中川晃教、凰稀かなめ、染谷俊之らが出演!『銀河鉄道999』アニバーサリーイヤーに舞台化


1977年に連載を開始した松本零士作のSF漫画「銀河鉄道999」が、40年の歳月を超えて2018年7月、明治座にて舞台化されることが明らかとなった。銀河鉄道999 40周年記念作品 舞台『銀河鉄道999』~GALAXY OPERA~と題するこの舞台に、中川晃教、凰稀かなめ、染谷俊之ほか豪華キャストが顔を揃え、舞台上で愛と友情と冒険の旅に出発する。

『銀河鉄道999』は、裕福な人々が機械化人となり永遠の命を謳歌する未来世界を舞台に、機械伯爵に母を殺された主人公・星野鉄郎が謎の美女メーテルとともに銀河超特急999号に乗り込み、機械の体をくれる星を目指して宇宙空間を旅する物語。

漫画の連載開始後、1978年にTVアニメ化、1979年に劇場アニメ化され、いずれも大ヒットした作品。今回の舞台では、1979年の劇場版第1作目のストーリーをもとに、オリジナルのシーンも交えて、鉄郎の宿敵・機械伯爵と時間城で対決するまでを描く。

第24回読売演劇大賞最優秀男優賞を受賞した中川が主人公・鉄郎役を演じるほか、若手人気俳優の染谷が鉄郎と対決する機械伯爵役を演じる。また、元宝塚歌劇団宙組トップスター・凰稀がクイーン・エメラルダス役を、日本ミュージカル界で人気急上昇中の平方元基がキャプテン・ハーロック役、劇団四季『ウィキッド』でヒロイン役を演じた雅原慶が氷の墓の管理人シャドウ役、声優および俳優として多岐にわたり活躍中の入野自由が大山トチロー役、父・矢沢永吉譲りの歌唱力を持つ矢沢洋子がリューズ役で初舞台を踏み、メーテル役は今回抜擢されたハルカが演じる。また、クレア役は後日発表される。

原作・総監修を務める松本は「私は鉄郎と共に今も旅を続けております。終着駅はまだまだです。舞台『銀河鉄道999』~GALAXY OPERA~とても楽しみです。メーテル役のハルカさんは、美しくて、おだやかで、優雅な女性です。メーテルにふさわしい女性です。きっと少年たちを力づけてくれるでしょう。そして、自分の分身である鉄郎を中川晃教さんに演じていただけることが、光栄で心から感謝しています。とても嬉しいです」とコメントしている。

以下、各キャストより、今回の出演についてのコメントを紹介しよう。

◆中川晃教(星野鉄郎役)
『銀河鉄道999』が生まれてから40年。松本零士先生の分身でもある鉄郎を通して、先生と心を重ねられる喜びと緊張とが入り混じった気持ちです。今観ても何かが心に感じられる、そんな素敵な作品の舞台化。しっかりと命を吹き込めるよう、銀河鉄道999にかかわるすべての方たちと、そしてそれを観に来てくださるお客様と、素敵な銀河の旅が出来るよう、力いっぱいがんばります。

◆ハルカ(メーテル役)
999号の乗客たちは紛れもなく、現代を生きる私たち自身です。誰もが夢を追い、まだ見ぬ星を目指し、自分の存在意義に迷いながら、二度と会えない誰かを思って終わりの見えぬ旅をしている。
私は、松本零士先生と星野鉄郎に幾度となく勇気付けられました。今度は私が、メーテルとして鉄郎を勇気づける番です。そしてこの舞台を通して、鉄郎と同じように孤高の旅を続けている方たちを、少しでも勇気づけられたならこんなに幸せなことはありません。零士先生がメーテルに託した少年たちの夢をしっかりと受け継ぎ、誰よりも強く美しい女性を演じたいと思っております。

◆染谷俊之(機械伯爵役)
『銀河鉄道999』という誰もが知る国民的アニメが実写化することに驚き、しかも自分がたずさわらせていただけるなんて、本当に光栄に思います。原作ファンの方の期待を裏切らないよう、全力で機械伯爵というキャラクターをステージ上で生き抜きたいと思います。また、作品が生まれて40周年ということで、それに見合う素敵な作品を皆さんにお届けしたいと思います!皆さん、ぜひ楽しみにしていてください☆『銀河鉄道999』という皆から愛されている作品を生み出してくれた、松本零士先生に感謝いたします。先生に対する感謝の気持ちを込めて、⼀公演⼀公演全力で大事に演じきりたいと思います。共演者の皆さんと⼀緒に『銀河鉄道999』にたずさわれることを本当に嬉しく思います!力を合わせて、最後まで誰一人欠けることなく、素敵な作品をみんなで作り上げましょう☆未熟者ではありますが、皆さんの足を引っ張らないよう全力でがんばります!千秋楽まで、よろしくお願いいたします☆

◆矢沢洋子(リューズ役)
この度『銀河鉄道999』の40周年を記念した舞台に出演することになりました。とても光栄な話で嬉しく存じます。自分にとっての初の音楽劇出演です。ライブハウスとはまた違う形で⼀つの作品に関わるという事で不安もありますが、その分、新しい世界にチャレンジできる喜びでいっぱいです。全力で取り組みたいと思います。私が演じるリューズはどこか影のあるミステリアスな女性です。松本先生が描いたリューズを演じる事によって、自分自身でも気づかなかった一面を発見できればと思っています。

◆雅原慶(シャドウ役)
氷の墓の管理人シャドウ役を演じさせていただくことになりました雅原慶です。日本が誇る名作『銀河鉄道999』にたずさわることができてとても光栄です。私自身、劇団四季退団後、久しぶりの舞台出演ということでとてもワクワクしています。松本零士先生の作品への想いをしっかりと胸に刻み、素敵なキャストのみなさんと共に、お客様の心に残る銀河の旅をお届けできるようがんばりたいと思います。劇場でみなさんにお会いできるのを楽しみにしています!

