【逸材フラゲ!】『蟻地獄』で初主演!髙橋祐理ってどんな人?100%されるがままから佐藤流司に惚れ込み飛び込んだ俳優の道


舞台を観て”気になるあの人”を直撃する企画「逸材フラゲ!」。第4回は、舞台『蟻地獄』で初主演を務める髙橋祐理さんに注目!髙橋さんは、HiGH&LOW THE LIVE、三代目 J Soul Brothersのライブ「METROPOLIZ」「UNKNOWN METROPOLIZ」にサポートダンサーを経験され、高校3年生の時に男子高生ミスターコン2018で北海道・東北エリアグランプリ、決勝で審査員特別賞を受賞されました。

そして、2019年にはミスターコン2018ファイナリスト7名で結成されたダンス&ボーカルグループ「Zero PLANET」へ加入。2020年2月に『27 -7ORDER-』で初舞台を踏んだ。あとは、『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』Rule the Stage -track.3-、『青空ハイライト』~from主役の椅子はオレの椅子、舞台『FAKE MOTION-THE SUPER STAGE-』など、出演が続いています。

現在、20歳(6月8日にお誕生日を迎え21歳に)。6月4日(金)から上演される舞台、お笑いコンビ「インパルス」の板倉俊之さんの小説を原作とした舞台『蟻地獄』で、初めての主演舞台に挑みます。実は本作、コロナ禍の影響で1年延期となっていました。

人生には、1回しか訪れない時が多々あります。1年の時を経て、まさに今、そんな瞬間を迎えようとしている髙橋さんについて深堀りしました。

100%されるがままから始まった、エンターテイナーへの道

――もうすぐ21歳を迎える髙橋さんの、現在へのルーツをお伺いできますか?

もともとは、小学校からやっていたダンスがきっかけだと思います。「EXPG」札幌校という、EXILEさんが開校しているダンススクールに通っていまして、在籍中からアーティストさんのサポートで全国を回って踊らせていただいたりしていたんです。その中で、人前に立って何かパフォーマンスするという立場に憧れを持ちました。

――小さい頃から踊るのは好きだったんですか?

僕、小さい頃から目立ちたがり屋だったんです。ちょっと、イタい子どもで(笑)。ダンスに触れることになったのは、お母さんが「オカザイルさんが大好き」だったことがきっかけです。

――EXILEさんではなく、オカザイル?岡村隆史さんじゃなくて、オカザイル?

どちらでもなく、オカザイルさんです。で、ある日、突然車に乗せられて連れていかれたのが、EXPGのスクールだったんです。「あんた、ダンスやらない?」とか言われることもなく。僕は「ここはどこ?」状態でした。

お母さんが、勝手に見学会のようなものに申し込んでいたんですね。しかも、ただ見学するだけかと思ったら、「やっぱり体験してみないと分からないから一緒にやってみよう」と先生に声をかけられて・・・。上手な子たちに囲まれながら、裸足で踊らされたのをよく覚えています(笑)。

――自らの意思ではなく、気づいたら始めることになっていたんですね。

100%されるがままでした(笑)。でも、突然投げ込まれた状態だったんですが、初めてやってみた時に「楽しいな」と思ったんですよ。上手く踊れると、先生が褒めてくださったので。僕、褒められて伸びるタイプなんですよ。だから、褒められるともっとがんばっちゃって。その時、同時に空手もやっていたんですけど、いつの間にかダンスの方が空手よりも好きになってしまって、ダンス一本を続けることになっていました。

――目立ちたがり屋さんだったというのも、ダンスで注目されるというのにはピッタリだったのかもしれないですね。

そうですね。それから、負けず嫌いなところもあるので、やるなら上手くなりたい!という思いが強かったのかもしれません。何より、両親がそういう性格なんですよ。常に負けたくない!という姿勢で。何に負けたくないのかはよく分からないんですけど(笑)。僕が誰かに負けてたりすると勝つまでやらせる、みたいな感じの教育方針だったので、それが染み付いちゃったのかもしれないですね。

――2018年、男子高生ミスターコンテストに参加されていますが、それは?

