スタジオアルタが仕掛ける新しい劇場が今夏オープン!日本のブロードウェイを目指してオーディション開催


2017年夏に、東京・有楽町センタービル(有楽町マリオン)内に、グローバルな観客に向けた「ノンバーバル」を特長とする最先端エンターテインメント劇場「オルタナティブシアター」がオープンすることが、2月28日(火)に行われた株式会社スタジオアルタの新規事業発表会で発表された。

スタジオアルタといえば、テレビスタジオ・イベント運営事業や新宿東口駅前をはじめとしたアルタビジョンCM、番組制作などで知られる企業。今回、専用劇場をオープンし劇場運営事業に参入することで、さらなる「顧客接点の拡大と充実」を図るという。同社代表取締役社長の田沼和俊氏は、「訪日観光客に向けた、新しいコンテンツを行っていきたいと考えた時に、市場の変化も踏まえて、エンターテインメントビジネスを考えました」と説明。公演数は2017年度は500公演、動員14万人(2017年7月~2018年3月)、2018年度は700公演、動員20万人(2018年4月~2019年3月)を目指す。

スタジオアルタ新規事業発表会_2

7月7日(予定)にオープンする「オルタナティブシアター」のターゲット顧客は、訪日の目的の一つに「日本文化のコト消費」を持つような、文化に関心の高いグローバル層。演目はもちろん、観客の入場から退場までを「おもてなし」と考え、グローバルな「オトナの遊び場」となる新感覚なスペースを演出する。客席数は410席。客席両面はキャットウォークになっており、3Dワイヤーアクションの設備も完備される。

こけら落とし公演は、言葉にとらわれず、パフォーミングアーツで表現する音楽劇を予定。詳細は3月下旬から4月上旬にかけて発表予定であるが、音楽劇70分、パフォーマーによる前説20分の計90分の公演を想定しており、日本人有名演出家が手がけるという。2月28日(火)からは、同公演の初演キャスト(ダンサー)、および劇場パフォーマーのオーディションも実施。さらに、こけら落とし公演については、「目指せブロードウェイ」をテーマに、作品を輸出する準備も同時に進めていく予定とのこと。

「オルタナティブシアター」こけら落とし公演の初演キャスト、劇場パフォーマーのオーディションは、2月28日(火)から3月20日(月・祝)の期間、スタジオアルタ公式ホームページにて募集される。

(画像左から)株式会社スタジオアルタ代表取締役社長・田沼和俊氏、営業統括部新規事業部・明田真由美氏

(取材・文・写真/嶋田真己)

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