劇団四季『アラジン』開幕!演出・振付のケイシー・ニコロウが来日会見で作品への想いを語る


劇団四季が贈る、ディズニー提携ミュージカル『アラジン』が2015年5月24日(日)、遂に開幕した。2014年3月にブロードウェイ公演が開幕して以来、世界中のどの国よりも早く、日本上陸した本作。開幕に合わせて初来日した、演出と振付を手掛けるケイシー・ニコロウ氏が、初日を目前にした5月22日(金)に、電通四季劇場[海]にて、稽古の手ごたえや作品への想いを語った。

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ケイシー・ニコロウは、『モンティ・パイソンのSPAMALOT』『ブック・オブ・モルソン』など、数々のブロードウェイ作品を手掛け、第69回トニー賞でも『Something Rotten!』でノミネートされている人気演出家。彼は、有名なディズニー作品でありアニメ映画として大成功を収めた本作の舞台化について、「映画が作られたとき、元々はミュージカルコメディとして、楽曲がたくさんある作品として作られたんです。しかし、最終的には、楽曲は6曲カットされ、登場人物も4人出さないことにした。そうして、作品の雰囲気もアクションアドベンチャーへと変えた。舞台化では、(映画の原案でもあった)ミュージカルコメディという心を取り戻すことを意識した」とその演出意図を説明する。この演出プランによって、「自慢の息子」など6曲の楽曲と、カシーム、オマール、バブカックという3人の人物が舞台版では登場することになる。

また、今回の日本公演は、ケイシーにとっては、初めて自身の作品が別の言語で演じられる公演となる。稽古を見ての感想を求められると、「公演に必要なハートが根付いていることを感じた。(作品を)愛して、心を注ぎ込んでやっていることが分かるので、観ている人が熱中せずにはいられない作品になっていると思う」と大絶賛。作品のポイントとなるジーニー役についても、「ブロードウェイ版とは違うけれど、(彼の演技に)すごく感動しています。とてもエネルギーがあって、ものすごい存在感があり、いい俳優」と語り、公演への自信を覗かせた。

ケイシー・ニコロウ

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ついに開幕する『アラジン』。2016年6月1日(月)~12月31日(木)までの延長公演も決定し、空前の大ヒットとなること間違いなし。ぜひ一度、その華やかな舞台を劇場で体感してもらいたい。

ディズニーミュージカル『アラジン』東京公演は、2015年5月24日(日)~2016年5月31日(火)公演分まで発売中。会場は、電通四季劇場[海]。さらに、2016年6月1日(水)~12月31日(土)までの延長公演も決定。チケットは7月26日(日)より一般発売。

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