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ミュージカル『リトル・ナイト・ミュージック』大竹しのぶ・風間杜夫らがベッドの中から製作発表!?

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2018年4月に東京・日生劇場にて上演される、ミュージカル『リトル・ナイト・ミュージック』の製作発表が、2017年11月20日(月)に東京・スウェーデン大使館にて行われた。本作は、イングマール・ベルイマン監督の『夏の夜は三度微笑む』に着想を得たミュージカル・ラブ・コメディ。登壇した出演者の大竹しのぶ、風間杜夫、蓮佛美沙子、ウエンツ瑛士は、作品の内容にちなんで“IKEAのベッドに入ったまま”意気込みを語った。

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20世紀初頭のスウェーデンを舞台に、求め合いながら滑稽にすれ違う様々な男女の愛の行方を描く本作は、楽曲の作詞・作曲を『ウェストサイド物語』『スウィーニー・トッド』などのヒット作を生み出したスティーヴン・ソンドハイムが手掛け、トニー賞7部門、グラミー賞2部門に輝いている。

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女優デジレ・アームフェルト役を演じる大竹は“ベッドに入ったままで会見”というシチュエーションに戸惑いながらも「初のミュージカル出演作であり、その素晴らしさに感動した『スウィーニー・トッド』で共演した市村正親さんが『今度はデジレ役をやりなよ』とおっしゃってくださっていて、それが実現しました。今回は、世界的に人気の演出家マリア・フリードマンさんが来日し、演出してくださいます。“これぞミュージカル”となる作品になれば・・・喜びに満ちた毎日になりそうです」と抱負を語った。

今まで様々な愛の歌を歌ってきた大竹だが、今回も劇中で歌われる名曲「Send in the Clowns」については、「愛は永遠のテーマ。クライマックスで歌われるこの歌は、もう愛することはできないのではないか?という複雑な愛をテーマにして歌いたいと思っています。以前、お友達の作詞家の方が日本語に訳したものを歌ったことはありますが、それがすごく難しくて!ジュディ・デンチや数々の名女優たちが歌ってきた名曲ですが、あまり気負わず歌いたいと思います」と微笑んだ。

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弁護士・フレデリック役の風間は「初のミュージカル出演です。大竹しのぶさんとは古い間柄ですが、舞台で共演するのは初めてとなります。恩師のつかこうへいから『お前は絶対に踊ってはいけない役者』と言われ続けてまいりましたが、今回は踊るシーンがないということでお引き受けいたしました(笑)。僕の長い演劇人生の汚点にならないよう、努力して合格点を取りたいです」とコメントしつつ、「(大竹が)いつも僕の舞台を観に来てくれて、楽屋に来る度に『早く一緒に舞台をやろうよ、おばあちゃんになっちゃうよ(笑)』と言うんです。だからこそ、今回実現できて嬉しいです。今回初めて外国の方の演出を受けます。それもとても楽しみでして、大変やりがいのある作品です」と意気込んだ。

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フレデリックの若妻・アン役の蓮佛は「初舞台で、しかもミュージカル。ものすごくハードルの高い挑戦になるなと、今から前向きにレッスンをがんばっています。初めてだからこそ出せる情熱や、若さの勢いを重ねていきたいです。皆さんのお芝居を受け取って、お二人(大竹、風間)の掛け合いのように阿吽の呼吸を生み出していけたらいいですね。素晴らしい共演者の皆さんと一緒にいろいろなことを勉強させていただける時間になると思っています」と挨拶。

また、舞台のオファーがきた時のことを振り返り「マネージャーさんから『大竹しのぶさんが主演で・・・』の“主”くらいで『出ます!』と返事をしました。いつか共演ができたらと願っていたので、目の前でお芝居を作っていく過程を含めてそばで見せていただける、それだけでやりたいと思いました。返事をした後にミュージカルと分かって驚きましたけど(笑)」と会場を笑わせた。

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そして、フレデリックの息子で義理の母である同い年のアンに恋をしてしまうヘンリック役のウエンツは「ベットシーンを見られるのは恥ずかしいですね」と照れながらも、「役作りに入っているんでしょうね、蓮佛さんがベットの中で僕の手を握ろうとしてくるんです」と突然の発言に、蓮佛はすかさず「嘘はやめてください!」とびっくり。ツッコミを受けたウエンツは「確信しました!この舞台、うまくいきます」と言い切り、会見を沸かせた。

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役作りについて、ウエンツは「この役は一直線な性格。義理の母親に恋をして恋敵が父親、苦悩していろいろなものを失うと思っても手に入れたい愛が、どれだけすばらしいものかということを表現したいです」と思いを述べた上で、日本初演の際は市村が同じ役を演じていたことを紹介し、「何かあったら聞いて」と市村本人から言葉をもらったエピソードを披露した。

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会見の終盤には、2018年に日本との国交150周年を迎えるスウェーデンの大使から、大竹と蓮佛に花束が贈呈された。最後に大竹が「この作品は、日本では19年ぶりに復活します。本当に楽しいミュージカルです。愛についていろいろ考える作品になるよう、一生懸命みんなでがんばりますので、劇場にいらしてください」と締めくくった。

ミュージカル『リトル・ナイト・ミュージック』は、2018年4月8日(日)から4月30日(月・祝)まで、東京・日生劇場にて上演される。

(取材・文・撮影/谷中理音)

(文/エンタステージ編集部)

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