それは、僕の友達が勝手にエントリーしていたんです。知った時は、おいおいって思ったんですけど、そのミスターコンの北海道・東北地区を管轄していた人が、ダンサー友達だったんです。友達が勝手に送ったあとに「祐理、受けてくれるの?」って連絡をくださって・・・言えないじゃないですか、友達がふざけて送ったなんて・・・。「あ、はい・・・」って言ったら、受けるだけ受けてみることになってました。

でも、ミスターコンを受けていなかったら、多分芸能界に入っていなかったんで。今思えば、友達が送ってくれてよかったなと思っています。

――意図せずとも、節目節目で背中を押してくれる方と出会っているんですね。

そうですね。・・・ちゃんと振り返ってみると、自主的なもの一個もないな(笑)。

『NARUTO -ナルト-』で佐藤流司に一目惚れ・・・初めて芽生えた「やりたいこと」

――(笑)。では、俳優をやろうと思ったのは?

お芝居をやってみたいと思ったことはなかったんです。でも、お芝居をしている人を見るのは好きで。物心ついた頃から、ずっと水戸黄門の真似ばっかりしていました。「助さん、格さん、こらしめてやりなさい!」って。今思えば、その時から殺陣やアクションにも興味を持っていましたね。

自分が芝居をするということもないのに、映画とか観ながら「自分だったら、ここはどういうお芝居をするかな」とか、勝手に妄想しちゃう癖があって。自分はお芝居が好きなのかな?と心のどこかでは思うことはあったんですけど、実際にそれを表に出す機会もなく。

ミスターコンを受けたことをきっかけに、事務所に所属して芸能界に入ることになったんですけど、その時に初めて生で、ライブ・スペクタクル『NARUTO -ナルト-』を観たんです。その時、うちはサスケ役を演じてた佐藤流司さんに一目惚れしちゃったんです・・・そのお芝居に。

流司さんのお芝居を観てから、「この人みたいになりたい」「自分も舞台に立って、流司さんと共演したい」という思いが出てきて、自分もお芝居もやりたいと事務所さんに相談して、どうすればいいか、一緒に考えてもらいました。

――お芝居は、自主的にやりたいと思ったことだったんですね。

確かに、お芝居に関しては自分からやりたいって言いました。振り返ると、本当に自分からやりたいと言ったのはお芝居だけかもしれない・・・。そこから、2,5次元舞台をたくさん観るようになって、大好きになりました。それから、流司さんが出ているドラマやバラエティ番組も全部チェックしていました。

――髙橋さんはTVドラマ『貴族誕生 -PRINCE OF LEGEND-』で俳優デビューされていますが、佐藤さんも出演されていましたよね?

そうなんです。初めて、一度お芝居を経験してみようという意味で出演させていただいた作品に、流司さんがいらっしゃって。僕は、初めての現場で流司さんとご一緒することができたんですよ。もう・・・死ぬかと思いました。

しかも、楽屋が一緒だったんですよ・・・。楽屋入ったら、流司さんが座っていらっしゃったんですけど、最初は話しかけられなくて。でも、チャンスは逃せないなと思ったんです。だって、もしかしたら最初で最後かもしれないじゃないですか。

だから、がんばって話しかけて「流司さんに憧れてこの業界に入り、芝居を始めようと思っています!」って言ったら、すごく気さくに「マジ?じゃあ、今度ご飯行こうよ」って言ってくださって。流司さん、こんな無名の、これからデビューするような人間にも、めちゃめちゃ低姿勢なんですよ。そういう人間性も素晴らしいなと思って・・・それで、もっっっと惚れちゃいました。

――(笑)。今度は、芝居で共演したいですね。

そうですね。いつか、流司さんと共演・・・掛け合いをしたいんです。お芝居を通して。その目標はまだ果たせてないので、いつか果たせたらなって思っています。一緒にいて恥ずかしくない芝居ができるようにもっとレベルアップしてから、誰しもに認められるような実力をつけて、いつか共演させていただきたいというのが夢です。

初舞台で挫折味わう中、舞い込んだ“主役”の話「・・・大丈夫?」

――今、俳優の道を歩き出してみて、どんなことを感じていますか?

