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宮沢りえが吉田大八作・演出の『クヒオ大佐の妻』に!「同じ女性として興味が湧いた」

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映画監督の吉田大八が手掛ける二度目の舞台作品『クヒオ大佐の妻』で、宮沢りえが主演のクヒオ大佐の「妻」役を務めることが発表された。第 27 回東京国際映画祭最優秀女優賞をはじめ多数の映画賞を獲得した映画『紙の月』(2014年)で、初めてタッグを組んだ吉田と宮沢。意気投合し映画撮影後も交流を続けていた二人が、ある時“クヒオ大佐”の話題で盛り上がったことが、この企画の始動するきっかけとなったという。

上演に向け、吉田と宮沢からコメントが届いている。

◆吉田大八
一度は映画で決着つけたはずでした。しかし心の底にくすぶり続けた思いは消えず、こうして8年後、再びクヒオ大佐とあいまみえることになりました。おそらく皆さんは「なぜ、また?」とお思いでしょう。だから僕自身も、この作品を通じてその「なぜ、また?」の答えを探していこうと思います。同じくクヒオに魅せられた宮沢さんが、映画では描かなかった“妻”という位置からクヒオを照らし出す、その瞬間を想像して今から勝手に感極まっています。まあ、どう転んでも見ものなのは間違いないです。

◆宮沢りえ
映画『紙の月』でご一緒した吉田大八監督と、今度は演劇を作ることになりました。信頼できる、大好きな演出家の方とまたお仕事ができることは嬉しいですし、クヒオという人の妻を演じることには興奮ととまどいを感じ、いろいろな気持ちの振り子が揺れているところです。特に今回は密度の高い劇場空間の中ですから、役者さんたちだけで生まれるものではなく、お客様とも一緒に何かを生み出せるはずだと思うと今から楽しみです。どうぞ、みなさんも、ぜひ私たちの共犯者になってください!

共演には、劇団ハイバイ主宰の岩井秀人に加え、ハイバイ劇団員の川面千晶、2018年公開予定の吉田作品「羊の木」にも出演している水澤紳吾が名を連ねた。

ビジュアル撮影時に「映画を観た時からありえない生き方をしているクヒオ大佐に魅力を」感じていたのですが、彼が実在し、しかも奥さんがいるらしいと監督から話を聞いた時に、ものすごく自分の中で、いい意味で妄想が膨らみました。そんな詐欺師を彼女はどんな風に待っていたのかなとか、どんなことを考えながら生きていたのかなとか。彼女も彼女で、きっと相当な女性なんじゃないのかなと、同じ女性としてすごく興味が湧きました」と語っていたという宮沢が、どんな女性像を描き出すのか楽しみにしよう。

『クヒオ大佐の妻』は、5月19日(金)から6月11日(日)まで東京・東京芸術劇場 シアターウエストにて上演される。チケットは、3月25日(土)10:00より一般発売開始。

【あらすじ】
築45年のとあるアパートの一室で、一日中ミシンを踏む女(宮沢)。仕立て直し、丈直し、縫い物など、若い頃に身につけた洋裁の腕を頼りにし、生活を成り立たせている。その部屋に荷物を定期的に届ける、宅配便屋の男(岩井)。彼は、本当は作家志望で、処女作のための取材活動をするうち、女の夫が“クヒオ大佐”だという噂を耳にしていた。この近所でツケを踏み倒しまくり、そのたびに綺麗な奥さんがあちこちの店を謝ってまわっている、と。だが、女が語るクヒオは結婚詐欺師ではなく、あくまでもアメリカ空軍のジェット機を操縦するパイロットで、アフガン、イラク、ソマリア、ハイチで戦い続けているために忙しくてなかなか帰宅ができないのだという。もはや既に狂気にとらわれてしまっているのか、はたまた単に嘘をついているだけなのか・・・?
女の話を聞いているうちに、作家志望の男の言動も徐々に変化していく。そこへさらに、新たな訪問者が現れる。かつてクヒオに騙されてすべてを捧げた女。また別の、そういう女の父親。クヒオの部下だったという男。彼らは彼らなりの理由で、その狭いアパートの一室を訪れ、クヒオ大佐の妻である女に挑みかかる。そんな中、妻がひたすらクヒオを信じて待つ気持ちが爆発的に化学反応を起こし、その部屋はさまざまな奇蹟で満ちていく・・・。

(文/エンタステージ編集部)

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