森山未來のインタビューも放送!荒木飛呂彦初舞台化作品『死刑執行中脱獄進行中』いよいよ3月26日WOWOWで放送


「ジョジョの奇妙な冒険」シリーズで絶大な支持を得ている漫画家・荒木飛呂彦作品初の舞台化!『死刑執行中脱獄進行中』は荒木が“31Pの恐怖短編”という依頼を受けて描いた作品で、「限定的な空間設定、単独の登場人物で極めて特異な作品。主演には、俳優としてだけではなく、ダンサーとしての活躍も目立つ森山未來を迎え、死刑宣告を受けた男が体験する摩訶不思議な世界を描くサスペンスとして2015年11月~12月かけて全国6都市で上演された。WOWOWでは、本作を3月26日(土)の午後11:30よりWOWOWライブにてこの模様を放送する。

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『死刑執行中脱獄進行中』WOWOW放送_森山コメント記事2

森山はこの作品の見どころについて、「荒木さん自身も短編集のあとがきでおっしゃってますが、いわゆるサスペンス要素というものを短編の中でどれだけギュッと凝縮させられるか、みたいなイメージから始まっている原作だと思うので、ストーリーとして見せるには非常に難しい。それよりもこの刑務所・牢獄の中でどういう風に男が罠にはまっていくのか、処刑されようとしていくのか、そのギミックやトリック。その状況をどう表現していくのか」と語った。

放送では、舞台本編の前後で、森山のインタビューも放送する。放送にあたり、森山は「いわゆる檻という自分自身を縛る・制限する、そういう空間がある中で自由っていうことの意味合いがあると思うんです。この作品を作る前、演劇なのかダンスなのかインスタレーションなのか、それはあなたの想像に委ねますというメッセージを、コメントしたんですけど、まさしくそういうイメージで作られたし、とにかく感覚に働きかける作品ではあると思うので、自分の想像力と対話しながら作品を見てもらえたらと思います。よろしければ楽しんで下さい」とコメントを寄せている。

『死刑執行中脱獄進行中』WOWOW放送_森山コメント記事4

この原作の舞台化を熱望し、実現させたのが構成・演出・振付を担当した冨士山アネット代表・長谷川寧だ。長谷川は身体表現やパフォーマンスを軸とした演出と、大胆な空間構成で独自の世界観を作り上げてきた。今作では荒木の別の短編「ドルチ~ダイ・ハード・ザ・キャット~」の要素も織り交ぜ、唯一無二の世界観を舞台上に展開する。

共演は女優・初音映莉子、マイム俳優・いいむろなおき、ほか。身体能力の高い出演者の“人間離れした”動きは必見だ。また、舞台の要ともいえる生演奏では、音楽監督を務める蔡忠浩ら3人のミュージシャンが時に美しく、時に轟音で舞台を演出。この舞台のために集結した強力メンバーによる傑作をお見逃しなく。

荒木飛呂彦×森山未來『死刑執行中脱獄進行中』は3月26日(土)午後11:30よりWOWOWライブにて放送。

『死刑執行中脱獄進行中』WOWOW放送_森山コメント記事3

【ストーリー】
死刑宣告を受けて、監獄に収容された男(森山)。そこは、監獄と呼ぶにはあまりにも豪華な部屋だった。行き届いた調度品は、まるで高級住宅のよう。だが、男が生活を始めた途端、その部屋のすべてが、男を処刑しようとうごめきだす。脱出しようともがくうちに、いつしか男は大海原を漂うヨットの上へ。彼が殺した女の幻影(初音)。そして、彼が犯した罪を見つめる1匹の猫。
果たして彼は、この奇妙な世界から逃げ出すことができるのか―。

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