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舞台『東京喰種』開幕!松田凌「作品の“大きな意味”がつまっている」

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2017年6月29日(木)に東京・シアター1010にて舞台『東京喰種トーキョーグール』~或いは、超越的美食学をめぐる瞑想録~が開幕した。本シリーズは、石田スイによる人気ダーク・ファンタジー漫画を舞台化した第2弾。初日前には公開ゲネプロと囲み会見が行われ、オーディションで選出された主演の松田凌をはじめ、鈴木勝吾、田畑亜弥、佐々木喜英、村田充が登壇した。

新たに金木研として、物語を担う松田は「正直に申しますと、全稽古を終えても、まだ意気込みがこうという感覚があまり沸かないんです。おそらく、お客様に観ていただいて(この作品は)完成するんだろうなと思っています」と、静かにその心境を語った。

舞台『東京喰種トーキョーグール』~或いは、超越的美食学をめぐる瞑想録~舞台写真_2

そして、今作は「抽象的な話になってしまうのですが、人間と喰種の狭間の感覚をより深く描いています」と語る。「僕も、前作を見て本当に心を打たれたんですが、今回の『東京喰種』は、すごく繊細です。原作者の石田先生とはまだ直接お話をしたことがないんですが、個人的な解釈として、今、自分たちが演じている中に『東京喰種』という作品の“大きな意味”がつまっている気がしています。演技、舞台美術、音楽、照明、映像で表現するそれが、皆様の心の中に、爪痕でも傷跡でも何かしらの形で残せたらと思います」と、自身も原作のファンだったという松田ならではの深い考えを感じさせた。

舞台『東京喰種トーキョーグール』~或いは、超越的美食学をめぐる瞑想録~舞台写真_3

前作より、西尾錦役を続投する鈴木は「原作のある作品に携わらせていただく時は『演劇だった』ということを、お客様に感じていただけるといいなと常々考えています。演劇としてやる価値を、演出の茅野(イサム)さんを筆頭に2年前の初演から積み上げてきたので、喰う種と人間の、暑苦しいまでの生と葛藤を通して、生きる“何か”を発見してもらえたらと思います。舞台上で“魂が燃える音がするような演劇”にしたいというのが、一番強い思いです」と熱を込めた。

また、本作では錦の過去にもスポットが当てられる。鈴木は「喰種も、生きていく中でやらなれればいけなかったことや、失ったものがあった上で強く生きているというところを、良い者として演じる訳ではないですが、人間に置き換えて見ていただきたいなと思います」と見どころを語った。

舞台『東京喰種トーキョーグール』~或いは、超越的美食学をめぐる瞑想録~舞台写真_6

「引き続き霧嶋董香役として生きられることが光栄です」というのは、こちらも続投の田畑。「前作の上演時にも言ったと思うのですが、私たちは、汗や涙、血、よだれまで流しながら、舞台上で魂を込めて、必死に生きています。その空間は一度きりのものです。舞台ならではの方法で、皆様をグールの世界にいざなえたらと思いながら、カンパニー一同、精一杯がんばりたいと思います」と意気込んだ。

舞台『東京喰種トーキョーグール』~或いは、超越的美食学をめぐる瞑想録~舞台写真_5

同じく、引き続きウタ役を演じる村田は「前作同様、今回も非常に多くの期待を感じています。厳しい目も向けられると思いますが、プレッシャーを力に変えてしっかりお伝えできるように、たくさん稽古をしてきました。原作者の石田先生をはじめ、原作ファンの皆様、演劇ファンの皆様にしっかりと納得してもらえるような作品を作りたいと思います」。さらに「このビジュアルを作るのに2時間かかるので、素晴らしいスタッフワークをじっくり見ていただけたらなと・・・」と、控えめにアピール。

舞台『東京喰種トーキョーグール』~或いは、超越的美食学をめぐる瞑想録~舞台写真_4

食事に強いこだわりを持つ「美食家(グルメ)」の喰種・月山習役として、初登場を果たす佐々木は「舞台化される前から『東京喰種』の世界が大好きで、原作も読んでいましたし、アニメも観ていました。もちろん、初演の舞台も観に行って、その世界観に圧倒されました」と明かし、「原作の中でも、月山習というキャラクターが一番好きだったので、大好きな作品の中で大好きな役を演じられることを嬉しく思います」と笑顔を見せた。

