大人計画ウーマンリブVol.13『七年ぶりの恋人』WOWOWにて2月13日(土)放送


2016年2月13日(土)に、WOWOWにて大人計画ウーマンリブVol.13『七年ぶりの恋人』が放送される。『あまちゃん』(NHK)、『ごめんね青春!』(TBS)などのドラマから、映画『謝罪の王様』など、数多くの話題作を生み出してきた脚本家・宮藤官九郎。近年、ドラマや映画での活躍が多かった宮藤が、7年ぶりに“コント”で舞台に返り咲く。

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物語の舞台は、テレビ局のスタジオ。生放送の音楽番組「震撼!歌謡ヒットメドレー」が始まった。どこか昭和を思わせる司会者(村杉蝉之介)や歌手(阿部サダヲ、皆川猿時、荒川良々、宮藤官九郎)が続々登場し歌を披露していく。そんな中、番組スタッフ(少路勇介)が「コンソメパンチさん、楽屋から出てきません!」と騒ぎだす。「コンソメパンチ」とは、30年前に1曲だけヒットした女性二人組アイドル(池津祥子、伊勢志摩)。今夜、30年ぶりに出演する予定だったのだ。そのころ、彼女らの楽屋では、昔の面影がすっかりなくなった二人が出演すべきか悩んでいた(オープニング~「ハートのエースが出てこない」)。

この他にも、“夏フェス”に憧れる中学生男子(皆川、村杉、荒川)が、フェスを開催しようと奔走する「時をかける少女」、とある漫画をモチーフにした全編中国語の「買い物ブギ」など、懐メロをタイトルにしたコント全11本をほぼノーカットで放送する。

出演は、宮藤はもちろん、彼と数々の修羅場をくぐり抜けてきた阿部サダヲ、池津祥子、伊勢志摩、皆川猿時、村杉蝉之介、荒川良々、少路勇介というメンバーが名を連ねている。また、主題歌は細野晴臣が手がけている。

宮藤が「自分はコント作家だと思っています。コントを書きたい欲を満たしたのが『ウーマンリブ』の“恋人”シリーズ」と語るように、宮藤の“コント欲”が濃縮された作品となっている。出演者は、最年長・村杉は50歳、最年少の少路でも36歳というアラフィフ&アラフォーだが、宮藤の書くコントに“年相応”という言葉は無い。全員が汗だくで駆け回り、歌い、踊り、叫ぶ!

 “いい年のオトナ”たちの悪ふざけほど楽しく笑えるものはないと言い切れるほど、笑って笑ってスッキリ爽快なステージ。満席の東京・本多劇場の温度と湿度を一気に上げた、全力疾走する猛者たちを、劇場にいる気分でご覧いただきたい。

大人計画ウーマンリブVol.13『七年ぶりの恋人』は、2016年2月13日(土)にWOWOW ライブにて夜9:00より放送される。

チケットぴあ
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