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アメリカ史上最悪の市民権侵害を描いた『アリージャンス/忠誠』ジャパンプレミア上映会開催!ジョージ・タケイ「世界中に伝えたい」

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アジア系ミュージカルの金字塔として、ブロードウェイミュージカル史上「記念碑」と呼ばれるようになった『アリージャンス/忠誠』。日本映画史上初の試みとして、2017年11月10日(金)から11月12日(日)に映像版が劇場上映される。上映に先駆けて前日には記者会見が行われ、本作に出演するジョージ・タケイ、エレナ・ワン、プロデューサーのロレンゾ・シオーネ、公式アンバサダーを務める宮澤エマが登壇した。

本作は、真珠湾攻撃が勃発した第二次世界大戦下を舞台に、自由の国アメリカが犯した史上最悪の市民権侵害と呼ばれた歴史の1ページを描いたミュージカル。今作で主演の一人として登場するジョージ・タケイの家族の実話を元に、祖国アメリカから「日系人」であるという罪で強制収容所に収容された男とその家族の希望、愛、そして赦しを描く。

ジョージ・タケイは、米人気ドラマシリーズ『スター・トレック』のヒカル・スールー役として知られ、世界で最も有名なハリウッド日系人俳優だ。自身も5歳の時に家族とともに日系人強制収容所での生活を強いられた経験を持っている。会見では、「私の祖父母は日本出身です。そういった先祖がいたがために、差別を受け、収容された経験があります。ですから、この作品に深い思入れがあります。実際に起きたことを皆さんとシェアできることはとても貴重な機会であり、今日の東京も(作品に描かれた時代と)同じ状況にあるかもしれないと思っています。皮肉が混じった状況だからこそ、今の東京にこの話を持って来られたことをありがたいと思っています」と本作への思いを語った。また、「この作品は、アメリカの話ではなく、人間性を描いた作品なので、世界中に伝えたいと思っています。映画化はその第一歩です」とアピールした。

また、ジョージ・タケイは「アリージャンス JAPAN 2020プロジェクト」と題して、本作を日本全国100万人の人々に届けるためのプロジェクトを実施しており、その一環として「2020年には、日本に舞台公演を行うために来ることができることを期待しています」という。これに対し、ロレンゾも同意。「この作品をより多くの人に届けたいと思っています。その一歩として、来年の春にロサンゼルスでエレナ・ワンさんを主演とした公演を行います。もちろん、日本でも近々、舞台公演ができればと思っています」とコメントした。

一方、ブロードウェイで注目されるアジア系ミュージカル女優のエレナ・ワンは、「このような重大なお話が皆さんに伝わることを嬉しく思いますし、パフォーマーとして、アジア人女性として、このような機会がいただけたことに感謝しています」とあいさつ。LA公演に向けて「チームがありのままでいいと言ってくれ、信頼してくれて、しっかりとサポートしてくれるので、いい意味で楽しくやれると思います」と意気込んだ。

『アリージャンス/忠誠』ジャパンプレミア上映は、11月10日(金)から11月12日(日)まで東京・YEBISU GARDEN CINEMA、ユナイテッド・シネマ アクアシティお台場で上映。

(取材・文・撮影/嶋田真己)

(文/エンタステージ編集部)

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