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菅谷哲也のパーンと多田愛佳のディードリットがついに舞台に登場!『ロードス島戦記』開幕レポート

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2017年1月6日(金)より東京・紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYAにて舞台版『ロードス島戦記』が開幕した。原作はテーブルトークRPGより生まれた水野良の小説『ロードス島戦記』シリーズ(角川スニーカー文庫)。日本ファンタジーやライトノベルに大きな影響を与え、ゲーム、コミック、アニメなど、ライトノベルのメディアミックスの道を切り開いた本作が、ついに初舞台化となった。

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脚本・演出は、劇場版『ポケモン』シリーズをはじめ多くのアニメ脚本や舞台脚本・演出を手掛けてきた園田英樹。主人公の若き戦士パーンを、CX系リアリティショー『テラスハウス』への出演がきっかけに俳優として活躍する菅谷哲也、ヒロインであるエルフ族のディードリットをHKT48の多田愛佳が演じる。

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呪われた島ロードス。その辺境の村に住む青年パーンは、神聖王国ヴァリスの聖騎士になることを夢見ている。修行中の神官で幼なじみのエト(ピコ)と共に、パーンは村のはずれに現れたゴブリンを退治しようとするが、ゴブリンの反撃にあってしまう。二人を助けたのは、魔術師スレイン(佐奈宏紀)とドワーフ族のギム(深沢敦)だった。彼ら4人に、盗賊のウッド・チャック(汐崎アイル)を加えた冒険者一行は、それぞれの目的を胸に冒険の旅に出る。

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パーンたちが、旅の途中でエルフ族のディードリットを仲間に加えた頃、ロードス島の統一を目指すマーモ帝国の暗黒皇帝ベルド(長江英和)が、ロードス全土に戦争を仕掛け始めていた。暗黒騎士アシュラム(辻凌志郎)と宮廷魔術師バグナード(成松慶彦)を率いるベルドには、強力な魔術を操る謎の魔女カーラ(月船さらら)が協力していた。ロードス島に大きな戦争が起きる中、パーンたちはその戦乱へと飛び込んでいくのだった・・・。魔女カーラの真の目的とは?そしてパーンたちの運命は?今、壮大な物語の扉が開く!

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壮大な作品である『ロードス島戦記』シリーズだが、本作はシリーズ第1巻『灰色の魔女』の物語をベースに舞台化されているため、原作を知らなくても問題なく観ることができる。一方、ストーリー序盤の舞台である王国アラニアの首都アランにおける冒険や賢者の学院関連のエピソード、ヴァリスのフィアンナ王女の誘拐から救出のシチュエーションなどが、舞台という短い時間に合わせてアレンジされており、観やすい構成となっている。

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キャラクターも、フレイム王国のカシュー王や、OVA版オリジナルで登場して人気となったダークエルフのピロテースなどは登場しないが、その分だけ、よりパーンたちにフォーカスした作品に仕上がっている。これらの点は、舞台監修に原作の水野が参加していることもあり、ファンも納得できる内容だろう。

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舞台の主題歌はOVA版のエンディングテーマ「風のファンタジア」。ファンタジー世界にマッチした幻想的なメロディーと歌詞が開幕から流れ、観客はロードス島戦記の世界に誘われる。懐かしの名曲にファンならば作品への熱い思いが蘇るはず。主題歌をオリジナルカバーするのは、TVアニメ『おそ松さん』のオープニングを担当して話題となったガールズユニット・A応P。また、A応Pの水希蒼は舞台版オリジナルのチャーム役として出演している。

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2.5次元系としビジュアル面だけでなく、パーンやディードリットたちの武器や防具などの造形も精巧に作られており、原作のイラストレーター・出渕裕が描き上げたファンタジーの世界を上手く表現している。また、アクションと殺陣を織り交ぜながら、竜牙兵といったモンスター、ベルドの魔剣ソウルクラッシュ、スレインのスリープクラウドやカーラのメテオストライクなどの魔法が、プロジェクションマッピングで効果的に表現されており、胸躍るファンタジー活劇を舞台上に作り上げている。

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日本ファンタジーの金字塔である原作を舞台化した本作。『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズや『ハリー・ポッター』シリーズなどファンタジー作品が好きな方には、ぜひオススメしたい作品だ。

舞台『ロードス島戦記』は、1月14日(土)まで東京・紀伊國屋サザンシアター TAKASHIMAYAにて上演。

※辻凌志郎の辻は点ひとつが正式表記

(C)水野良・グループSNE 発行:株式会社KADOKAWA

(取材・文・撮影/櫻井宏充)

(文/エンタステージ編集部)

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