIVEを再現してみたり。お客さんはスライムみたいな宇宙人をCGで作って・・・。これぜひ、(企画・立案)和合で上層部に提案お願いします。

中山:リアルだ(笑)。

和合:優貴は?

中山:またLIVEができるのであれば、今回ペア曲とはまた違った組み合わせで、「この組み合わせでやるの?」という意外性が見せられたらいいなと思います。

和合:それも実現できたらいいね。

F6 1st LIVEツアー和合真一×中山優貴インタビュー_5

――DVD&Blu-rayとCD発売、クリスマスのリリースイベント、年末には『STAGE FES』への参加なども控えています。これからもF6のご活躍を楽しみにしております。

中山:これからもF6は、今までなかったようなこと、F6にしかできないことをやっていこうと思っています。ツアーにも「1st」とついていたので、「2nd」も・・・?もし、実現することがあれば、1stツアー以上に、皆様を夢の世界へお連れしますので!年末は、また皆さんにお会いできる機会もありますし、映像としても発売されますので、F6をたくさん堪能してください!

和合:F6って、なんでもできちゃう存在なので、可能性が無限大なんですよね。これからも、皆様の前にどんどん立っていきたいという気持ちが強いので、舞台もそうですし、イベントなどもそうですし、一緒に過ごしていけたらと思っています。まずは今年のクリスマスや大晦日など、特別な日を僕たちにくれてありがとう(ハート)。これからも応援よろしくお願いします。

◆商品情報
F6 1st LIVEツアー「Satisfaction」Blu-ray&DVD
【発売日】2018年12月21日(金)
【価格】Blue-ray:9,504円(税込)、DVD:8,424円(税込)
【初回仕様】特殊ケース&スリーブケース
【封入特典】F6ジャケットステッカー

CD Album:F6 1st ALBUM「Satisfaction」
【発売日】2018年12月21日(金)
【価格】3,024円(税込)
【封入特典】12Pブックレット、F6スタッフパス風サテンステッカー

セレクションディスク「おそ松さん on STAGE ~SIX MEN’S LIVE SELECTION~」
【発売日】2019年3月29日(金)
【価格】DVD CD付特装版<DVD2枚組+CD>:8,424円(税込)、DVD:<DVD2枚組>6,264円(税込)
Blu-ray CD付特装版<Blu-ray2枚組+CD>:9,504円(税込)、Blu-ray<Blu-ray2枚組> :7,344円(税込)

(C)赤塚不二夫/「おそ松さん」on STAGE製作委員会

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