1961年:夜に昇る太陽 (2018年)

原発誘致を決定するまでの数日間を描いた物語
60年安保も下火となり、国中が岩戸景気や東京五輪など希望の声に沸いていた1961年。東京の大学に通っている<孝>は、故郷であるF県F町へ帰ろうとしていた。「もう町へは帰らない」と告げるために。電車の中で孝は謎の<先生>と出会う。「日本はこれからどんどん良くなる」、そう語る先生の言葉に孝は共感するが、家族は誰も孝の考えを理解してくれない。そんな中、孝たち一家の知らぬ背景でF町には一つの大きなうねりが押し寄せていた。「原発を誘致すれば仙台のような──いや、東京のような都会になれる」。そこには経済発展を望む町と、エネルギー政策の主導権を奪い合う国と東京電力、そして冷戦構造下で原子力の傘の下に日本を引き込もうとするアメリカの意思までもが入り混じっていた。
詳細情報
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公式サイト | 『1961年:夜に昇る太陽』公式ホームページ |