◆入野自由(大山トチロー役)
大きな節目である40周年というこの瞬間に立ち会えるということ、とても嬉しく思います。漫画原作の舞台化は近年盛んに⾏われていますが、なかでもこの『銀河鉄道999』はひと味違った作品になるのではないでしょうか。そして、アニメーション作品で大先輩たちが演じた「トチロー」・・・嗚呼!プレッシャーです!松本零士先生の描き出したこの世界観に、世代を超えて愛され続けているこの作品に、改めて真摯に向き合っていきたいと思います。ご期待ください!!

◆お宮の松(車掌役)
『銀河鉄道999』は子どもの頃からのバイブル!私の通った中学校の隣の中学校に先生の壁画が飾ってありうらやましいと思ったことを思い出す!そんな松本零士ワールドを演じられるなんて感慨無量!しかも車掌役!黄色く光る眼をどうするか思案中!共演者たちの歌声だけでトロけそう!私の濁声で不協和音にならないように努力!先生!地元も、ご⼀緒!お互い北九州観光大使ということで!私、ほめて伸びる子なので叱咤ならぬ称賛激励でお願いします!

◆塚原大助(アンタレス役)
「アンタレス役で決定しました」その吉報が届いた時、僕はちょうど北九州は小倉にいた。
小倉駅には記念すべき40周年に向け、北九州モノレール新・銀河鉄道999号運行開始の看板が大きく飾られ、車掌の人形の横には松本零士先生のお写真と紹介文が飾られていた。そうか、ここは先生のゆかりの地か。何てタイミングだ・・・。体温が上昇すると共に、そのお写真や看板に向かい頭を下げずにはいられなかった。「全身全霊で挑みます。何卒宜しくお願い致します」『銀河鉄道999』。この物語の中に入っていく。アンタレスの目になっていく。選ばれた者として、矜持を胸に生きていく。そう心に強く決め、僕は小倉駅を後にした。

◆小野妃香里(トチローの母/鉄郎の母/プロメシューム<声>役)
実は私、数年前にとあるところで松本先生にご挨拶させていただいたことがあるのです。その時、お会いした瞬間になぜか「あ、キャプテン・ハーロックだ」と思った記憶があります。そして、40年前?に公開当時に観た『銀河鉄道999』の映画は、私が人生で初めて映画館の大スクリーンを体験したもので、なんだかいろいろ勝手に運命感じてます。あの世界がどんな風に舞台に出現するのか今から楽しみです。

◆凰稀かなめ(クイーン・エメラルダス役)
『銀河鉄道999』は、誰もが知る日本を代表するアニメの⼀つ。あらゆる形で引き継がれ、その40周年という貴重な記念舞台に立たせていただくことは大変光栄であると共に、世界中にファンを持つ『銀河鉄道999』の舞台に立ち、表現者となる責任感が時間と共に自分の中で膨れ上がり今凄く緊張と共にワクワクしております。エメラルダスはどんな存在の人物なのか知らない方もいらっしゃると思うので、エメラルダスの魅力をこの舞台で皆様に知っていただければと思います。舞台でご⼀緒させていただくのは皆様初めてなのでどんな舞台を作り上げられるのかすごく楽しみです。最後に、松本先生、この様な機会を与えていただいたことを心より感謝いたしております。来年は松本零士先生の傘寿のお祝いの年でもあります。キャスト全員で素敵な舞台をプレゼントできればいいなと思っております。

◆平方元基(キャプテン・ハーロック役)
まさかハーロックを演じさせていただけるなんて!全世界に原作ファンの方々がいる歴史ある作品にたずさわらせていただくプレッシャーは大きいですが、原作ファンの方々はもちろん、初めて『銀河鉄道999』の世界に触れる方々にも楽しんでいただけるように、丁寧かつ大胆に作品に向き合いたいと思います。偉大なる松本零士先生の作品の中で俳優としてたくさんのことを学べることを嬉しく思っております。寡黙なハーロックがどう舞台で表現されるのか!どうぞご期待ください。

銀河鉄道999 40周年記念作品舞台『銀河鉄道999』~GALAXY OPERA~は、2018年6月23日(土)から6月30日(土)まで東京・明治座にて上演、その後、福岡、大阪にて上演される。チケット発売日・料金・プレイガイド等の詳細は、後日発表される。

【東京公演】2018年6月23日(土)~6月30日(土) 明治座
【福岡公演】2018年7月21日(土)~7月22⽇(日) 北九州芸術劇場⼤ホール
【大阪公演】2018年7月25日(水)~7月29⽇(日) 梅⽥芸術劇場シアター・ドラマシティ

(C)松本零士・東映アニメーション

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