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人間が登場しない!?全員“かぶりモノ”!?異色さとぬくもりが混在するギンギラ太陽’s『天神開拓史』

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『天神開拓史』

2015年6月19日(金)よりギンギラ太陽’s+西鉄ホール提携公演として『天神開拓史』が上演される。本作は、1945年6月19日の福岡大空襲の話を軸に明治から現代まで福岡・天神を開拓してきた人々(モノ)を描いたギンギラ太陽’sの代表作である。今回は、戦後70年特別企画として空襲と同日を初日に2008年以来の幕を開ける。

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福岡・天神の支配をもくろむソラリアビルは、西鉄バス軍団を率いて地下鉄軍団や岩田屋と日々抗争を繰り返し「我こそは天神の覇者である!」と有頂天になっていた。そこへ「西鉄様」と称する人物が現れ、気絶させられてしまう。彼が目を覚ますと、そこは一面の田畑が広がり小さな電車が細々と走る昭和初期の天神であった…。上演される度に福岡の街情報を付け加えながら上演されるため、今回はどのようなエピソードが盛り込まれるのだろうか。

ギンギラ太陽’sは1997年より大塚ムネトを主宰とし、福岡県福岡市を拠点に活動してきた。本劇団の最大の特徴は役者が“かぶりモノ”を着け、建物や乗り物を始めとしたモノを擬人化することで物語を綴る手法だ。“かぶりモノ”と聞くとコント的と思われがちだが、大塚の徹底した地元取材とその情報を基づいて描かれた脚本は、笑いとともに史実をきちんと伝え感動をもたらす“人間が登場しないヒューマンドラマ”となっている。

出演は、大塚ムネト、上田裕子、中村雪絵、宗真樹子(劇団きらら)、福澤究、大城真和(劇団Live Fellow)、松尾佳苗、中村宏平(アクティブハカタ)、10神ACTOR(岡新太朗、澤柳亮介、関岡マーク、馬越琢己、三岳慎之助)、ゲスト出演に劇団ショーマンシップ(仲谷一志、原岡梨絵子)。大塚は、作・演出のほか、かぶりモノの造型も担当している。

“かぶりモノ”という異色さと物語の持つぬくもり、そして地域に密着した活動で人気を博している本劇団のチケットはいつも入手困難。この作品を観たら今まで知らなかった福岡の姿が見えてきて、もっと好きになってしまいそうだ。『天神開拓史』は、2015年6月19日(金)から6月22日(月)まで福岡・西鉄ホールにて上演される。

(文/エンタステージ編集部)

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