【劇場へ行きたい!】令和の観劇はどの作品からスタートする?5月のおすすめ舞台ピックアップ


5月は「令和」時代の幕開けであり、GWの真っただ中です。各地では舞台に限らず様々な企画が催されていて、ジャンルの垣根をこえて楽しむイベントが盛りだくさんです!賑やかに始まった5月、皆様いかがお過ごしでしょうか。連休は観劇でスタートした方も、そういう時こそ仕事や家族の用事で劇場に足を運べない方も、楽しいひと月になりますように、今月もおすすめの舞台をご紹介したいと思います。

<ストレートプレイ><ミュージカル><2.5次元><ダンス><劇団/小劇場><古典><その他>それぞれから1作品ずつピックアップしています(※上演順)。大型イベントやジャンルレスのパフォーマンスが多く、また、特に小劇場の注目作が多い月となりました。

「令和」のはじまり、皆様は何の舞台で幕開けますか?

(ライター/河野桃子)

ストレートプレイ

『HAMLET ハムレット』
【東京公演】5月9日(木)~6月2日(日) Bunkamuraシアターコクーン
【大阪公演】6月7日(金)~6月11日(火) 森ノ宮ピロティホール

【公式HP】https://www.bunkamura.co.jp/cocoon/lineup/19_hamlet/
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世界中の数々の俳優が演じてきたハムレットに、この度、岡田将生さんが挑戦します。この役には、日本でもストレートプレイやミュージカルを問わず、藤原竜也さん、内野聖陽さん、井上芳雄さん、市村正親さん、真田広之さん、渡辺謙さん、平幹二朗さんなどが演じてきました。そのたびに違うハムレット像が描かれています。そもそも、ハムレットには物語にも人物像にも様々な解釈があり、どんな青年として生きるのかも観劇の楽しみの一つ。正義感に溢れるハムレットもあれば、強い復讐心に煮えたぎるハムレットや、神経質で病気のようなハムレットなども。個人的には、岡田さんは、ヒリつくような青年役が似合うと思いますので、どんなハムレットになっているのか、仕上がりが楽しみです。

婚約者オフィーリア役を演じる黒木華さんとは、ドラマでも共演経験があるので今度は舞台で、どんな関係性を作るのかも気になります。ハムレットの心をかき乱す義父クローディアス役の福井貴一さん、母ガートルード役の松雪泰子さんも、その芯のある佇まいは本作の大きな柱となるでしょう。ローゼンクランツとギルデンスターンを男女ペアにした配役にも注目したいです。

何より楽しみなのは、日本で初めての制作となるサイモン・ゴドウィン氏の演出。ロンドンで演出したロイヤルシェイクスピカンパニー『ハムレット』はアフリカ系の俳優たちがシンプルな舞台上で現代の服装や小道具を身に付け、アフリカの軍事国家への批判をも描き高評を得ました。ゴドウィン氏は、今年からはワシントンD.C.に拠点を移してシェイクスピアシアターカンパニーの芸術監督を務める予定です。「ハムレットはダーク・ファンタジーです」と言うゴドウィン氏が、ハムレットを日本でどう見せるのか、期待が高まります!

このほか注目したいのは、末満健一さんがライフワークとして描き続けるTRUMPシリーズの最新作『COCOON 月の翳り星ひとつ』(5月11日開幕)。「月の翳り」編・「星ひとつ」編という2作が交互に上演されますが、今回はストーリーも配役も、事前に何も情報がない状態で開幕を迎えます・・・。末満ワールドに打ちのめされる日が怖くもあり、待ち遠しくもあり。うっ、考え始めると早くも繭期に突入してしまいそうです。

