ケイデンスが落ちたら即終了?!オリジナルドラマ『弱虫ペダル』体験試写会レポート


2016年8月26日(金)より放送が開始されるBSスカパー!オリジナルドラマ『弱虫ペダル』。先日、その第1話の先行試写会が都内にて行われた。今回の試写会は、過酷な状況で自転車を漕ぎ続ける『弱虫ペダル』にちなみ、抽選で選ばれた各回50名(計100名)の参加者全員がエアロバイクを漕ぎながら鑑賞するという、一風変わった“体験”試写会となっていた。

ドラマ『弱虫ペダル』試写会_2

会場には、エアロバイク50台がズラリと並んでおり、会場に入ってきた参加者からは、「こんなにたくさんあるの?!」などと、驚きの声が漏れ聞こえた。開始までの時間、事前に配布されたゼッケンを背中に貼り合ったり、自分のエアロバイクをセッティングしたりと、思い思いに準備を進める参加者たち。中には、作中に登場するユニフォーム姿で臨む人の姿もあった。

ただし、この試写会には“体験”するだけでなく、参加者が漕ぐエアロバイクが一定のケイデンス(回転数)を維持しないと即上映中止になってしまうというシビアなルールが設けられていた。さらに、エアロバイクには負荷がかかっており、「ドラマを観るには、全力でエアロバイクを漕がなければいけない」という過酷な状況でファン魂が試されることとなった。

ドラマ『弱虫ペダル』試写会_4

上映が始まり、参加者たちは皆必死に漕ぎ続ける。しかし、時間が経過するにつれドラマに集中してしまうからなのか、だんだんとケイデンスが下がりだし、開始6分でまさかの上映ストップ!会場からは悲鳴と共に「しんどい!」「思ったよりもきつい・・・!」と声が上がった。そこで、上映中止となる回転数のボーダーラインを設定し直し、再チャレンジ。今度は、各自給水などをしながら最後まで全力で漕ぎ続け、ドラマを最後まで観ることができた。

試写会後にはトークショーが行われ、ドラマ出演者の中から手嶋純太役の鯨井康介、青八木一役の八島諒、杉元照文役の平井浩基、寒咲幹役の桜井美南、福富寿一役の滝川英治、泉田塔一郎役の青木空夢の6名が登場。

ドラマ『弱虫ペダル』試写会_5

まず、それぞれが演じる役の好きなところを問われると、桜井は「自転車への愛が人一倍強いところ」、鯨井は「自分のことを凡人だと思っているけど、戦略を巡らせ勝ちたいと考えるくらい自転車が好きで、実は熱いところ」と答えるなど熱い回答が続く中、八島が「無口なところ、ですかね」とクールにコメントし、会場は笑いに包まれた。

ドラマ『弱虫ペダル』試写会_6

主役校である総北高校のライバル・箱根学園のメンバーを演じる滝川と青木は、「箱学のシーン、めちゃめちゃかっこいいですよ!」とアピール。そのかっこいい姿の裏で、青木はロードバイクを乗せてペダルをまわす三本ローラーに苦戦したようで、「先輩方は少し練習したらすぐ出来ていたのですが、難しくてワケがわからなかったです(笑)」と苦労を明かした。

ドラマ『弱虫ペダル』試写会_7

また、参加者からの「(実際に)ロードバイクを買うとしたら何がいいですか?」という質問に対しては、平井が「やっぱり、僕はコルナゴちゃん。白の!いつか自分のモノにしたいです」と、演じるキャラクターの愛車と同じ車種名を挙げるなど、終始、作品愛を感じさせるトークが繰り広げられた。

ドラマ『弱虫ペダル』試写会_8第2部の様子

トークショーもいよいよ終了・・・というタイミングで、主人公・小野田坂道役の小越勇輝が、撮影を終え滑り込みで登場!このサプライズに、参加者たちからは大きな拍手と歓声が上がった。その盛り上がりは、滝川が「俺らの(登場の)時とテンション違いすぎない(笑)?」と思わずツッコむほど。

ドラマ『弱虫ペダル』試写会_9

小越は、「第1話、楽しんでいただけましたか?僕もまだ完成形を観ていないので楽しみです。第1話は、坂道くんがいろんな人と出会う前のお話なので、登場人物たちとの出会いが見どころかなと思います。こうやって試写会などがあると、作品が出来上がってきたと感じます。最後まで怪我なくやり遂げ、いい作品を皆さんに届けたいです」と作品への意気込みを語り、イベントを締めくくった。残念ながらトークショーには間に合わなかったが、イベント終了後のフォトセッションには真波山岳役の植田圭輔も途中から参加した。

BSスカパー!オリジナルドラマ『弱虫ペダル』は、8月26日(金)21:00より放送開始。

(C)スカパー!/東宝/舞台『弱虫ペダル』製作委員会
(C)渡辺航(週刊少年チャンピオン)

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