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鈴木京香、北村有起哉らで苦味のある大人のコメディ『大人のけんかが終わるまで』上演決定

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2018年7月に東京・シアタークリエにて、『大人のけんかが終わるまで』が上演される。本作は、フランスの劇作家ヤスミナ・レザの新作コメディで、今回が日本初演。破局寸前の不倫カップルであるアンドレアとボリス、偶然居合わせたボリスの妻の友人夫婦フランソワーズとエリック、エリックのまだらボケの母親イヴォンヌという男女5名がコミカルでシニカルな大人の会話劇を繰り広げる。

レザ作品は、子ども同士のけんかがやがて親同士の大げんかになってしまうコメディで、ロマン・ポランスキー監督によって映画化もされた『大人は、かく戦えり』(映画邦題:『おとなのけんか』)や、3人の男が、高価だが何も書かれていない真っ白な絵をめぐり大げんかを繰り広げるコメディ『ART』など、彼女の作品は日本でも数多く上演されている。今回の上演台本は岩松了、演出は第22回読売演劇大賞最優秀演出家賞を受賞するなど高い評価を得ている上村聡史が手掛ける。

出演には鈴木京香、北村有起哉、板谷由夏、藤井隆、麻実れいが名を連ねた。不倫カップルのアンドレア役を鈴木、ボリス役を北村、偶然出会う友人夫妻のフランソワーズ役を板谷、エリック役を藤井、そしてエリックの母親役を麻実が演じる。

上演発表にあたり、出演者5名と演出の上村からコメントが届いている。

◆鈴木京香(アンドレア役)
ドイツで本作を観劇しましたが、大人がじっくりと楽しむというヨーロッパでのこの作品の受け入れられ方を素晴らしいと思いました。大人のためのこだわりが随所に感じられるところが魅力の作品だと思います。演出の上村聡史さんと今回初めてご一緒しますが、台詞一行の意味を深く掘り下げる、粘り強さを持ち丁寧に演出なさる方。本当に楽しみです。自由を謳歌しているように見えて、実は人生と格闘している現代の大人たちを描いており、しゃれていてユニークだけれど切なさを伝える作品になるよう、しっかりと励みます。

◆北村有起哉(ボリス役)
作者:ヤスミナ・レザ、上演台本:岩松了、演出:上村聡史、そして共演者の4人の方々。
全てが僕の脳内でパチリとハマりました。ハマりすぎて怖いくらいですが。とにかく今から楽しみなだけに、暴走しないようにしっかり手綱を握っていきたいと思います。

◆板谷由夏(フランソワーズ役)
役者として新たなステージへいくためにも挑戦すべきではないかと感じて、この作品への出演を決めました。共演者の方々は皆さん素晴らしいパワーを持った方ばかりなので、皆さんとのお芝居を生で体験できることが楽しみです。自分にとって本当に貴重な経験になると思います。観てくださる方々の心に響く舞台をお届けできるよう、ただただがむしゃらに進みたいと思います。

◆藤井隆(エリック役)
今回、お声をかけていただきとても嬉しく思っております。とても緊張しますが、がんばります。共演者に鈴木京香さん、北村有起哉さん、板谷由夏さん、そして麻実れいさんがいらっしゃって、クラクラしていますが、私に出来ることは限られておりますので、稽古期間中、皆さんに振るい落とされないように必死に食らいついていけたらと思います。本番をお客様に楽しんでいただけるよう上村聡史さんに教えていただき、稽古を存分に楽しませていただこうと思います。シアタークリエの舞台に立たせていただけるのが初めてで、そちらも楽しみの一つです。

◆麻実れい(イヴォンヌ役)
『炎 アンサンディ』出演の後、再び上村さんの演出を受けたかったので、この作品への出演を決めました。共演者には力強い素敵な役者さんが揃っていますので足を引っぱらないようにがんばりたいです。上村さんの創られる空気感の中、皆さんとご一緒にイヴォンヌとして生きていけたらと願っています。

◆上村聡史(演出)
本作をドイツに観劇に行きましたが、ウィットに富んだ会話、その会話からタガが外れていく感情のバリエーション、そして、どうしようもない恋模様・親子模様、人物のおかしさや愚かさが小気味いい会話で展開される所が、大きな魅力といえます。
今回とても魅力的で芸達者な皆さんに集まっていただきました。鈴木さんの持つ気品が、愛することの切実さと不満が大胆に繊細に揺れ動く様を、北村さんの持つ豪快さが、男の見栄と愚かしさで機能不全になる様を、板谷さんの持つ知性が、倫理観と自信の理想との間で崩れゆく様を、藤井さんの活力が、母親とパートナーの間で理性がはじけ飛んでいく様を、麻実さんのチャーミングさと大らかさが40代のカップルたちを導いていき「この人、もしかしたら全能の女神なのでは」とついつい思えてしまうような様を、物語の醍醐味にしていきたいと思います。
この作品を上演することは、“大人のための辛口なコメディ”という体裁になることは間違いありませんが、その中から、誰もが向き合わなくてはならない孤独をどういう術をもって生き抜いていくか、そんな素敵な発見を見出せるような作品になればと思います。

舞台『大人のけんかが終わるまで』は、2008年6月30日(土)・7月1日(日)に東京・シアター1010にて(プレビュー公演)、7月14日(土)から7月29日(日)まで、東京・シアタークリエにて上演される。その後、全国を巡演。

(文/エンタステージ編集部)

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