さらに、2016年に高い評価・賞を得た作品を大幅に改訂したオフィスコットーネプロデュース『埒もなく汚れなく』(5月9日開幕)。西田大輔さん、松田凌さんらにより昨年から続く映画&舞台連動プロジェクトの派生作品『+GOLD FISH』(5月10日開幕)。藤田貴大さんの約1年ぶりの新作に柳楽優弥さんが主演する『CITY』(5月18日開幕)。ジャン・コクトーの名作を白井晃さんが演出する『恐るべき子供たち』(5月21日開幕)。蜷川幸雄さんの演出が蘇る!?フランスからの凱旋公演『海辺のカフカ』(5月21日開幕)。串田和美さんの代表作、日本上演後は海外公演予定『K.テンペスト』(5月22日開幕)。また、音楽劇なのでストレートプレイと言っていいのか迷うところですが、“5人のビートルズ”をテーマにした『BACKBEAT』(5月25日開幕)などが控えています。

そして、これをイチオシにするか迷いました!星新一のショートショートを韓国ナショナル・シアターカンパニーが舞台化した『ボッコちゃん』(5月30日開幕)。大竹しのぶさん、渡辺えりさん、キムラ緑子さんの揃う喜劇『三婆』(5月31日開幕)も楽しみなところです。

ミュージカル

劇団四季『ジーザス・クライスト=スーパースター』<エルサレム・バージョン>
【東京公演】5月18日(土)~6月2日(日) 自由劇場
【名古屋公演】6月12日(水)~7月7日(日) 名古屋四季劇場

【公式HP】https://www.shiki.jp/applause/jesus/

イエスキリスト最後の7日間を描いた劇団四季のミュージカル。ロックの旋律で綴る怒涛の105分。劇団四季の作品の中でも、この作品を好きな作品に挙げる方も多いでしょう。

原作は1971年にアメリカで初演されたロックミュージカル。音楽と歌曲のみで物語が進行するオペラ型式で、『キャッツ』『オペラ座の怪人』などのアンドリュー・ロイド=ウェバーのブロードウェイデビュー作でもあります。人間として苦悩するキリストを描いた作品のため、公開当初はキリスト教やユダヤ教の信者がプラカードを掲げて劇場前でデモを行うなど周辺が騒然としたそうですが、それも頷けるほど力強く「人間・キリスト」を追ったミュージカルです。

日本では翌々年の1973年に、浅利慶太さんがオリジナル演出で上演。1976年には、今回上演する<エルサレム・バージョン>としてパワーアップさせました(ちなみに<ジャポネスク・バージョン>もありますが、それは今回上演しません)。この<エルサレム・バージョン>は、急傾斜舞台(八百屋舞台)でイスラエルの荒野を表現。土の峰がどこまでも広がる光景は、今も実際のイスラエル近郊に残る荒涼とした景色です。群衆に求められる神の子キリストと、その熱狂に苦悩する青年としてのキリスト・・・その壮大なスケールの物語が、音楽によって劇場に立ち上がります。

この公演は、2018年7月に逝去した浅利慶太さんを悼み、「浅利慶太追悼公演」として上演されるものです。追悼公演としては、4月に『ユタと不思議な仲間たち』を上演しており、今作が2作目。この後にも『エビータ』『ミュージカル李香蘭』『思い出を売る男』と続く予定です。浅利さんから直接指導をうけた出演経験者数人が中心となり、俳優たちを指導していく稽古の様子は、劇団HPでも公開されています。「浅利先生がおっしゃっていたことですが――」と受け継いだ言葉を伝えていく先に、劇場で観客として出会える日が楽しみです。

ほか、柚希礼音さんが芸歴20周年にて挑む一人ミュージカル『LEMONADE』(5月24日開幕)、オフ・ブロードウェイからはじまり日本でも初演から高評価を得てきた感動作が東啓介さん、青野紗穂さんで再演される『Color of Life』(5月1日本開幕)も気になります。

2.5次元作品

ミュージカル『憂国のモリアーティ』
【東京公演】5月10日(金)~5月19日(日) 天王洲 銀河劇場
【大阪公演】5月25日(土)・5月26日(日) 柏原市民文化会館 リビエールホール

【公式HP】https://www.marv.jp/special/moriarty/

モリアーティといえば、名探偵シャーロック・ホーズの宿敵です。コナン・ドイルが描いたオリジナルのホームズシリーズでは、表向きは知的で知性あふれる天才的な元数学教授ですが、裏では“犯罪卿”として数々の凶悪犯罪を操る犯罪者。そのモリアーティを主人公にした漫画が『憂国のモリアーティ』です。

