エンタステージ

演劇の楽しさを提案する総合情報サイト

シアターコクーン・オンレパートリー2019『美しく青く』 (2019年)

011724.jpg

赤堀雅秋×向井理の強力タッグで見せる「喪失」を生きる人々の日常と再生

山を背負い、海を抱く町。
都市のきらびやかさとは無縁のその町は、かつて大きな災害に見舞われていた。
8年を経て、日常を取り戻しつつあるかに見えた町に新たな「問題」が生じる。
人馴れした野生の猿が、田畑の作物や人家の食べ物を狙って荒らし、時には人間にまで危害を加えるようになったのだ。
中でも片足の、群れをはぐれた“ハナレザル”は気性が荒く、危険視されていた。
青木保(向井理)ら町の男たちは猿害対策のための自警団を結成し、日々不毛な争いを繰り返していた。
メンバーは保の同級生で農業に従事する古谷勝(大東駿介)や地主の息子・峰岸春彦(駒木根隆介)、軽口ばかりの中年・落合秀樹(福田転球)、己を持て余す若者・林田稔(森優作)たちだ。役場勤めの箕輪茂(大倉孝二)も、申し訳程度に参加している。
保は町のためと息巻くが理解者は少なく、猿の餌になってしまうゴミの出し方や柿の木の伐採について、町内でアパートを経営する老人・片岡昭雄(平田満)に協力を仰ぐもはねつけられてしまう。
成果の上がらぬ自警団のメンバーは、佐々木幸司(赤堀雅秋)・順子(秋山菜津子)の営む居酒屋に集っては、夜な夜な愚痴まじりの飲み会を繰り広げていた。店では勝の妹・美紀(横山由依)がアルバイトをしている。
保が自警団の活動にのめり込む一方、妻の直子(田中麗奈)は認知症を患う実母・節子(銀粉蝶)の介護に明け暮れる日々に疲れ果てていた。
ささやかな日常の水面下には、誰もが不安や不満を抱えている。
それでも生きていく。それでも生活は続く。
空と海は、今日も美しく青く、そこにある――。

詳細情報

公演期間
劇場
  • Bunkamuraシアターコクーン
キャスト
スタッフ
公式サイト 『シアターコクーン・オンレパートリー2019『美しく青く』』公式ホームページ

関連タグ

関連記事

この作品をみた人はこんな作品もみています

トップへ戻る