『DAYDREAM BABYS*』松岡充&荒木宏文&平田裕一郎インタビュー!「この夏、僕たちと一緒に“ライブ”を楽しもう!」


松岡充が贈る新型バラエティープロジェクト『DAYDREAM BABYS*』がいよいよ始動! 芝居あり、LIVEあり、コントあり、オトコたちが全力で挑む公演がついに開幕。

2016年6月中旬、本作品の出演はもちろん企画者である松岡、出演の荒木宏文、平田裕一郎が集結。新プロジェクトに向けての熱い思いを語っていただきました!

『DAYDREAM BABYS*』キャストインタビュー

――まずは、今回、新型バラエティープロジェクト『DAYDREAM BABYS*』を発案したきっかけについて聞かせてください。

松岡:僕が主演した舞台『私のホストちゃん~血闘!福岡・中洲編~』で共演した皆と、作品、役を飛び越えたつながりができて、チーム感というものを感じて。その力をもって、新しい作品に臨むってことをやるべきじゃないかなって思ったのがきっかけですかね。チーム感って、なかなか作ろうと思って作れるものじゃないし、もちろん、舞台の上でそれを可能にするのが僕らの仕事ではありますけど、舞台が終わった後も彼らのクリエイターとしての力、表現者としての力というものをもっといろんな人たちに知ってほしいと思った。だから彼らと「また何かをやりたいな」と。

荒木:なるほど。

平田:そうだったんですね!

松岡:僕がまだ『私のホストちゃん』をやっていたら今回はなかったと思うけどね。あと、みんなそれぞれ色んな経験をしたりするなかで、苦手だったりしんどかったりすることが少なからずあると思うんです。そうしたストレスは作品を創る上でいいことでもあるんだけど、逆に、ノンストレスな環境で仲間たちが集まって、ノリでやっちゃうことの面白さもある。特に音楽、ライブはその究極形だと思うんだけど、それをこのチームでやったら面白いなと思って。もちろんオーディエンスや観客の皆さんに見せるエンターテインメントではあるけど、この『DDB』では、一番楽しむのは僕らかも(笑)。

『DAYDREAM BABYS*』キャストインタビュー_2

――荒木さん、平田さんは最初に今回の話を聞いてどう思いました?

荒木:一番最初は、「松岡さんが夏に何かをやろうとしてて、荒木さんに声が掛かってます」っていうすごく漠然とした話を聞いて・・・でも「やります!」ってすぐに言いました。僕自身、「松岡さんがやろうとしているものが面白くないわけがない」と思っていましたし、まだ具体的に内容が決まっていない段階から声を掛けてもらえるのがすごく嬉しかったです。“みんなが集まれる場所”というのも、少しずつ内容がわかってきて、この作品だからこそできることなんだろうなって。本当にノンストレスでできるというか、やろうとしていることを面白がってできる仲間で、こうして集まれる場所だからこそできる作品のような気がします。

平田:僕も荒木君と一緒で、たくさんいる『ホストちゃん』のキャストの中から松岡さんが呼んでくれたっていうのがすごく嬉しかったです。松岡さんとお仕事するのは3度目なんですけど、松岡さんはいつも僕に「こうしたほうがいいよ」って、僕が気付かなかった魅力を引き出してくださるんです。いつもすごく的確で、本当に感謝しています。今回も自分ではわからなかった魅力を松岡さんが引き出してくれると思うので、すごく楽しみです。

――現段階ではお芝居、コント、ライブとバラエティに富んだ内容になると聞いていますが。この構成も松岡さんが決められたんですか?

松岡:実は最初はそこまで考えてなくて、「みんなで集まれば何かできるよね」っていう軽いノリで(笑)。でも、村上大樹さん(構成・演出)や、鈴木おさむさん(芝居台本)が協力してくれることになって、僕がやってるバンドで長年連れ添ってきたギターの豊田和貴も、「いつか一緒にやろうね」ってずっと言ってくださってた恩田快人(元JUDY AND MARY)さんも参加してくれることになったので、いろんなジャンルのエンターテインメントができるようになったんです。荒やん(荒木の愛称)も(平田)裕一郎も、僕の目線で二人の魅力を最大限に出せたなと。芝居や歌を含めたいろいろなファクターを集めて、ひとつのステージでよりわかりやすく見せたい。出演キャストのそれぞれのファンの方に「わかってるじゃん松岡さん!」って思ってもらえるようにね。

荒木&平田:(笑)

松岡:「荒やんのことわかってる!」「裕一郎のことほんとよく見てる」っていうところを僕はしぼり出せると思うし、そこが僕が一番やりたいこと。僕は出演者でもあるけど、荒やん、裕一郎、(五十嵐)麻朝、真緒の4人に最高のパスを出し、4人は一番得意なキックでシュートを決める、ということを中心に考えています。もちろん日替わりゲストに対してもそう。それぞれのキャラクターのなかで一番見せたい部分を踏まえたアシストができればいいな。日替わりゲストもすごいメンツだし、12公演じゃ足りないぐらい。正直、次もあるだろうと今から期待しています(笑)。

『DAYDREAM BABYS*』キャストインタビュー_3

――お二人は、この公演でどんな部分が引き出されそうだと思いますか?