この漫画のモリアーティ像がとてもおもしろく、コナン・ドイルの原作に一癖も二癖も加え、モリアーティを、階級制度による悪を取り除いて理想の国を作ろうとする青年として描いています。悪役を正義のヒーローとして描くの!?と思いきや、天才ゆえに単なる正義のヒーローではなく・・・というのは、実はホームズも同じですね。原作のホームズは超偏屈なコカイン中毒者ですし(笑)。彼ら登場人物や、漫画の中で起きる事件のエピソードは原作を思わせるものが多く、ホームズファンはまた違った楽しみ方ができるし、絵も綺麗な、おすすめの漫画なのです!さらに漫画では、モリアーティには意外な過去と大きな秘密があるというところからスタート。第1話と最新話のみジャンプSQ.公式サイトで読めますので、まだ原作に触れたことがない方はぜひ(https://jumpsq.shueisha.co.jp/rensai/moriarty/)。

コナン・ドイルの原作では、モリアーティにはおそらく兄弟がいるのでは・・・というところまでしかはっきりとは分かりませんが、今作では明確に3兄弟として描かれています。主人公の次男、ウィリアム・ジェームズ・モリアーティ役は鈴木勝吾さん。兄・アルバート役は久保田秀敏さん。弟・ルイス役は山本一慶さん。そして、宿敵シャーロック・ホームズ役は平野良さん、その相棒となるジョン・H・ワトソン役は鎌苅健太さんが演じます。

舞台に向き合う真摯な姿勢で、数多の演出家から「また一緒にやりたい」との声が多く聞かれる鈴木さんと、作品によって雰囲気をガラリと変えてくる平野さんの対決は、俳優ファンも、漫画ファンも、ホームズシリーズファンも楽しめるものになっているのではないでしょうか!

ほか、少女二人の関係を描いた百合漫画の舞台化『やがて君になる』(5月3日開幕)、西武線をフィーチャーした待望のスピンオフ!ミュージカル『青春-AOHARU-鉄道』~すべての路は所沢へ通ず~(5月9日開幕)、田中芳樹さんの大人気SF長編、舞台版待望の新章『銀河英雄伝説 Die Neue These~第二章 それぞれの星~』(5月30日開幕)などなど今月も目白押し。

劇団/小劇場

イキウメ『獣の柱』
【東京公演】5月14日(火)~6月9日(日) シアタートラム
【大阪公演】6月15日(土)・6月16日(日) サンケイホールブリーゼ

【公式HP】http://www.ikiume.jp/kouengaiyou.html

今月は、選びきれないほど小劇場の公演が目白押しでした・・・。泣く泣く選んだのがこちら、イキウメの『獣の柱』です。
この作品は2013年に今回と同じくシアタートラムで初演され好評だったのですが、作・演出の前川知大さん自身は納得がいっていなかったとのこと。新たに大改訂し、よりリアリティを突きつめていくそうです。

・・・ある日、小さな隕石を拾ったアマチュア天文家の二階堂。その隕石は、見る者に幸福感をもたらし、夢中にさせ、思考を奪い、一人で見たら死ぬまで目を離すことはできません。そして隕石が落ちた後、人口過密となっている世界には、空からは巨大な柱が降り注ぎました。それは人々にあきれるほどの祝福を与え、人々を支配しました。

100年近い時を超えた壮大なスケールのSF。改訂を経て、6年前にご覧になった方も、見せ方や時代も変化したことで「柱」から受け取るイメージが変わるかもしれません。日常のゆるさの中で正体の見えない不穏さを漂わせるイキウメの作品。「柱」とはなんなのか、どんな景色が見えるのか、気になります。

