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大竹しのぶ「血が駆け巡るようなエネルギー」歴史的名作『フェードル』開幕直前会見&フォトコール

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大竹しのぶ主演舞台『フェードル』が、2017年4月8日(土)から4月30日(日)まで東京・Bunkamura シアターコクーンにて上演される。本作は、義理の息子に狂おしい愛を抱き、悲劇へと向かう女性の姿を描いた、フランスの古典文学を代表する歴史的名作。開幕直前の4月6日(木)には同劇場で会見が行われ、大竹のほか、平岳大、門脇麦、今井清隆、キムラ緑子が登壇。さらに舞台の一部が報道陣向けに公開された

舞台『フェードル』_大竹しのぶ_2

タイトルロールにもなっているフェードル役の大竹は「古典ですが、分かりやすく単純なストーリーなので、見ていて気持ちがいい。言葉の力をとても感じ、お芝居ってこういうものなんだと思わせてくれる」と、この作品が現代にも通ずるものであることを力強く断言。また、稽古場の様子として「楽しい稽古。もっと稽古がしたい。永遠に(演出の)栗山さんのダメ出しを聞きたい」とコメントし、共演者たちを頷かせていた。

舞台『フェードル』_大竹しのぶ&キムラ緑子

舞台では真紅の衣装に身を包み、義理の息子イッポリットを愛してしまった葛藤、想いを拒絶された絶望を、乳母エノーヌの前で吐き出すフェードルを熱演。そんな、強すぎる愛に苦しむ彼女について「人を愛するというのはこんなに激しいことなんだ、命を懸けて愛するってなんて清々しいんだ、と思わせてくれる」とキャラクターの魅力を語った。

舞台『フェードル』_平岳大

イッポリット役の平は、大竹演じるフェードルから愛を迫られることに対し「怖いです。負けちゃいけないと思ってます」と笑いを誘いつつ、「役者として、こんなにやりがいのある芝居はないなと思う作品。やればやるほど次の壁が出てくる作品で、毎日汗だくになってます」と、真摯に作品と向き合う姿勢を見せた。また、長い独白や説明台詞に自分の課題を感じているようであったが、門脇演じるアリシーに想いを伝えるシーンでは、台詞、動き共に滑らかで、迫力のある演技を見せてくれた。

舞台『フェードル』_門脇麦&平岳大

今回が初めての古典作品挑戦となる門脇は「(女優として)仕事をはじめて5年ぐらいですが、自分は一体5年間何してきただんろうと思ってます」と苦しみながらも、「(稽古を)やるたびに意味を発見していくのが楽しかったです」と成長を実感している様子。イッポリットに王権返還の提案と愛を告白された門脇のアリシーの演技は、相手に台詞をきちんと届けながら、同時に立ち姿で心情を表すという、とても見ごたえのあるシーンに仕上がっている。

舞台『フェードル』_大竹しのぶ&キムラ緑子

自身の役であるエノーヌを「フェードルを全身全霊かけて愛し、守り抜く乳母」と捉え、その言葉通りに迫真の演技を見せたキムラ。稽古の過程をふり返りながら「演じる喜びと面白さがある、今までに味わったことのないような芝居の作り方。終わった後に、楽しかった、よかったと思える期間にしたい」と決意を口にした。

舞台『フェードル』_大竹しのぶ&今井清隆

数多くのミュージカル作品で活躍してきた今井清隆は、アテネの王・テゼを演じる。自分の妻が息子に惹かれてしまうという、複雑な葛藤を抱える役柄について「実生活で経験がないので役作りに悩んでいますが、本番に向けて集中します」と冗談めかしてコメント。しかし、フェードルの想いに気づいてしまうシーンでは、国に帰還した喜びから一転して悲劇に見舞われる王の姿を、舞台上で見事に再現していた。今までにない長台詞のある役のため、自分の出番がない日も稽古場に通い、大竹の芝居から勉強し、刺激を受けていたという。

舞台『フェードル』_キャスト

会見の最後に、大竹は「劇場という空間の中で、血が駆け巡るようなエネルギーを私たちが放出しますので、それを受け止め、生きてるんだって思えてもらえたらすごく嬉しい」と、本番を迎えることへの喜びを笑顔と共に述べた。

「人間精神を扱った最高傑作」といわれる舞台『フェードル』は、2017年4月8日(土)から4月30日(日)まで、東京・Bunkamura シアターコクーンにて上演される。そのほかの各公演情報は以下のとおり。

【新潟公演】2017年5月3日(水・祝) りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館
【愛知公演】2017年5月11日(木)~5月14日(日) 刈谷市総合文化センター 大ホール
【兵庫公演】2017年5月11日(木)~5月14日(日) 兵庫県立芸術文化センター 阪急中ホール

(取材・文・撮影/エンタステージ編集部)

(文/エンタステージ編集部)

フェードル

作品情報フェードル

さあ、知るがいい、フェードルを。 恐れと哀れみ、狂おしい恋と罪の意識・・・

  • 公演:
  • キャスト:大竹しのぶ、平岳大、門脇麦、谷田歩、斉藤まりえ、藤井咲有里、キムラ録子、今井清隆

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