荒木:最近、「意外なところを突きたい」って思う人のほうが多いですよね。「今まで見たことのない」を見せるためにこの役をやってほしいって言われることがありますけど・・・・・・。

松岡:・・・わかる(笑)。それが僕は理解できない。だって荒やんなら、「荒木宏文」っていう個人が良くて大好きな人がたくさんいるわけじゃない?なのに、それを消して見たことのない一面を見せてどうするの?って、もったいないじゃんって僕は思うんですよね。僕自身「松岡充」っていうキャラクターを消してこれになりきってほしいとか言われることもあるんですけど、それなら僕じゃなくていいじゃんって思う時がある。今回は、その考えの真逆だよね。「荒木宏文でしょ、これが!」と言えるような、“平田裕一郎”っていう看板を本人が持ってるくらいなことをやりたいですね。

荒木:そうなんです!一人ひとりが持っているタレント表現者としての魅力を全面に出したエンターテインメントができるって、僕らからしてもすごくありがたいことですし、自分磨きになる重要な時間だと思うんですよね。プレッシャーになることもあるけど、ちゃんと自分と向き合える瞬間でもあるので、そういう意味では、いち芸能人表現者としてやりがいのある作品だなと思っています。

平田:僕は普段、裸で舞台に立っちゃうみたいな感じがあって・・・、松岡さんに「裕一郎、もっとこうしたらいいよ、かっこよく見えるよ」って言われるんですけど(笑)。髪型一つとっても、松岡さんの手にかかると「僕ってもっとキラキラになれるんじゃないか?」って(笑)。こういうこと一つで人は変われるし、自信が持てるんだっていうことを毎回気づかせてもらってます。松岡さんや荒木くんと一緒にいると、「自分がどう見えているかわかってる人ってこんなに輝くんだ」って思うんです。芝居とか作品以外でも、そういうところを吸収できたらなと思ってます。

荒木:今回の企画って、松岡さんだからできることなんだと思います。チラシ撮影の時からそうでしたけど、「自分がやりたいことを自由にやっていいよ」って言ってくれる。そう言えるのって、どうなってもまとめられるぐらいの、相当な自分のキャパがないとできないことだと思うんです。

平田:(拍手)

松岡:(笑)

――松岡さんは責任重大ですね。

松岡:いやいや。もともと、すごいスキル、ポテンシャルを持ってる人たちがこうして集まってくれたからです。普段は話してたら気のいい兄ちゃんだけど、ステージに立てば、決して真似できない空気感というのをみんな持ってる。そこを見せたいし、それをオーディエンスにも一緒に見て楽しんでほしい。『ホストちゃん』のいいところって、その“一緒に”という共有できる部分だったと思うんですよ。観客の皆さんも自分たちの力で変えられる、一緒に育てるっていう醍醐味が『ホストちゃん』の柱でもあったから、それはこの『DDB』にも取り入れたいなと思ってます。

『DAYDREAM BABYS*』キャストインタビュー_4

――お二人は、ライブステージで松岡さんと共演することもかなり楽しみなのでは?

荒木:そうですね。僕は超楽しみです!ドキドキします!

平田:「えっ!松岡さんのコーラスをやらせてもらえるんですか?」ってミーハー心もあるし、僕の必殺技が増える気がしています。

――ライブで披露する曲はオリジナル?

松岡:何か考えたいですね。僕がプロデュースした荒やんの「STELLAR」って曲もあるけど、曲からフィーチャリングした物語性というものも欲しいなと思ってます。でも公演時間にも限りがあるから、それぞれのコーナーをなるべくタイトにしないといけないし・・・・・・。どうせなら、12パターンつくるか!毎公演違う内容で(笑)。

荒木&平田:(爆笑)

『DAYDREAM BABYS*』キャストインタビュー_5

――本番になるまでどうなるかわからないですね!最後に、楽しみにしている皆さんへのメッセージをお願いします。

荒木:僕たちがそのまま自分らしくいる、こう見せたいんだという意志が伝わる瞬間が多い作品になると思うので、ファンの方たちはたぶん「あ、こんな一面があったんだ」とか、「ああ、荒木くんだな」「平田くんだな」って思うんじゃないかと。同性が見ても、自分らしく堂々といる瞬間が一番共感できる部分だったりすると思うし、今回の僕らを見て「こいつら男としてかっこいいな」って言ってもらえる作品になるんじゃないかな。これをきっかけに「生で見る面白さ」を伝えられたらと思います。

平田:客席も異色な空間になりそう。お客さんも一つになって新しいものが生まれると思います。この夏に、松岡さん、荒木くんと新しい何かを生み出すことができるのがすごく楽しみです。絶対に暑い夏になると思うので、一度この作品に触れてほしいです!

松岡:フライヤーひとつとっても、面白そうな感じがしませんか?「人間が生きてて面白いことってなんだろう?」と考えた時、初めに思いつくのは僕は“仲間”なんですよね。仲間が集まってるだけで面白そう。例えば、街中で知らない人が「イエー!!」って盛り上がってるのを見たら楽しそうじゃないですか。これは作品なんだけど、そこで生まれたつながり、仲間、絆というものを垣間見れるというか、客席の皆さんも『DDB』の世界に入って感じることができる。絶対に客席を置いてけぼりにしない作品を創りますのでぜひ観に来てください!

『DAYDREAM BABYS*』キャストインタビュー_6

◆『DAYDREAM BABYS*』公演情報
<スタッフ>
構成・演出:村上大樹
芝居脚本:鈴木おさむ

<キャスト>
荒木宏文 平田裕一郎 五十嵐麻朝 真緒/松岡充

Special Guest Musicians
Bass:恩田快人(ex JUDY AND MARY)
Guitar:豊田和貴(SOPHIA/MICHAEL)

【東京公演】7月27日(水)~7月31日(日)赤坂BLITZ
【大阪公演】8月12日(金)~8月14日(日)なんばHatch

(撮影/原地達浩)

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