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第69回トニー賞授賞式は、異種格闘技戦のような多様さと渡辺謙の受賞の行方に注目!

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渡辺謙『王様と私』

いよいよ6月7日(日本時間8日)に迫った第69回トニー賞授賞式。
リバイバル・ミュージカル作品賞にノミネートされている「王様と私」に主演し、自身もミュージカル主演男優賞にノミネートされている渡辺謙の受賞の行方も気になるこのアワードの開催を前に、日本で放送を手掛けるWOWOWの金山麻衣子プロデューサーに今回の放送のみどころを聞いた。

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■トニー賞をWOWOWで放送する意義を教えてください。
 WOWOWは映画のアカデミー賞、音楽のグラミー賞を放送してきました。いよいよ、演劇界最大の祭典、トニー賞授賞式の放送ができることになり、昨年から、映画・音楽・演劇というように、3つのアワードの放送が実現しました。

■過去のトニー賞授賞式で思い出深いシーン、パフォーマンスを教えてください。
 昨年のヒュー・ジャックマンのオープニングのパフォーマンスが楽しかったですね。テレビ放送のカット割りも意識しているような遊びもあるし、ノミネート作品や俳優の紹介も織り込まれていて、ヒュー・ジャックマンのエンターテイナーぶりが遺憾なく発揮されていました。

■昨年と今年を比較してノミネート作品・俳優の傾向に変化はありますか?
 ミュージカル作品賞に特化して言及しますと、昨年は「ビューティフル」や「アフター・ミッドナイト」など、ジュークボックス・ミュージカルといわれるような、既存の楽曲を使用したミュージカルがあれば、ディズニーの「アラジン」のような豪華セットで魅せるミュージカル、「ア・ジェントルマンズ・ガイド・トゥ・ラヴ・アンド・マーダー」といった凝ったセットで展開するブラック・コメディ作品があったりと、大きくいうと2極化していました。
今年は、「巴里のアメリカ人」など名作映画を舞台化したもの、「ファン・ホーム」というグラフィック・ノベルのミュージカル化したもの、「サムシング・ロッテン!」という地方公演をふまえずにブロードウェイ進出した勢いのあるコメディ作品、伝説の女優で魅せる「ザ・ヴィジット」など、まるで異種格闘技戦のような多種多様さです。

■渡辺謙さんがミュージカル主演男優賞にノミネートされていることについてどう思われますか?
 大変な偉業ですね。渡辺謙さんは、ミュージカルに出演するのも初めてで、しかもそれがブロードウェイでの挑戦となったわけです。昨年より切磋琢磨し、舞台に立つまでにあった努力やご苦労は、私たちにははかりしれません。また、『王様と私』の王様は、過去半世紀にわたって、初演や映画でもおなじみのユル・ブリナーの王様像が定着している役柄でもあります。そのユル・ブリナーの王様像に対して、渡辺謙さんがどのように作品への解釈をして、どのような王様像に挑戦をされているのか?トニー賞のノミネートという事実が、その渡辺謙さんの王様像に対しての、気難しいブロードウェイの観客の“答え”を出してくれているように思います。

関連記事:威厳と気品にあふれた、色あせぬ名作 『王様と私』

■今回は、黒柳徹子さんがゲストとして出演されますが、起用のきっかけ理由などありましたら教えてください。
 黒柳徹子さんは、長きにわたり舞台愛の深い、日本の演劇人にとっても宝のようなお方です。ユル・ブリナーのご友人でもあるとお聞きしており、今からスタジオで貴重なお話を伺えると思うと、胸が高鳴ります。

■第69回トニー賞授賞式のみどころを教えてください。
 なんといっても、今年は『王様と私』でミュージカル主演男優賞にノミネートされた渡辺謙さん。賞レースの行方も気になりますが、まず多くの日本の視聴者の方は初めて目にすることになる、『王様と私』のパフォーマンスを、「トニー賞授賞式」で見られるのです。見逃せません。WOWOWのスタジオでは、昨年に引き続き、案内役に宮本亜門さん、八嶋智人さん、スペシャル・サポーターの井上芳雄さん、そしてゲストに黒柳徹子さんをお迎えします。演劇愛にあふれた皆さんの熱いトークをお楽しみ頂けると思います。

第69回トニー賞授賞式は、WOWOWにて6月8日(月)午前8:00[WOWOWプライム]にて生中継される。

(文/エンタステージ編集部)

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