僕、初舞台として立たせていただいたのが『27 -7ORDER-』という作品だったんですが、かなり挫折を味わったんです。「自分にはセンスがないのかな」とか、「向いてないんじゃないかな」とか・・・。周りは素晴らしい方ばかりというのもあってプレッシャーもあったんですが、声も全然出なかったし。

結構落ち込んだりしたんですが、その後にも『ヒプノシスマイク -Division Rap Battle-』Rule the Stage -track.3-や『青空ハイライト』への出演機会をいただきました。ヒプステはダンスやラップをするシーン多かったので、関西弁以外は、そこまで指摘を受けるようなことはなかったんですが、『青空ハイライト』を経験できたことはすごく大きかったですね。

『青空ハイライト』は、『主役の椅子はオレの椅子』(以下、オレイス)というオーディション番組の結果が配役に大きく影響していたんです。主役の椅子は取れなかったんですが、僕、かなり出番の多い役をいただけたんですね。ずっと舞台上にいるし、ずっと怒ってるし、みたいな役で、初めてたくさん台詞を覚える機会になりました。オーディションから見てくださっていた丸尾丸一郎さん(劇団鹿殺し)に、「成長しているね」って言ってもらえた時は嬉しかったですね・・・。僕、褒められて伸びるタイプなので(笑)。その時、もっとお芝居をやっていきたいなと思いました。

――『オレイス』を経て、主役への思いは変わりましたか?

僕、舞台のビジュアル作りが大好きなんですよ。ポスターの真ん中にいる、というのが夢だったんです。だから、『オレイス』も最初は「ビジュアルの真ん中に映るんだ!」「ここで主演になって、真ん中に写真を載せてもらって、でかいポスターを親に送るぞ!」「いっぱい取り上げてもらって、バズって、SNSのフォロワー伸ばすぞ!」みたいな単純なことしか考えてなくて・・・(笑)。

実際に主役を掴み取ったのは、三浦海里くんで。僕は死ぬ気で主役を取りに行っていたので、最初は悔しい思いでした。

でも海里くんの自然な居方とか、自分らしくいる姿を見ていたら、目が覚めたというか。ちょっと恥ずかしくなったんですよ。だからといって、負けず嫌いな部分とか、強い意志をなくすということではないですよ?自分らしくがんばればいいんだって思ったんです。

言ってしまえば、作品や役との出会いって運命じゃないですか。運も実力のうちだし、主役は取れなかったけど、いつかどこかで、僕を主役として使ってくださる機会が訪れたらいいなという思いに変わりましたね。

主役をやらせていただく機会が1年延期になったことは運命的

――今、その機会がすぐに巡ってきているわけですが、実は、本当は『オレイス』の前にこの『蟻地獄』の主役を務める予定だったんですよね。

そうなんです。でも、コロナの影響で延期になっていました。それもあって、より一層『オレイス』の主役を取りたいという思いも強くなっていたんですよ。『オレイス』は、主役の舞台のあとに、主演の映画にも出演させていただけるという機会だったので。『蟻地獄』の復活公演も決まっていたから、『オレイス』で一番になれれば、うまくいったらデビュー2年目で主役の作品が3つできるぞ!って。

代表作がこれだけ一気にできれば、親にマンション買ってあげられるようになるぞ、と意気込んでいたら落ちました(笑)。

――(笑)。『蟻地獄』の原作者でもある板倉さんが、髙橋さんを見て「原作のままだと思った」とおっしゃっていましたが、主役のオファーが来た時のお気持ちは?

めちゃくちゃ嬉しかったです。お話をいただいた時は、まだ1回しか舞台を経験していないタイミングだったので。『27 -7ORDER-』が終わってすぐ、事務所に呼び出されて「オファーが来ているよ。ちなみに主役ですよ」って教えてもらったんですが・・・また舞台に立てる喜びの前に、「えっ、主役ですか?!」って聞き返しちゃいました。

嬉しかったんですけど、大丈夫?という気持ちが先に立っていました。もちろん、俳優になりたいと思った時から主役をやることは目標でしたけど、自分が考えていたタイミングよりだいぶ早かったですし、自分が挫折した舞台を観てオファーしてくれたと思ったら、不安が先に立ってしまって。

だから、今思えば主役をやらせていただく機会が1年延期になったことは運命的で、僕にとってはよかったのかもしれないと思っています。延期になっている間に、いろいろ経験させていただくこともできましたし。あのまま立っていたら、絶対に今よりも僕の芝居は初々しかったと思うので。たった1年かもしれませんけど、少しでも経験を積んだ上でこの『蟻地獄』の主役をやらせていただけるということで、努力をすれば変われるんだというところを見せたいし、自分でも感じたいです。

――お稽古の中で板倉さんとはどんなコミュニケーションを?