ほか、すでに青森公演を終えて東京でのGW公演となる、渡邉源四郎商店『背中から四十分』(5月1日より東京公演)。唐十郎さんが寺山修司さんへのオマージュとして書いたテント芝居、唐組『ジャガーの眼』(5月4日より各土日)。井上ひさしさんの原案を蓬莱竜太さん作、栗山民也さん演出で贈る、こまつ座『木の上の軍隊』(5月11日開幕)。1982年から名古屋で活動する、少年王者舘『1001』(5月14日開幕)。ささやかな”おかしみ”を確かな筆力で描く、ブルドッキングヘッドロック『芸術家入門の件』(5月18日開幕)。関西と東京を股にかけ力強く観客を惹き付けている、悪い芝居二本立て『野生の恋/暴動のあと、さみしいポップニューワールド』(5月24日開幕)。チェーホフをKAATと共同制作する、地点『シベリアへ!シベリアへ!シベリアへ!』(5月27日開幕)。正直これでも書き足りない!

ダンス/舞踏

ローザス『A Love Supreme〜至上の愛』
【東京公演】5月9日(木)~5月12日(日) 東京芸術劇場 プレイハウス
【名古屋公演】5月17日(金)・5月18日(土) 名古屋市芸術創造センター

【公式HP】https://www.geigeki.jp/performance/theater208/

”ローザス”といえば、コンテンポラリー・ダンス界そのものを牽引するカンパニーの一つで、世界的に活躍してきました。ベルギー/ブリュッセルを拠点に活動していますが、その来日公演が実現したということで、できれば見逃したくない公演です。

ローザスのダンステーマは「音楽と動きの緊密な関係」で、音楽と身体の関係を徹底的に分析・構築していくスタンス・・・つまり、踊る上で音楽が非常に重要な役割を果たすのです。今回選んだ曲は、モダン・ジャズ界の巨星ジョン・コルトレーンの「至上の愛」。コルトレーンの最高傑作であり歴史的作品とも言われ、モダン・ジャズの金字塔的作品となっています。ジャズが芸術となった時代の一つの到達点。そして、この曲を機にフリージャズへと傾倒するコルトレーン。軽快なサックスのリズムの中でも、重さや、悲しさ、輝きも感じられる音色や、内臓の奥に響くような声からなる音楽は「宗教的な愛」「親子の愛」「恋人の愛」などを表現しているそう。耳にした方も多い一曲ではないでしょうか。

『至上の愛』公演の翌週末(5月18日・5月19日)には、新作『我ら人生のただ中にあって/バッハ無伴奏チェロ組曲』も上演されます。共に“神への捧げもの”という深い思いが込められた音楽史上の傑作と、ローザスの身体がどう関係を築き、一つの上演作品となるのか・・・緊張と共に、楽しみです。

ほか、勅使河原三郎『Cinnamon』(5月2日開幕)、コンドルズ『Like a Virgin』(5月11日・5月12日)、『神々の残照』(5月25日)、熊川哲也 Kバレエ カンパニー Spring Tour 2019 『シンデレラ』(5月24日開幕)、森山開次『NINJA』(5月31日より各金土日)などにも注目。

古典

フランス発!! 世界最大級のクラシック音楽祭「ラ・フォル・ジュルネTOKYO 2019」
5月3日(金・祝)~5月5日(日・祝) 東京国際フォーラム

【公式HP】https://www.lfj.jp/lfj_2019/

クラシック音楽の中にも“古典”や”現代音楽”があるので、ひとくちに分類はできないのですが、長く愛されてきた歴史を一堂に楽しめる大イベントとして、ぜひおすすめしたいのが世界の『ラ・フォル・ジュルネ』です(意味は「熱狂の日」)!

おすすめ舞台として紹介してもいいのか迷わなかったこともないのですが、劇場やホールでひと時を過ごし、想像の旅を楽しむことは同じかなという思いと、芸術や表現の心地よさを体感できる大きなイベントですのでぜひご紹介したいです。またトークやダンスなどの企画もありますので、好みの催しを見つけていただければと思います。

期間中は、有楽町近辺の地域一帯で、朝から晩まで3日間で124のコンサートが行われ、総勢2,000人以上のアーティストが登場します。値段もS席2,000~3,000円がほとんどでリーズナブル。野外の無料公演などもあり、ワインを片手に音楽を聞くもよし、子どもとピクニック気分で参加するもよし。ちなみに来場者の6割をクラシックコンサート初体験者が占めるとも言われ、気軽に一流の音楽を浴びることができます。

