HEADLINE

ニュース

劇団☆新感線『乱鶯』上映記念イベント開催!古田新太&大東駿介「なまなましい映画です」

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

007007.jpg

2016年に劇団☆新感線初の本格派時代劇として上演された、いのうえ歌舞伎《黒》BLACK『乱鶯(みだれうぐいす)』が、《ゲキ×シネ》の最新作として東京・東劇で2017年4月15日(金)より公開されている。本作の全国上映を記念し、4月25日(火)に同劇場にて舞台挨拶が行われ、出演者の古田新太と大東駿介が登壇した。

《ゲキ×シネ》とは、演劇を映画と同じ工程を経て映像化し、映画のように楽しめるようにしたジャンル融合のエンターテイメントである。《ゲキ×シネ》版『乱鶯』は、第29回東京国際映画祭(TIFF)で“特別上映作品”としても上映された。劇団史上初めて脚本に倉持裕を迎えた本作は、立ち回りあり、サスペンス色あり、ちょっぴり大人の恋模様ありの、江戸時代を生きる市井の人々を描いた人間ドラマが見どころの時代劇となっている。

ゲキ×シネ『乱鶯』_古田新太.jpg

舞台挨拶では、初共演ながらも一緒に出ているシーンが多かったという古田と大東が、公演期間中の思い出などを振り返った。主演の古田は、劇中での立ち回りやセリフのボリュームについて「しんどかった」と感想を述べ、脚本の倉持の名前を出して「俺がすごく喋っているところ、戦っているところが見たいから書いた、と言われました。怒りしかない(笑)」と冗談交じりに語った。

ゲキ×シネ『乱鶯』_大東駿介.jpg

《ゲキ×シネ》版を見て、出ていた時には気付かなかった様々な部分について、大東が「たくさんありました」とコメントすると、古田から「お前は稽古の時から何も気付いてなかったろ(笑)」とツッコミが。そこから、稽古が終わるたびに大東が古田の楽屋に助言をもらいに行ったり、袖にはけるたびに、細かく技術的な指導を受けたエピソードが語られ、舞台裏での二人の良い関係を垣間見ることができた。

ゲキ×シネ『乱鶯』_古田新太&大東.jpg

舞台『乱鶯』は全国3ヶ所、全69ステージという長い公演だったが、大東は「ずっとやってられる。気持ちの鮮度が保たれ続けて、明日何ができるかと考えているうちに楽日でした」と述べ、「幸せやったなあ」と公演期間をしみじみと懐かしんだ。古田は「実は舞台っていうのはチェーン店で、どこのお店でも同じ味を出さなきゃいけない」と各公演を飲食店になぞらえ、「そのためには同じことをしてはいけない。『今日のお客さんはこうだから、こうしてみようかな』とか」と舞台に対する自分の信念を語った。

ゲキ×シネ『乱鶯』_古田新太&大東駿介.jpg

舞台挨拶の最後では、来場した観客向けに「《ゲキ×シネ》にとても合った作品なので皆さん楽しみにしていていください」と古田が本作をアピール。大東が「舞台をそのまま映像にしているので、いい意味でなまなましい映画です」と締めくくり、ヒットを祈願した鏡割りが、登壇した二人と観客による掛け声を合図に行われた。

ゲキ×シネ『乱鶯』_古田新太&大東駿介.jpg

舞台挨拶後は、報道陣向けに取材会が行われ、さらに詳しい話を聞くことができた。まず、舞台挨拶で述べていた「《ゲキ×シネ》にとても合っている」理由について古田が「人間同士の機微が意識して書かれている会話劇の台本なので、アップのカメラワークに合っているから」とコメント。大東もそれに大きく頷き「カメラだから切り取れる速度感があります。映像としての表現(血しぶきや効果音)が追加されつつ、会話劇の静寂が切り抜いてあって、バランスがいい作品」と同調した。

ゲキ×シネ『乱鶯』_大東駿介.jpg

実際に公演しているものを、映画と同じように約20台のカメラで撮影するのが《ゲキ×シネ》の特徴であるが、大東はカメラを向けられることに対して「意識は全然していなくて。だからこそ、いつもと同じように、ちゃんと芝居ができました。そこを切り抜いた結果、見事な時代劇になりました」と、公演の臨場感がそのまま映像になっていると断言。

ゲキ×シネ『乱鶯』_古田新太.jpg

「僕はライブの人間だから、《ゲキ×シネ》は誰が喜ぶんだって思ってた」と話す古田。「だけど、いろんな言葉を聞くと、役に立って喜んでもらえて、いつか生で見たいと思ってくれる人がいるのが素晴らしい」と続ける。実際、劇団☆新感線はセットや音響、照明設備が大きいため、地方を回ることが困難であったそうだが、《ゲキ×シネ》を通して劇団☆新感線を知った人たちが、国内のみならず海外からも公演に足を運んでいるようで「《ゲキ×シネ》という媒体がなければありえなかった。この成果が非常にありがたいです」と語った。

ゲキ×シネ『乱鶯』_古田新太&大東駿介.jpg

舞台と映像の融合がなされた《ゲキ×シネ》の最新作、ゲキ×シネ『乱鶯』は、東京・東劇で4月15日(土)から5月5日(金)まで上映。また同劇場のほか、北海道から鹿児島まで12の劇場で上映される。詳細は以下のとおり。

【北海道】6月3日(土)~ 札幌シネマフロンティア
【東京】5月20日(土)~ 新宿バルト9
【東京】4月15日(土)~ 東劇
【神奈川】6月3日(土)~ 横浜ブルク13
【愛知】6月3日(土)~ ミッドランドスクエアシネマ
【愛知】6月3日(土)~ 名演小劇場
【大阪】4月29日(土・祝)~ 梅田ブルク7
【京都】6月3日(土)~ T・ジョイ京都
【兵庫】6月3日(土)~ 神戸国際松竹
【広島】6月3日(土)~ 広島バルト11
【福岡】6月3日(土)~ T・ジョイ博多
【鹿児島】6月3日(土)~ 鹿児島ミッテ10

(取材・文・撮影/エンタステージ編集部)

(文/エンタステージ編集部)

RELATED TOPICS

関連記事

注目のキーワード

今エンタステージで話題のキーワード一覧

RANKING

アクセスランキング

HOT ENTRY

注目のニュース

INTERVIEW

独占インタビュー

TOP