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石田衣良の『娼年』が松坂桃李×高岡早紀で舞台化

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2016年8月から9月にかけて、舞台『娼年』の上演が決定した。原作は、2001年に直木賞候補作にノミネートした石田衣良の「娼年」(集英社刊)。今回、脚本・演出を手がけるのは劇団ポツドールの三浦大輔で、「娼年」の続編である「逝年」(集英社刊)を織り交ぜて構成するという。出演は、松坂桃李と高岡早紀。

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松坂と高岡は、映画『今日、恋をはじめます』で母子役を演じており、今回役4年ぶりの共演となる。また、二人が三浦演出の作品に出演するのはこれが初。今回の上演に向け、原作の石田と出演の松坂、高岡からコメントが届いている。

◆石田衣良(原作)
性の極限を描いた『娼年』をどう大胆に舞台化するか、松坂桃李さん、高岡早紀さんの挑戦に期待します。

◆松坂桃李(出演)
原作を読んで、人の愛情には色んな形があり、自分が思っている“普通”という感覚にも個人差があると感じました。でも、自分はリョウの“普通”に、共感する部分がありました。決して自分の考えを押しつけず、戸惑いつつも、何事も受け入れようとする、そんなリョウがどことなく僕自身に似ているような気もしました。人それぞれ、違った弱さを抱えていて、その弱さを見せまいと
人に優しくしたり、人を傷つけたりする。そういうことが繊細に伝わる本だと思います。

高岡早紀さんは妖艶でしなやかな印象を作品ごとに違った形で残している方だと勝手ながら思っています。約4年ぶりの共演、懐かしくもあり、嬉しくもあります。共に素敵な作品を創り上げていくことを目指していきたいです。

演出の三浦さんとご一緒するのは初めてです。センセーショナルな作品を世の中に生み出し続けている方、というイメージです。今回、「娼年」「逝年」という原作を、舞台化するということは必然的にセンセーショナルな描き方もせざるを得ないと思います。そうじゃないと伝わらないから。本番だけでなく、幕が上がるまでの稽古期間を大切に魂を削りながら、三浦さんと向き合っていかなければと思っています。

正直、これまで自分の出演する作品は全て両親に見て欲しいと思っていました。でも、今回に関しては、ためらいがあります。できることなら、観に来ないで欲しい。そのくらい自分の中で、覚悟を持って挑む作品です。観る方にも覚悟を持って観ていただきたいです。

◆高岡早紀(出演)
元娼婦で現在は『ボーイズクラブ』のオーナーという難解な役を頂き、とてもとても悩んでいます。稽古が始まるまで、ずっと悩み、夏に稽古が始まってからもずっと悩むと思いますが、そんな気持ちを、初めて出会う演出家の三浦さんにぶつけてどんなにも面白く興味深い作品を作り上げたいという「ワクワク」も止まりません。
何にしても、桃李くんが演じる「リョウ」という青年を私が演じる「静香」がどんなに魅力的で女性にとって『理想の娼年』に育て上げるのか楽しみで仕方ありません。

舞台『娼年』は、2016年8月~9月に東京芸術劇場 プレイハウスにて上演。その後、大阪、久留米にて公演が予定されている。

【あらすじ】
森中領(松坂桃李)は、ごく普通のフリーター。毎日を無気力に送っていた・・・。ある日、友人が40代半ば綺麗な女性を連れてきた。御堂静香(高岡早紀)である。「女性なんてつまらない」という領に静香は“情熱の試験“を受けさせる。それは静香が経営するボーイズクラブ“クラブパッション”に入るための試験であった。最初こそ戸惑うが、領は娼夫の仕事にやりがいをみつけていく。女性一人一人のなかに隠されている原始的な欲望を見つけ、それを心の陰から実際の世界にひきだし実現する。領と出会い、彼との時間を過ごすことによって、彼を買った女性たちは自分を解放していけるのだ。
領と静香は次第に惹れあっていく。静香に褒められたくてずっとこの仕事を頑張ってきたという領。思いは受け止める静香。しかし・・・。

(文/エンタステージ編集部)

娼年

作品情報娼年

松坂桃李×高岡早紀で石田衣良の第126回直木賞候補作が待望の舞台化

  • 公演:
  • キャスト:松坂桃李、高岡早紀、佐津川愛美、村岡希美、安藤聖、良田麻美、須藤理彩、猪塚健太、米村亮太朗、古澤裕介、ほか

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