一流の演奏家による欧州のクラシック音楽だけでなく、ロシアのロマや東欧の伝統舞曲、羊飼いたちの伝承歌、オペラ名曲、ジャズとクラシックの出会い、渋さ知らズオーケストラの演奏など、さまざまな音楽が演奏されます。トークイベント、講演会、クラシカルDJ、Aoi Mizunoがプロデュースする一夜限りのクラシック・クラブ、高知のよさこい、コンテンポラリーダンスの山田うんさんらが出演する盆踊りも。ただ、あまりに盛り上がってアンコールで終演時間が押すこともしばしば。演目をハシゴする際には注意が必要です!

ほか、毎年恒例の人気企画、TBS赤坂ACTシアタープロデュース『志の輔らくご』(5月11日開幕)。三遊亭円丈主催の『新作落語の会』が復活して14回目、CBGKシブゲキ!!『実験落語neo~シブヤ炎上3周年~』(5月15日)。数多くの新作日本舞踊劇を発表する西川右近さん演出、戦国オペラ『本能寺が燃える』東京公演(5月24日~5月26日)。新国立劇場オペラ『ドン・ジョヴァンニ』(5月17日開幕)。ロシアの名門バレエ団ボリショイ・バレエを全国の映画館で7作品各1日限りの特別上映、ボリショイ・バレエ in シネマ Season2018-2019/『黄金時代(THE GOLDEN AGE)』(5月29日)なども見逃せないところです。

その他

『2Cheat4』
【東京公演】5月10日(金)~5月19日(日) 神保町花月
【大阪公演】5月30日(木)~6月2日(日) COOL JAPAN PARK OSAKA

【公式HP】http://www.yoshimoto.co.jp/jimbocho/kouen_schedule/pc/2019/05/2cheat4.php

山内圭哉さんと福田転球さんによる、演劇なのか?コントなのか?台本のない“笑えること”のみを追求する90分。「ジャンルなんてどうでもいい!」と言うその姿勢は、“笑い”に対してとてもフラットで誠実に感じられます。山内さんと福田さんのユニット「2Cheat」による4回目の公演。2006年の前回公演では全都市ソールドアウト。それから13年。当時楽しんだ人にとってはお待ちかねの、初めての人には緊張とワクワクのステージなのではないでしょうか。

前回の上演時から10年以上経って、年齢も、経験も、環境も変わったお二人。そのお二人の変化と、変わっていない姿も見られるのではないかと期待します。誰かが急にオナラをして「くっさ!」と爆笑する・・・そんな90分になることを予想しているのですが、どうなのでしょう!?

ほか、奇妙で怖くて不思議で可愛いアニメーション×舞台『獣よ、子供よ、街に出よ!』(5月4日開幕)。昨年に続き、屋良朝幸さんが送る新感覚ライブエンターテイメント『THE YOUNG LOVE DISCOTHEQUE』(5月21日開幕)。仲村トオルさん、矢崎広さん、手塚とおるさん、平田満さんによるリーディングシアター『レイモンド・カーヴァーの世界』(5月25日開幕)なども控えています。

また、GW期間中には演劇のイベント「Hibiya Festival」が東京ミッドタウン日比谷にて、「ふじのくに せかい演劇祭」がSPAC静岡芸術劇場にて行われています。舞台好きにはたまらないイベントが盛りだくさん!

ご紹介できなかったイベントも、GWを中心に全国各地で開催されています。人によっては海外で舞台を楽しまれる方もいるかもしれませんね!また、大型連休の時期は、普段はご一緒しづらい家族や友人、観劇仲間と一緒に過ごせる方も多いのではないでしょうか。新緑の5月。観劇後にお茶を飲みながら、感想に花を咲かせるのも心地よい季節です。心躍る舞台との出会いの先で、「どうだった?」と分かち合ったり、新しい発見をするのも楽しいもの。

今月もまた、素敵な観劇の時間が過ごせますように。

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