湖月わたる、水夏希ら歴代スターが登場!宝塚歌劇OGバージョン『CHICAGO』制作発表会見


先日、ニューヨークでの公演が発表されたミュージカル『CHICAGO』宝塚歌劇OGバージョン。2015年7月20日(水)から、デビッド・H・コーク・シアター(リンカーンセンター内)で上演されるほか、国内各都市でも公演が予定されている。そして本作の制作発表会見が行われ、峰さを理、姿月あさと、湖月わたる、水夏希、大和悠河、初風諄、社けあき等歴代トップスターと、演出家の三木章雄が登壇した。

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出席した宝塚歌劇団OGによる意気込みは、下記の通り。

峰さを理(ビリー・フリン役 トリプルキャスト)
「まさかの再演。またビリーを演じるかと思うとドキドキ、ワクワクする。本場NYでどのような反響があるか楽しみ。また、海外公演を何度も行っている宝塚だが、ショーやレビューではなく、全編日本語での芝居は初めて。どのように受け止められるか楽しみ。ぜひ、NYに応援に来てください」

姿月あさと(ビリー・フリン役 トリプルキャスト)
「1年半ぶりの『シカゴ』。女性が男性を演じるということで、2014年にNYでも話題に。また新しいチャレンジができることに期待している。みんなで力を合わせて頑張りたい」

湖月わたる(ヴェルマ・ケリー役 トリプルキャスト)
「再び大好きな『シカゴ』を演じることができ、身が引き締まる思い。世界初の女性だけの『シカゴ』のNY上演。日本では再演になるが、ブラッシュアップした作品を見せたい」

水夏希(ヴェルマ・ケリー役 トリプルキャスト)
「無我夢中で向き合った作品。前回はコケティッシュに演じたが、あれからさまざまな役を演じたので、本作ではコケティッシュにセクシーを加えた新しいヴェルマを見せたい」

大和悠河(ロキシー・ハート役 ダブルキャスト)
「『シカゴ』は衣装もセットもシンプルなので、身体すべてで表現する作品。前回は、さらけだす快感を知った。“清く、正しく、美しく”を背負ってきた私たちとは真逆の『シカゴ』の世界に挑む姿をNYの人に見てほしい」

初風諄(ママ・モートン役 ダブルキャスト)
「NYで『すみれの花咲く頃』を歌うのは、身の引き締まる思い。女性だけの『シカゴ』だが、ほかには負けていない仕上がりになっている」

社けあき(ママ・モートン役 ダブルキャスト)
「初参加できて光栄。現役時代の海外公演は社会情勢の影響で中止になったので、リベンジする思い。心込めて一丸となって、良い公演にしたい」

また、この日の会見では、会場に来られなかった出演キャスト、麻路さき、和央ようか、朝海ひかるがビデオレターで登場するサプライズもあり、会場からは歓声が上がっていた。

宝塚歌劇OGバージョン『CHICAGO』制作発表会見_2

NY公演のみ『シカゴ』に加え、『タカラヅカ・アンコール』も上演される。演出家の三木も「羽を背負ったレビュー、ラテン、ジャズ、タンゴなど色彩豊かな宝塚的なショーになる。最後には、『すみれの花咲く頃』も歌う予定」と明かした。また、湖月は「ダブル、トリプルキャストで、その回に出演していないキャストも、全員がフィナーレに登場する」と語り、宝塚ファンにはたまらない内容となっているようだ。

なお、NY公演のみ上演される『タカラヅカ・アンコール』だが、横浜公演の毎公演後に行われるNYお見送りセレモニーでは、特別に一部楽曲(当日発表)が披露されることが決定。最後にはキャストが客席に登場し、観客の一体になって盛り上がるイベントとなっている。また、東京・大阪の一部公演では、NYスペシャル映像の上映が決定。リンカーン・センター・フェスティバルでの上演にカメラが密着し、緊張の舞台裏、楽屋でのオフショットやインタビュー、劇場から一歩出たキャストのオフの姿、シカゴ本編はもちろん『タカラヅカ・アンコール』の一部を収録した、特別な映像が上映される。

ブロードウェイミュージカル『CHICAGO』宝塚歌劇OGバージョン、各公演スケジュールは以下のとおり。

【横浜公演】 2016年7月9日(土)~7月14日(木)KAAT 神奈川芸術劇場 ホール[全6公演] 【NY公演】 2016年7月20日(水)~7月24日(日)デビット・H・コーク・シアター(リンカーン・センター内)
【東京公演】 2016年8月10日(水)~8月21日(日)東京国際フォーラム ホールC[全17公演] 【大阪公演】 2016年8月25日(木)~8月31日(水)梅田芸術劇場メインホール[全10公演]

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