よく、二人で板倉さんの車に乗せていただいて二人でおしゃべりするんですが、その時に「主演が祐理ちゃんでよかったよ~」ってよく言ってくださるんです。本当に思ってますか?冗談?と分からないところもありつつ(笑)。褒めていただけているので、安心して取り組めています。

強敵こそ調べるじゃないですか――

――役作りはいかがでしたか?

僕が演じる二村孝次郎は、かっこよくて、かわいくて、すごく人として魅力のある人なんですけど、めちゃめちゃヤンキーなんですよ。僕、ヤンキーの経験がないんですよね…。普段から悪い言葉を吐いたりすることもしてこなかったので、自分にできるのか不安があって。

だから稽古に入るまで、ヤンキーものとかヤクザものの映画を見漁りました。ほかにも、ヤンキーが友達同士でふざけて撮影した喧嘩動画がYouTubeに上がってるの見つけて見たりとか、自分の住んでる地域にたむろしてるヤンキーを帰り道に観察したりとか。いろいろやりました。それに意味があったのかは、正直分からないんですけど(笑)。

そういうリアルなイメージを頭に入れてから漫画を見て、表情とか、口調とか、イメージして擦り合わせていきました。頭で考えていることを自分の中に落とし込むのはちょっと大変だったんですけど、板倉さんに「怒ってるところとか喧嘩のシーンとかがめっちゃくちゃかっこいいよ」と言っていただけたので、勉強しておいてよかったなって思いました。

――髙橋さん、勉強熱心ですね。

不安が先に立っちゃうんです。知識ゼロでいるのは怖くて。やっぱり、強敵こそ調べるじゃないですか。誰でもそうだと思うんですけど。自分に経験のないものだと特に。

『蟻地獄』は、漫画化はされていますが、アニメにはなっていないので、動きや声は読み手が自由にイメージができるじゃないですか。いろんなイメージがあるけれど、その共通する部分にできるだけ近づきたいという思いはあって。僕自身も、漫画を読みながら登場人物全員のイメージができちゃっていたんですけど、稽古をしていると、共演者の皆さんが本当にイメージどおりで。俳優さんってすごいなあって、改めて思いましたね。

――今、座長という立場で稽古を体験してみてどんなことを感じていますか?

あんまりイキらないように・・(笑)。というか、座長って座組の空気をまとめる力とかも必要だと思うんです。でも、今の僕がやっても「主演だから調子に乗ってる」みたいになっちゃうと思ったんです。実際、そんな風に思う方はいないと思うんですけど、フラットでいようと思いました。

それから、僕人見知りなんですよ。目つきも悪くて静かなタイプなので「僕人見知りなので怖くて話しかけられませんでした、話せてよかったです」って意を決して話かけると、だいたい「いやいや、それこっちの台詞だから」って言われるんです(笑)。

でも、素を見せれば自分のことも分かってもらえると気づいたので、この座組では自分から積極的にいきました。関わるシーンが多い方とは、プライベートから仲を深めていった方が確実にお芝居も良いものになると思うので、孝次郎の親友である大塚修平役の近藤(廉)くんとは、本当にめちゃめちゃ仲良くなりました。お芝居を良くしたいので、これからも自分から結構話しかけて、周りとコミュニケーションを取ることを大事にしていきたいと思っています。

――初の主演舞台でどんな景色が見えるのか、楽しみですね。

めちゃめちゃ楽しみです。早くお客様に観て欲しいです。原作が大好きな方にも、「主演はあの子で正解だったね」って言ってもらえたらいいなと思います。発表の時、板倉さんが「主演を決めるのはギャンブルだけど、今回のギャンブルは勝ったなと思う」ってコメントを書かれていたのを観て、めちゃめちゃ嬉しかったので。同時に責任感も感じましたが、板倉さんがそう言ってくれているということは、すごい期待していただいているんだと思うので。この先も、語り継いでもらえるような作品にしたいです。あと、両親にも早く見せたいです。

――ご両親も北海道から観に来てくださるんですか?