本作はストレートプレイの作品だが、佐々木の登場シーンでは「月山は、原作の中でも派手で華やかな部分があるので、歌やダンスでそれを表現しています。また、ストレートの舞台なので、キャラクターの心情をいつも以上に大事に表現するようにしています。深いお芝居にもご期待ください」と気合い十分。

最後に、松田は「この作品は、原作の漫画以外にもアニメ、映画といろいろな形で世界に発信されていますが、『東京喰種』を“その場”で感じていただけるのは、舞台上だけだと思っています。演劇にしかできない、『東京喰種』になっています。僕たちは千秋楽まで、役として、それぞれの人間として、生きていきます。ぜひ、劇場に来ていただいて、芝居なのか、本当に生きているのかという感覚を楽しんでいただけたらと思います。『東京喰種』という作品にお連れします」と呼びかけた。

舞台『東京喰種トーキョーグール』~或いは、超越的美食学をめぐる瞑想録~舞台写真_7

喰種の芳村(加藤忠可)が経営する喫茶店「あんていく」で、董香と共に働きはじめた金木の前に、“美食家(グルメ)”と呼ばれる喰種・月山習が現れる。月山を警戒する董香は、金木に「あいつとは関わらない方がいい」と釘を刺した。また、四方蓮示(吉田友一)に導かれ、マスク職人のウタ、そしてバーを営むイトリ(富田麻帆)と出会う金木。そこで、イトリにある調査と交換条件を持ちかけられた金木は・・・。

舞台『東京喰種トーキョーグール』~或いは、超越的美食学をめぐる瞑想録~舞台写真_8

一方、金木との戦いで怪我を負った錦は、傷が癒えずに苦しんでいた。傍に寄り添うのは、人間の恋人・西野貴未(山谷花純)。親友の永近英良を殺そうとした錦を知る金木は、疑問に思う。人間を食い物としてしか見ていなかった錦にとって、彼女はどういう存在なのか?“人間”と“喰種”、二つの世界に触れていく金木。彼の眼に映るのは絶望か、それとも―。

舞台『東京喰種トーキョーグール』~或いは、超越的美食学をめぐる瞑想録~舞台写真_9

舞台『東京喰種トーキョーグール』~或いは、超越的美食学をめぐる瞑想録~は、6月29日(木)から7月4日(火)まで東京・シアター1010にて、7月8日(土)・7月9日(日)に大阪・梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティにて上演。

舞台『東京喰種トーキョーグール』~或いは、超越的美食学をめぐる瞑想録~舞台写真_10

なお、映像配信サービス「GYAO!」にて、7月9日(日)17:00の大千秋楽公演の模様がLIVE配信されることが決定した。詳細は、GYAO!特設サイト「ニゴステ(2.5次元ステージ)」にてご確認を。
◆GYAO!特設サイト「ニゴステ(2.5次元ステージ)」
【配信日】7月9日(日)17:00
【配信サイト】GYAO!ストア
【販売期間】6月29日(木)~7月9日(日)公演開始まで
※上記の手続きで後日予定のアンコール配信も視聴可能
【期間限定アンコール配信】7月14日(金)午後~7月18日(火)23:59

さらに、11月29日(水)には、本公演のBlu-ray&DVDの発売も決定。公演会場で予約をすると、後日行われるDVDイベントに必ず参加できるとのこと(公演会場以外で購入の場合は封入特典で抽選申し込みが可能)。

◆舞台『東京喰種トーキョーグール』~或いは、超越的美食学をめぐる瞑想録~ Blu-ray&DVD
【発売日】11月29日(水)
【価格】Blu-ray:9,800円+税、DVD:8,800円+税
【仕様】2枚組
【特典】ブックレット、DVDイベント抽選券(公演会場以外で購入の場合のみ)、バックステージ映像

舞台『東京喰種トーキョーグール』~或いは、超越的美食学をめぐる瞑想録~イメージビジュアル

(C)石田スイ/集英社 (C)舞台『東京喰種トーキョーグール』製作委員会

(取材・文・撮影/エンタステージ編集部)

(文/エンタステージ編集部)

舞台『東京喰種トーキョーグール』~或いは、超越的美食学をめぐる瞑想録~

作品情報舞台『東京喰種トーキョーグール』~或いは、超越的美食学をめぐる瞑想録~

この世界は、間違っている―

  • 公演:
  • キャスト:松田凌、鈴木勝吾、田畑亜弥、村田充、吉田友一、山谷花純、加藤忠可、富田麻帆、佐々木喜英、ほか

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