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海老蔵「贅沢な時間になる」くまモン乱入で土下座の出演懇願も。『秋の特別公演 古典への誘い』制作発表会見

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『秋の特別公演 古典への誘い』の制作発表会見が6月1日(水)、渋谷・セルリアンタワーで行われ、出演の市川海老蔵と中村獅童が登壇した。本シリーズは伝統芸能をより分かりやすく、身近に感じてほしいという思いから、海老蔵自ら企画したもので、今回は歌舞伎屈指の演目として古くから人気を博す舞踊劇『勧進帳』と、能楽舞囃子『安宅』の2本立てでの公演となる。

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舞踊劇『勧進帳』は長唄の舞踊劇で、兄・頼朝との不和により都落ちする源義経の家来・弁慶が、安宅の関で関守の富樫左衛門を相手に、白紙の巻物を勧進帳として読み上げ関所を突破するという、弁慶と富樫の緊張感溢れる演目となっている。ちなみに、能楽『安宅』は『勧進帳』の源流ともいえる作品で、今回は面や装束を用いずに紋付袴の姿で演ずる「舞囃子」形式での上演となる。

「秋の特別公演 古典への誘い」市川海老蔵

1991年以来、舞踊劇『勧進帳』で9度 にわたり弁慶役を務めてきた海老蔵は「七代目市川團十郎が能の『安宅』を見て、歌舞伎にしたいという想いから、いろんな逸話を残しつつ『勧進帳』を形にしていった」と、本作のルーツを語り「『古典への誘い』という企画は能と歌舞伎を見比べていただくことをテーマにしていました。能は昔、見る者を選ぶ高貴なものでした。しかし、現在では、誰でも能を見て、歌舞伎と見比べることができる。贅沢な時間になるのではないかと思っています」と、あらためて本シリーズの魅力をアピールした。

「秋の特別公演 古典への誘い」中村獅童

初役にして冨樫という大役を演じる獅童は「海老蔵さんとは去年、宮藤官九郎さんに脚本を書いていただき、三池崇史さんに演出していただいた、新作『六本木歌舞伎』で共演させていただきました。しかし、今回は古典中の古典で共演させていただけるということで、大変楽しみです」と、意気込むが「『勧進帳』のようなTHE・古典もあれば、『六本木歌舞伎』のような新作歌舞伎もある。僕はいつも歌舞伎とは何だろうかと考えています」と、赤裸々な心情を明かす場面も。それに対して海老蔵は「歌舞伎は歌舞伎なんだよ。お相撲さんが何作ってもちゃんこになるようなもんで(笑)・・・って、なにこれ。漫才なの?」と、すかさず突っ込みを入れ、笑いを誘った。

また、報道陣から「1年半ぶりの共演に対する心境は?」という質問に対して、海老蔵は「離れていても、あんまり離れている気がしない。うちの近くのカフェで奥さんとお茶している獅童さんを見かけてご一緒させていただくんです」と、公私共に仲が良いことを明かした。

今回の巡礼では、地震の被害を受けた熊本も含まれている。そのことについて海老蔵は「九州の友人や関係者から状況を聞いて、自分がすぐできることはさせていただきました。しかし、今回は歌舞伎役者としての機会に恵まれましたので、一層気を引き締めて、何かのお力になれるよう頑張ります」と、胸中を告白。続けて獅童も「役者というのは舞台を通して元気や勇気をもってもらうことしかできないですから、今回の機会で少しでも役にたてたら」と熱意を語った。

「秋の特別公演 古典への誘い」市川海老蔵

制作発表会見の後に行われた囲み取材では、突如くまモンが登壇するサプライズも。海老蔵は「心配したよ〜」と抱き合うと、公演に出演したいと土下座でお願いするくまモンに対して、海老蔵は「15分くらいの出演枠を作ろうか」と提案。くまモンは見得を切って二人にアピールした。

この秋、頼朝×弁慶×富樫の恩愛と矜持に浸るのはいかがだろうか?もしかしたら、くまモンとの特別コラボも見られるかもしれない。

『秋の特別公演 古典への誘い』は2016年10月1日(土)から鳥取・米子コンベンションセンターを皮切りに、岡山、広島、熊本、石川、大阪、北海道を巡り、同月26日(水)に東京・浅草公会堂にて千秋楽を迎える。

(文/admin)

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