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橋爪功と神野三鈴が法廷対決!観客参加型の舞台『TERROR -テロ-』日本初演

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2018年1月に東京・紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYA、2月に兵庫・兵庫県立芸術文化センターにて、舞台『TERROR -テロ-』が日本初演を迎える。刑事事件弁護士の顔を持つドイツの作家・フェルディナント・フォン・シーラッハが書いた本作は、法廷を舞台にあるテロに関わる事件について、弁護士と検察官が自身の正義に基づき、知力の限りを尽くし論戦を繰り広げる物語。橋爪功が弁護士役、神野三鈴が検察官役を演じる。演出は森新太郎。

【あらすじ】
2013年7月26日、ドイツ上空で民間旅客機がハイジャックされた。犯人であるテロリストたちは、7万人が熱狂しているサッカースタジアムに飛行機を墜落させて多数の命を奪うと共に、世界的なニュースになることをもくろんでいた。
しかし、緊急発進したラース・コッホ空軍少佐は、独断でこの旅客機を撃墜する。
乗客164名の命を奪って、7万人の観客の命を守った彼は英雄なのか、犯罪者なのか。裁判は民間人が評決に参加する参審裁判に委ねられる。検察官による論告、弁護士による最終弁論を経て、判決は一般の参審員が決めることとなるが、果たして少佐に下された審判は―。

本作では、観客が劇中に登場する一般参審員の役を担う。観客は、弁護士と検察官の論戦を最後まで目撃した後、この裁判について有罪か無罪か評決を行う。その結果に応じてステージ上では二通りの結末が演じられる。当然ながら公演ごとに観客は入れ変わっていくため、毎回どのような判決となるかは誰にも予想がつかない。事実、海外で上演された際は公演によって異なる評決が出たという。

本作は、朗読劇として2016年8月に日本初上陸。朗読・橋爪、ピアノ演奏・小曽根真のコンビで全4回上演された。その時は全公演で「有罪」となったが、今回ストレートプレイとなり演出も変わることで、観客にどのような影響を与えるのか注目したい。

被告となった空軍少佐の弁護人役は、朗読劇版で弁護士と検察官の二役を務めた橋爪。今回は弁護人役に専念するという。一方、被告の犯罪性について追及する検察官役は、2012年、三谷版『桜の園』及び『組曲虐殺』で紀伊國屋演劇賞個人賞に輝いた神野。

膨大な台詞を用いて裁判を采配する裁判長役は、大河ドラマをはじめ数多くのTVドラマ、映画、舞台で活躍する今井朋彦。被告人の空軍少佐役は、数々の演劇・ミュージカルなどで活躍、念願の森演出に初参加する松下洸平。さらに、この事件を第三者視点で語る被害者参加人役を前田亜季、証人役を堀部圭亮、廷吏(ていり:裁判所の職員)役を原田大輔が演じる。

演出の森は、本作について以下のようにコメントを寄せている。

◆森新太郎(演出)
かの『ヴェニスの商人』をはじめ、古今東西、裁判を扱った芝居は数多くあるが、シーラッハの『テロ』はなかでも異色、観客に傍観者たることを許さないという点において、その緊迫感は群を抜いている。法を信ずるべきか、良心を信ずるべきか、そんな問いをとことん突きつけてくる唯一無二の法廷劇と言えよう。
昨年、日本語に翻訳されて以来、私は機会あるごとにこの戯曲を読み返してきた。が、正直言うと、いまだに被告人・コッホ少佐の行動に対して白黒つけられぬままである。テロの脅威を想像すればするほど、迷いは深まるばかりだ。今、私たちはどのような危機的状況を生きているのか・・・この作品を通して、皆さんと一緒に劇場で静かに語り合えたらと思う。

舞台『TERROR -テロ-』は、2018年1月16日(火)から1月28日(日)まで、東京・紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYA、2月17日(土)・2月18日(日)に兵庫・兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホールにて上演される。チケットは、10月15日(日)10:00より一般発売開始。

【公式HP】http://www.parco-play.com/web/program/terror/

(文/エンタステージ編集部)

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