舞台『弱虫ペダル』The Cadence!島村龍乃介インタビュー「坂道と一緒に成長したい」


2022年、舞台『弱虫ペダル』がシリーズ誕生10周年を迎えた。この10年、様々な俳優が全力で走り、ゴールを目指して物語を繋いできた。そして、今回から物語は冒頭へと戻る。総監督・脚本に西田シャトナー、演出に鯨井康介を配し、再び熱いレースが幕を開ける。

出演者の顔ぶれも、ガラリと変わった。主人公・小野田坂道役に抜擢されたのは島村龍乃介。島村は、これが初舞台&初主演となる。演出の鯨井が「一目惚れ」したという島村が、どう作品を向き合っているのか。話を聞いた。

(取材・文・撮影/エンタステージ編集部 1号)

演出・鯨井康介が「一目惚れ」で大抜擢

――舞台『弱虫ペダル』シリーズ10周年に行われる公演で、新しい展開を迎えるペダステの小野田坂道くんに抜擢されました。役が決まった時のご心境は?

全然信じられなかったです。正直、僕の中ではオーディションが終わってすぐ、きっとダメだっただろうなぁと思っていたので、マネージャーさんから「舞台『弱虫ペダル』への出演、決まったよ」と連絡をもらった時はすごくびっくりしたことをよく覚えています。

「え?」「坂道くんってことは、主演?!」と、信じられないまま情報が発表されて、ビジュアル撮影をして、チケットが発売されて、ワークショップが始まって・・・と、少しずつ、本当に僕が坂道くんを演じるんだと実感がわき始めました。

――今回、演出をされる鯨井さんは「一目惚れ」だったそうですよ。

一目惚れ・・・一目惚れしてもらえるって、なかなかすごい経験ですよね。ほかの人と、服装の感じが違ったからかなあ(笑)。この舞台『弱虫ペダル』のオーディションは、みんなスポーティーな格好の方が多かったです。「動きやすい私服」っていう指定があったんですけど、僕は普通の格好で参加していました。あっ!これです、今履いているジーパンで参加していました(笑)。

――坂道くんは、もともとスポーツに親しみがあるところから始まるキャラクターではないから、それはすごく正解だったのかも。ご自身として、坂道くんに惹かれるところはありますか?

漫画を読んだ時から、坂道くんのまっすぐな姿がすごくかっこいいなと思いました。個人的にも、「弱虫ペダル」で好きなキャラクターを選ぶとしたら坂道くんです。彼は自分が好きなことを突き通せる人だと思うんです。坂道くんも、自分の思ったことは曲げない。そういう諦めない姿勢が坂道くんの魅力なんだろうなって思っています。

ウェルカムレースは一番好きなエピソード

――原作の中で、好きなエピソードはなんですか?

今泉くんと最初に出会うシーンも、鳴子くんと出会うシーンもすごく好きなんですけど、その3人で一緒に走れるウェルカムレースが一番好きなんです。坂道くんって、本当に短期間でめちゃくちゃ成長するじゃないですか。その過程から結果まで含めて、すごく坂道くんらしいなと思うエピソードだと思うんです。経験者の今泉くんも鳴子くんも、坂道くんに背中を押されているような瞬間がある。坂道くんのそういう「強さ」も垣間見える気がして、すごく好きです。

――10年前の初演の映像などはご覧になりましたか?10年前の初演は、舞台写真が出た瞬間などすごくざわざわしたんですよ。

10年前、前情報がない段階でざわざわしたっていうのも、すごく分かります。でもそのざわざわって、僕にとっては「この舞台、おもしろいぞ~!」っていうウキウキでした。ワークショップを受けさせていただいた時も、自分がやるんだと思ったらすごく楽しくて。

例えば、人間が自動販売機やガードレールを体現するっていう発想がすごいじゃないですか。映画とかドラマだったら、人間が自販機を演じるってちょっとおかしいと思ってしまうんですけど、演劇だとそれができてしまうのが、すごく不思議です。これが演劇的な楽しみなんだ!と思いました。

――演出の鯨井さんは、どんな印象ですか?

「みんなで作っていこう」という空気をしっかり作ってくださる方だなと思っています。それは多分、鯨井さんご自身が手嶋純太役として参加されてきたからだと思うんですけど。すごく話しやすいですし、みんなの意見も含めて考えいってくれるんです。

あと、「楽しめばいいよ!」「最高!」って言ってくれますね。僕は、そう言われると逆に「大丈夫なのかな?」って思ってしまうタイプなんですけど(笑)。不安になりながらも、楽しく過ごさせていただいています。

――ペダステは約10年かけて2年間の物語を描いてきました。舞台で「はじまりの坂道くん」を演じるのは、村井良大さん以来になりますね。

あっ、そうか・・・。坂道くんはいろんな方が演じていらっしゃいますが・・・そうか、そういう意味では、そうですね・・・!

――あまり意識はされてなかったです?

していなかったです。先輩方が今まで繋いできたバトンも引き継ぎたいですし、キャストもガラッと変わっていますので、今のこの僕たちだけにしか見せられないものを作りたいと思って、やってきたので・・・。

体力に自信あり!ペダステを通じて成長していく姿が楽しみ

――何も知らない状態から自転車レースにどっぷりハマっていく坂道くんのように、島村さんが「ペダステ」を通じて俳優さんとして成長されていくのが、すごく楽しみです。

はい!僕は、初舞台というだけでなく、お芝居の経験も浅いので、この作品を通じて成長できたらと思っています。坂道くんが高校に入ってイチから自転車とともに成長していくように。今回、物語も最初からまた始まるので、ちょっとでも興味あるなと思っていただけたら観に来てほしいです。僕を含め、とにかくみんなが全力で走りますので!

――体力に自信はありますか?

あります!僕たちの本気の熱量を感じていただけるように、がんばりたいと思います。よろしくお願いします!

 

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舞台『弱虫ペダル』The Cadence!ペダステ10周年記念イベントに歴代キャストも参加

舞台『弱虫ペダル』The Cadence!公演情報

上演スケジュール

【東京公演】2022年7月5日(火)~7月10日(日) シアター1010
【大阪公演】2022年7月16日(土)~7月18日(月・祝) COOL JAPAN PARK OSAKA TTホール

スタッフ・キャスト

【原作】渡辺航「弱虫ペダル」(秋田書店「週刊少年チャンピオン」連載)
【総監督・脚本】西田シャトナー
【演出】鯨井康介
【音楽】manzo
【作詞・歌】桃井はるこ
【レース演出協力】河原田巧也

【出演】
小野田坂道役:島村龍乃介 今泉俊輔役:砂川脩弥 鳴子章吉役:北乃颯希 巻島裕介役:山本涼介 金城真護役:川﨑優作 田所迅役:滝川広大/
福富寿一役:髙﨑俊吾 荒北靖友役:相澤莉多 東堂尽八役:フクシノブキ 新開隼人役:瑛 真波山岳役:中島拓人/
パズルライダー監督:伊藤玄紀 パズルライダー:村上渉 田上健太 山口拳生

【公式サイト】http://www.marv.jp/special/pedal/
【公式Twitter】@y_pedalstage

(C) 渡辺航(秋田書店)2008/舞台『弱虫ペダル』製作委員会






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