少年社中と小澤亮太、松田凌、鈴木勝吾らが繰り広げる極上のミステリー!『パラノイア★サーカス』開幕


少年社中×東映舞台プロジェクト『パラノイア★サーカス』が、2016年2月26日(金)に東京・サンシャイン劇場にて開幕した。本作は、東映スーパーヒーロー作品の脚本を数々手がけてきた毛利亘宏が主宰する劇団少年社中の舞台を東映が共同プロデュースする形で、新たなコラボレーション作品を生み出すプロジェクトの立ち上げとなる注目公演だ。初日に先駆け公開舞台稽古が行われ、その全容が明らかとなった。

関連記事:少年社中×東映舞台プロジェクト始動!『パラノイア★サーカス』松田凌&鈴木勝吾&毛利亘宏インタビュー

『パラノイア★サーカス』公開ゲネプロ_5

舞台の上には真っ赤な幕と同じく真っ赤な椅子。妖しげな空気漂う劇場は、さながら本物ののサーカスの開演前のよう。そう、劇場に足を踏み入れた瞬間から・・・物語は始まっているのだ。幕が一気に落ちると、舞台の上には”パラノイア★サーカス”が出現する。作り込まれた衣裳やセットが、視覚から和と洋が入り混じる世界に一気に引きこんでいく。

『パラノイア★サーカス』公開ゲネプロ_3

孤島を本拠地とするサーカス団”パラノイア★サーカス”。サーカスだが、華麗なる空中ブランコやスリル溢れる猛獣ショーは一切ない。見世物とするのは、極上の”謎”。舞台の上に広がる謎と魅惑のパノラマが広がる。狂気と現実の境目を疾走するパフォーマーたちの前に、編集者(堀池直毅)をともなって現れた江戸川乱歩を名乗る男(小澤亮太)がこう告げる。
「君たちは一体誰の許しを得てやっている?」
混沌を極める中、稀代の大怪盗・カイジン20面相がパラノイア★サーカスから”あるもの”を盗み出した。それは、”謎”そのものだった―。

『パラノイア★サーカス』公開ゲネプロ_2

登場人物たちの名前も、芋ムシ中尉(岩田有民)、その妻の芋ムシ夫人(内山智絵)、 K☆ケイ(廿浦裕介)、シズ子・イン獣(加藤良子)、イス職人(長谷川太郎)、ジゴクの道化師(杉山未央)、パノラマ(山川ありそ)、ユウレイ時計(竹内尚文)、押し絵とタビする男(川本裕之)と、ひとりひとりを探ればその裏に江戸川乱歩の物語が見えてきそうだ。

『パラノイア★サーカス』l公開ゲネプロ_7

『パラノイア★サーカス』公開ゲネプロ_6

井俣太良演じる明智コゴロウや松田凌演じるコバヤシ少年を筆頭に、ウチュウ飛行士(松田岳)、屋根ウラ(白又敦)と、ナカムラ刑事(松本寛也)とナミコシ警部(唐橋充)、黒トカゲ(吉井怜)と、東映ヒーローシリーズで活躍してきた俳優たちが、少年社中主宰の毛利亘宏が生み出す世界観に色濃く染まっていく。

『パラノイア★サーカス』公開ゲネプロ_10

『パラノイア★サーカス』公開ゲネプロ_8

そんな中、ひとり江戸川乱歩作品の登場人物ではない名前”アルセーヌ・ルパン”を冠した(鈴木勝吾が一体どんな存在なのか・・・公演前に答えてくれたインタビューでは、自身を“神”と表現していたが、その正体をぜひ劇場で確かめてみてほしい。

『パラノイア★サーカス』公開ゲネプロ_4

「うつし世はゆめ よるの夢こそまこと―」

繰り返されるこの言葉が、脳裏にこびりつく。現実と妄想が入り混じる極上のミステリーを、ご堪能あれ!少年社中×東映舞台プロジェクト『パラノイア★サーカス』は、2016年2月26日(金)から3月6日(日)まで東京・サンシャイン劇場にて上演。

『パラノイア★サーカス』公開ゲネプロ_9

【下記5公演では、スペシャルカーテンコールショーを実施!】
2月29日(月)19時開演/3月1日(火)19時開演/3月2日(水)19時開演/3月3日(木)19時開演/3月4日(金)19時開演

チケットぴあ
最新情報をチェックしよう!
テキストのコピーはできません。