「自転車は自由だ!」 舞台『弱虫ペダル』IRREGULAR~2つの頂上~公開ゲネプロ


コミックス累計発行部数1,400万部を超える大人気自転車漫画「弱虫ペダル」を原作とした、舞台『弱虫ペダル』シリーズの最新作、舞台『弱虫ペダル』IRREGULAR~2つの頂上~。本作は2015年10月8日(木)、名古屋・日本特殊陶業市民会館 フォレストホールにて開幕、10月22日(木)より待ちに待った東京公演がスタートした。
その東京公演初日に先駆け、10月21日(水)にTOKYO DOME CITY HALLでゲネプロの様子が公開された。舞台写真と共に総北と箱根学園の白熱のレース模様をお届けしよう。

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舞台版の第7作目となる本作は、総北・巻島裕介(廣瀬智紀)と、箱根学園(ハコガク)・東堂尽八(北村諒)の両エースクライマーを軸に物語が展開する。

舞台『弱虫ペダル』廣瀬智紀

舞台はまず“頂上の蜘蛛男(ピークスパイダー)”こと巻島祐介と、“眠れる森の美形(スリーピングビューティー)”こと東堂尽八の過去が語られる。細長い手足を活かした独特の自己流ダンシング(立ち漕ぎ)で、部員から「キモイ」と孤立化する巻島。しかし、地道な努力によって巻島一年時の主将、寒咲通司 (安里勇哉)に見出され、レース出場。

舞台『弱虫ペダル』北村諒

完全にノーマークだった巻島に抜かれ、リベンジを誓ったのは、「登れる上にトークも切れる!さらにこの美形!」のハコガク生、東堂尽八。対照的な二人が数々のレースで競う内に打ち解け、互いを認め合うライバルとなる。

本作の魅力はなんと言っても、この二人の友情譚である。高校最後のインターハイで優勝をかけて繰り広げられる二人の激闘に胸が熱くなる。

舞台『弱虫ペダル』公開ゲネプロ

脇を固める真波山岳役の植田圭輔と、今回が舞台『弱虫ペダル』初出演となる小野田坂道役の小越勇輝だが、気負いのない堂々とした演技で、劇中でも先輩二人の期待に見事に応えていた。ほかの出演者も堂々とした演技でエッジの効いたアドリブなど、観客を楽しませることを忘れない。

また、今回も気鋭の演出家・西田シャトナーが独自に生み出した表現技法“パズルライドシステム”が冴え渡る。舞台美術が360度アクロバットに転換して、様々なカットで物語を見ることができる。また、スピーディーに展開する物語やそれを助長する音や照明によって、観客もロードバイクに乗っているような心地良いスピード感を体験できる。

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最後に、囲み取材で語られた巻島裕介役の廣瀬智紀と、東堂尽八役の北村諒、二人の座長の今作にかける意気込みを紹介しよう。

舞台『弱虫ペダル』公開ゲネプロ

廣瀬智紀
「今回の公演は、初演の、僕がまだ出ていなかったときから7作目となっています。インターハイ3日目までの集大成としても自信を持ってお見せできる作品となっております。皆さんが応援してくださるパワーや、自転車の楽しさを皆さんにお伝えできたらなと思っています。」

北村諒
「僕らにできることをひとつひとつ全力でやって、しっかりと客席を包み込んで、みんなで、全員で、客席も含めて走れるような公演にしたいです。皆さんぜひよろしくお願いします。」

舞台『弱虫ペダル』IRREGULAR~2つの頂上~。今後の公演日程は以下の通り。
東京公演 10月22日(木)~10月25日(日)  TOKYO DOME CITY HALL
大阪公演 10月29日(木)~11月3日(火・祝)  梅田芸術劇場 メインホール
福岡公演 11月7日(土)・8日(日)  キャナルシティ劇場

(C)渡辺航(週刊少年チャンピオン)2008/弱虫ペダルGR製作委員会
(C)渡辺航(週刊少年チャンピオン)/マーベラス、東宝、セガ・ライブクリエイション

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