スタジオライフ『BLOOD RELATIONS~血のつながり~』秋の新作は米の迷宮入り事件を題材に描くミステリー


2016年9月15日(木)から10月2日(日)にかけて、東京・新宿シアターモリエールにてスタジオライフThe Other Life Vol.9『BLOOD RELATIONS~血のつながり~』が上演される。本作はシャロン・ポーロックの戯曲で、1892年に米国で起き、今なお迷宮入りとなっている「リッヅィー・ボーデン事件」を題材に、その背景にある人間ドラマを演劇的視点から鋭く描き出している。

劇団スタジオライフは1985年に結成。1987年から男優が女性役も演じる手法をとり、現在は男優40名、女性演出家・倉田淳1名で構成されている演劇集団だ。『トーマの心臓』(萩尾望都原作)や『死の泉』(皆川博子原作)、『白夜行』(東野圭吾原作)など、文芸や耽美作品を上演する本公演とは別に、「海外の小劇場で生まれた傑作を東京の舞台へ」をコンセプトに、1997年より「The Other Life」という小劇場のメリットを生かした取り組みを行ってきた。今回は、そのシリーズ第9弾となる。

【あらすじ】
1892年米国ニューイングランド地方の田舎町で、豪農夫妻が斧で惨殺される殺人事件が起きた。警察は第一発見者である次女のリッヅィーを疑い逮捕するが、状況証拠しか手掛かりがなく無罪となり、釈放される。1902年、事件の真相を探るべくリッヅィーの友人である一人の女優が、彼女と共に10年前の事件を検証してゆく。果たして、リッヅィーの中に潜む闇の深淵に近づくことはできるのか!?

出演は、Fateチーム、Doomチームのダブルキャスト制。Fateチームは、青木隆敏、松本慎也、大村浩司、緒方和也、山本芳樹、石飛幸治、藤原啓児、Doomチームは青木隆敏、久保優二、楢原秀佳、奥田努、曽世海司、石飛幸治、倉本徹となっている。(ミス・リッヅィー・ボーデン役の青木とアビゲイル・ボーデン役の石飛は共通キャスト)

スタジオライフThe Other Life Vol.9『BLOOD RELATIONS~血のつながり~』は、9月15日(木)から10月2日(日)まで東京・新宿シアターモリエールにて上演される。チケットは、7月31日(日)より一般発売開始。

チケットぴあ
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