はい。ちょうど僕の誕生日にある公演に来てくれます。これまでも、初舞台と『FAKE MOTION -THE SUPER STAGE-』を観に来てくれたんですけど。

――突然ダンススクールに連れていったお母様は、今、髙橋さんが俳優になったことについては何とおっしゃっていますか?

本番後にホテルを取って家族でいろいろ話したりするんですが、そうするとお母さんはいつも「いや~、あんたが芝居するようになるなんて1ミリも思ってなかったわ・・・」って言ってます(笑)。僕も思ってなかったよ、という会話をよくしています。

いつか、そう呼ばれてみたい「2.5次元俳優」

――それも運命ですね(笑)。今後、俳優としてキャリアを積んでいく中で「こうなりたい」というビジョンはありますか?

僕、もともと2.5次元舞台が大好きなので、今は、原作のあるものを演じることにすごく興味があります。人生って不思議なもので、強く思っていることほど、なかなか実現しないものですね。2.5次元舞台が大好きで、やりたい!と思い続けているけれど、なかなかできないんですよ。

ヒプステは2.5次元舞台ですけど、僕の役は原作のないオリジナルキャラクターだったので、自分の中では2.5次元を経験したとは言いたがたいなと思って。『FAKE MOTION -THE SUPER STAGE-』も、ドラマから発展した作品なので、これも純粋な2.5次元舞台ではないのではと。そう考えると、僕はまだ2.5次元舞台をやったことがないんです。

でも、今回の『蟻地獄』で主役のお話をいただいたように、思わぬタイミングで機会が巡ってくる運命ですから。いつか叶えて、荒牧(慶彦)さんと、流司さんと3人で、「2.5次元俳優枠」でネプリーグに出るのが夢です。

――髙橋さんの初主演舞台、そして、今後のご活躍を楽しみにしております。

ありがとうございます。『蟻地獄』は、多分僕のWikipediaの一番上に載る作品になると思ってます。というか、するつもりがあります!誰が観ても「主演はこの子しかハマらないね」って言ってもらえるように。「小説や漫画から孝次郎が飛び出してきた」って思ってもらえるように。

このご時勢、チケットを買って劇場に来てくださるというのは、本当に難しい判断だと思うので、来ていただいた時には嫌なこと全部すっ飛ばして、僕たちがその数時間を支配して、劇場を飲み込むぐらいにできたらいいなと思うので。来てくださる方、配信で観てくださる方に感謝しつつ、無事に千秋楽まで走りきりたいです。暗い世の中を明るくしたいっていう気持ちを込めて、エンターテインメントをお届けするつもりがあるので、ぜひ楽しみにしてくださればと思います。

『蟻地獄』公演情報

上演スケジュール

2021年6月4日(金)~6月10日(木) 東京・よみうり大手町ホール

スタッフ・キャスト

【原作】板倉俊之「蟻地獄」(単行本:リトルモア/文庫本:新潮社)
【脚本・演出】板倉俊之

【出演】
髙橋祐理 天野浩成 向井葉月 古賀瑠 向清太朗 佐藤恵一(プロレスラー/エスワン) 安川里奈 中野裕斗 三木美加子
近藤廉 迫英雄
山口大地

<アンサンブル>
ヒラノショウダイ 富山バラハス 古家由依

配信情報

6月9日(水)18:30
※6月9日(水)14:00終演後に行われるスペシャルトークショーの収録映像付き
6月10日(木)13:00
※スペシャルカーテンコールまでしっかりお届け

【アーカイブ配信】
いずれの配信も6月13日(日)23:59までアーカイブ配信が視聴可能

【チケット料金(税込)】
パンフレット付き配信視聴チケット:5,000円
※別途決済時パンフレット発送料770円発生
一般配信視聴チケット:3,500円

【チケット販売期間】6月13日(日)21:00まで
視聴先:PIA LIVE STREAM

【公式サイト】https://arijigoku-stage.com/
【公式Twitter】@arijigoku_st

(C) 板倉俊之/SET

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