「ROCK MUSICAL BLEACH」~もうひとつの地上~ 高野洸インタビュー!「皆さんの理想の一護になれるようにがんばります!」


漫画にとどまらずアニメやゲームなどとしても展開され、日本はもとより海外でも多くのファンを魅了し続けている大人気漫画「BLEACH」。その舞台化作品として“ロックと剣劇”をコンセプトに、2012年までの間に累計で18万人もの観客を動員した「ROCK MUSICAL BLEACH」が、2016年夏に満を持して復活。主人公の黒崎一護役には、人気ダンス&ボーカルユニット「Dream5」としても活躍する高野洸が決定。2.5次元ミュージカル初出演となる高野に、原作に対する思いや、2.5次元作品、本作への意気込みについて聞いた。

「ROCK MUSICAL BLEACH」~もうひとつの地上~ 高野洸インタビュー

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――まずは、主演として黒崎一護役として出演が決まった時の感想を教えてください。

電話でマネージャーさんから一護役に決まったことを教えてもらったのですが、最初は全然実感が沸かなくて・・・。電話を切った後に、改めて驚きつつ、メチャクチャ嬉しくなりました。「Dream5」のメンバーも、決まったことを自分のことのように喜んでくれて。絶対に観に行くよ!って言ってくれました。

「ROCK MUSICAL BLEACH」~もうひとつの地上~ 高野洸インタビュー_2

――高野さんは高校を卒業されたばかりなので、高校生である一護を演じるにあたって、演じやすさなどは感じますか?

確かに一護とは同年代なんですけど、一護のやっていることは高校生ができることじゃないので・・・(笑)。漫画やアニメでは高校生らしい日常のシーンが見られますが、今回は「尸魂界篇」なのでほとんど戦いのシーンなんです。ルキアを助けるために大人に立ち向かっていくので、高校生ということはあまり感じていなかったですね。

――「BLEACH」は漫画やアニメなどで人気の作品ですが、作品自体はご存じでしたか?

もちろん知っていました!小学生の頃からアニメを見たりしていました。アニメを見た翌日に、友達と面白かったねと話したり、一緒に技の真似をしたりしていましたね(笑)。周りでもすごく人気でした。一護役に決まってから、改めて漫画を読み返してみたんですけど、やっぱすごく面白い作品だなと、大好きな作品だなと思いました。

――読み返しながらイメージトレーニングされたりしていますか?

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そうですね。漫画を読み返した時も、自分が演じるんだって思うと、いつもの読み方とは違ってくるなと思いました。アニメも参考にさせていただいています。

――漫画やアニメをご覧になっていたということですが、「BLEACH」の中で好きなキャラクターは誰ですか?

やっぱり、一護が一番好きです。一護以外だと・・・茶渡(泰虎)とかも好きですね。「BLEACH」は全体的に魅力的なキャラクターばかりで、一人一人のキャラが濃いというか、個性があるんですよね。今回の共演させていただくキャストの皆さんが、それぞれの役をどう演じられるのか、見るのがとても楽しみです。

――これまでにも舞台の出演経験はおありですが、2.5次元系の舞台には初出演ですね。

そうなんです。今から緊張しています・・・。自分の好きなキャラクターを演じるということが、まだ想像できないんですけど、楽しみでもありますね。主演をやらせていただくということに、責任感というか、自分には大きすぎることにチャレンジするんだっていうプレッシャーを感じています。

――ビジュアル撮影を終えて、自身の姿を見ての感想は?

このインタビューの前に番組収録がありまして(※テレビ東京系『アニメマシテ』6月13日(月)放送回)、僕と、朽木ルキア役の甲斐千尋さん、朽木白哉役の猪野広樹さんの3名でゲスト出演して、公演への意気込みなどをお話したんですけど、その時に、みんなで初めて出来上がったビジュアルを見たんです。見た瞬間・・・、ハッ!としましたね。番組の中でも「一護にそっくり」と言っていただけて、とても嬉しかったです。

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――特徴であるオレンジの髪とか、斬魄刀の斬月など一護の特徴がよく出ていますね。

斬魄刀を持って、衣裳に袖を通した時、本当に一護になるんだなって思いました。いろいろなカットを撮っていただいたんです。斬魄刀を振り回しながらとか、叫びながら、とか。躍動感を出すために、風を当てながら撮影したりもしました。眉毛も剃っているので、かなり目がキリッとしていると思います。さすがに髪は染めていなくて、カツラなんですけど。斬魄刀、すごく大きくて重かったです。スゴイ経験でした・・・。

――今までの撮影の経験や感覚とは、全然違いそうですね。

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今までは「Dream5」の活動の中での撮影が多かったので、キャラクターを演じながらの撮影は初めてでした。

――殺陣やアクションシーンもあると思いますが、その点に自信などは?

斬魄刀が自分に振れるのか、ちょっと心配しています(笑)。
以前出演した作品(『フライングパイレーツ~ネバーランド漂流記~featuring GUY’S』)で、短剣での殺陣は経験したんですけど、それはヒュンヒュンって軽さを表現する感じだったんです。今回は、迫力のある動きをしなければいけないなと。大きい武器を持っての殺陣は、持ち方から違ったりするかもしれないので、その辺は学ばせていただこうと思っています。

――高野さんは歌やダンスがお得意ですが、その経験をこの舞台に活かそうという考えはありますか?

演出の方の指導をきちんと守りつつ、これまでの経験が活かせたらいいなとは思ってます。それから、早く歌いたいですね!キャストの皆さんと一緒に歌うのがとても楽しみです。キャラクターを演じながら歌うのも、初めての経験なので。

――Dream5でもいろいろなジャンルの歌を歌われていますが、今回はロック系ですね。その点については?

Dream5の楽曲のテイストもいろいろで、バンドの方に作曲していただいたロックな楽曲もあるんですが、この作品の音楽はもっとロックなんですよね。僕はドラムの音が好きなので、過去の「ROCK MUSICAL BLEACH」の映像を観た時、ドラムが強調されていてイイなぁ!と感じました。それから、皆さんがキャラクターを演じながら熱く歌われている姿を見て、鳥肌が立つぐらいカッコイイ!!って興奮しました。

――それでは最後に、高野さんファンと「BLEACH」ファンヘ公演にかける意気込みなどメッセージをお願いします。

素晴らしい作品に関わらせていただけることになって、本当に幸せです。僕にとって、ものすごく大きなチャレンジだと思うので、精一杯がんばりたいと思います。漫画やアニメ版が好きな皆さんにとっても、これまでの「ROCK MUSICAL BLEACH」をご覧になってこられた皆さんにとっても、理想の一護になれるようにがんばります!ぜひ、観に来てください。

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◇「ROCK MUSICAL BLEACH」~もうひとつの地上~公演情報◇
7月28日(木)~8月7日(日) 東京・ AiiA 2.5 Theater Tokyo
8月24日(水)~8月28日(日) 京都・京都劇場

◇プロフィール
高野洸(たかのあきら)
1997年7月22日生まれ、福岡県出身。テレビ番組『天才てれびくんMAX』から誕生したダンス&ボーカルユニット「Dream5」のメンバー。2009年「I don’t obey〜僕らのプライド〜」でメジャーデビューし、アニメ『妖怪ウォッチ』の主題歌を担当するなど活躍。紅白歌合戦、レコード大賞にも出場。

撮影:エンタステージ編集部 ※無断転載禁止※

(C)久保帯人/集英社・RMBLEACH 製作委員会2016

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