<2020年を振り返り>エンタステージインタビュー記事10選


エンタステージでは、2020年もたくさんの舞台人をインタビューしました。2021年も素敵なご縁があることを願い、今回はサイト内で多く読まれたインタビュー記事をピックアップ!
記事の紹介とともに、役者さんのお人柄が伝わってくるような一文を載せていますので、気になったインタビューがあればぜひ読んでみてください(※タイトルをクリックすると記事ページに飛びます)。

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目次

科白劇 舞台『刀剣乱舞/灯』改変 いくさ世の徒花の記憶 インタビュー!地蔵行平役・星元裕月が手にした“奇跡”と“縁”

◆星元裕月
(自粛期間について)舞台から離れざるを得なかった5ヶ月ぐらいの間、改めて“お芝居とは、舞台とはなんぞや”と考えていました。でも、舞台作品はあえて見ないようにしていて。見るとつらくなっちゃって・・・。(中略)自分の中で、芝居観や、今後どういうお芝居をしていきたいかという考えが大きく変化しているのを感じました。いいタイミングで、長かった髪を切ったこともありまして心機一転、いろんな歯車が噛み合った感じがしました。

第6回企画「舞台の仕掛人」<前編>音響・ヨシモトシンヤは劇場で“心臓を掴みたい”

第6回企画「舞台の仕掛人」<後編>音響・ヨシモトシンヤが“責任を持って鳴らす音”

◆ヨシモトシンヤ
「音量」ではなく、「音圧」にこだわっています。人間の可聴領域は決まっているので、耳に届かない音もあります。そういう音でも、「音圧」は出ている。耳には届かないけれど、身体では感じられる。僕はそれを“心臓を掴みたい”って言っています。

「Dream Stage -読奏劇-」インタビュー!崎山つばさが表現する『走れメロス』は大人の味わい

◆崎山つばさ
友のために必死に走ってきたメロスが、自分のしてきた選択を否定するような言葉が並ぶ部分があるのですが、それも今なら分かるなと思ったんです。僕も、舞台で追い込まれて本当に辛い時とか、それが仕事なのだけれど、やっぱり人間だからやさぐれることもあるし。子どもの頃はすらっと読んでしまっていた気がするけれど、人間の真理というか、ストレートな本質がしっかり書かれているのが、今だから分かるのだと思います。

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舞台「文豪とアルケミスト 綴リ人ノ輪唱(カノン)」インタビュー!佐藤永典×三津谷亮×椎名鯛造、北原一門は「圧倒的安心感」

◆佐藤永典
1日1日がどれほど大事か、改めて感じるきっかけになっています。やるからには全力でいいものをお届けしたいです。

◆三津谷亮
僕らが今やるべきことは、お客様に観劇中は日常を忘れてもらいつつも、日常を楽しく生きる糧にしてもらうことだと思っています。エンタメは「衣・食・住」には含まれないものだけれど、人生に必要だったな、大事だなと感じてもらえるように、舞台上で僕たちは一生懸命走るだけなので。

◆椎名鯛造
今、劇場に足を運ぶことは決意のいることかもしれませんが、きっと、受け取っていただけるものは大きいと思います。

Dream Stage -読奏劇-」太田基裕インタビュー!楽曲や映像作りを通して再確認した表現の“欲”

◆太田基裕
僕、クリエイティブな方面にすごく興味があるんです。(中略)ちょっと大げさな言い方かもしれないけれど、こだわり、美学って、機械では判断できないことだし、人間それぞれのパーソナリティとマインドがあってのことだから。そういうことを考えていたら、「僕はロボットじゃないんだ」と思えて、なんか、嬉しかったんですよね。

舞台『幽☆遊☆白書』其の弐インタビュー!伊藤栄之進×加古臨王×荒木宏文「なぜ演出家を3人にしたのか」

◆伊藤栄之進
自分の中で、演出家は人の能力をいかに引き出すか、というのが大事だと思っているんです。脳みそが1つのコンピューターだったとしたら、たくさんあった方が連動してより良い、おもしろくてでかいものが作れるじゃないですか。

◆加古臨王
原作にファンがいて、持っているイメージを裏切ってはいけないというのが大前提としてあると思うんですけど、じゃあ、何故舞台で、生身の人間が演じるのか。(中略)人が演じることでできる幅が、2.5次元作品をより豊かにするんじゃないかなと思うんです。

◆荒木宏文
舞台『幽☆遊☆白書』は2.5次元と呼ばれる作品の中でも、演劇臭の強い作品になったなという思いがあります。それができるのも、スキルを持った役者が集まっているということが大前提にあるんですよね。だから、何をやってもお芝居として成立する。バリエーションをいっぱい出すことができるから、その中で正解を探していく・・・そんな感じでした。

和田雅成『テレビ演劇 サクセス荘』オフィシャルインタビュー!○○は「絶対、やっちゃいかん(笑)」

◆和田雅成
舞台と一緒って思われるかもしれないんですけど、舞台は台詞を覚えて、稽古を重ねて、本番に臨みます。でも、このドラマは台詞を覚えて、リハーサルして、すぐ本番。だから稽古もしないし、いいシーンもカメラの角度を変えて撮ったりもしないっていう攻めた企画。マジでびびりましたよ(笑)。

「Dream Stage -読奏劇-」インタビュー!牧島 輝『注文の多い料理店』初の朗読にぶつけた「芝居をしたい」という欲

◆牧島輝
これまでいただいた役は、みんなわりとシュッとしているんですけど 、僕 は常にハッピーなんで。外見からあまりそう見られないかもしれませんが、内面はすっごく明るい人間なんです。・・・自分で明るいって言うの恥ずかしいんですね(笑)。でも、ハッピーです。

舞台「KING OF PRISM」第2弾インタビュー!橋本祥平「プリズムショーをお届けしたくてたまらない」

◆橋本祥平
やるからには徹底的にやりたかったんです。僕らの本気を、お客さんにも知ってもらいたかったから。(中略)「どうやるの?」と思ってくれるからこそ期待を裏切らず、「本当にやるんだ!」って期待を裏切りたくて。僕たちなりの挑戦でした。

『フラッシュダンス』愛希れいか&廣瀬友祐が痛感した“表現者”としての幸せ

◆愛希れいか
バレエをやっていた時はよくコンクールに出ていたんですけど、私だけ全然賞が取れなくて自主練をいっぱいしていたんです。これで最後にするって決めて出たコンクールで取れたのが努力賞。そこでバレエの道は諦めたんですけど、でもあの時にコンクールのために朝から晩まで踊って、学校ある日も放課後はずっとバレエ教室通って、というのはすごい青春だったなと思います。

◆廣瀬友祐
ステイホーム期間はネガティブとポジティブを繰り返す日々でしたが、最終的には“舞台”が好き、“表現”することが好きという気持ちを再認識しました。一人では何もできなくて、誰かに協力してもらいながら支えてもらいながら、見てくれる人がいなければそういう自分は存在できない。自分の好きな気持ちもあるけれども応援していてくださる方がいて、こんな状況でも見たいと、会いたいと言ってくださる方がいる喜びをすごく痛感しました。

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