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体調回復の別役実も参加「別役実フェスティバル」記者会見

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鵜山仁、別役実、林次樹

日本の不条理演劇の第一人者・別役実の作品を約1年半にわたってリレー形式で上演し続ける「別役実フェスティバル」の記者会見が、2015年3月17日(火)に東京の座・高円寺で行われた。同フェスティバルの発起人である演出家の鵜山仁、俳優の林次樹、そして別役本人が登壇し、フェスティバルの詳細などについて語った。

関連記事:記者会見の会場となった座・高円寺での上演作品はこちらからご確認ください。

フェスティバルでは、異なる18団体が約1年半にわたって19演目の別役作品を上演していく。会場も様々で、共通点はただ、別役に敬意を表し、別役作品を上演するということのみ。この捉えどころのない企画のそもそもの発端について、鵜山は「僕は高校時代から別役さんに憧れていて、だけど(仕事では)ほぼ別役作品と関わる機会がなくて、なんとか別役さんと同時代を共有したいと思っていました。2016年1月の劇団昴での演出作品を検討するにあたって、これまで一度も演出経験のなかった別役作品に取り組みたいとなり、いっそこの機会に劇団、集団がゆるやかに横につながって、ささやかに連携できればと考えた」と、解説した。

鵜山仁、別役実

当の別役はというと、この企画が持ち上がった昨年夏頃には、体調を崩していたという。当日も車椅子で会場に現れた別役は「子ども時代から病気したことがなかったのですが、昨年、突然パーキンソン病という得体の知れない病気にかかりました。で、退院してきたらこの話を伺い、僕の芝居を並べてやってくださるという話で、大変勇気づけられた」と、当時の心境を明かした。

別役実

6月10日(水)から、フェスティバルの参加団体として東京のシアターグリーンBOX in BOX THEATERにて『ジョバンニの父への旅』で演出を手がける予定の林は別役を天才と称し「(別役の作品は)僕らがきちんと解釈できるものではない。だからこそ逆に、作る集団や演出家の考えによっていろんな解釈ができる奥深さと懐の深さがある」と語った。

別役実

フェスティバルの特別企画として、「別役実フェスティバル バスポート」を公式サイトなどで3500円で発売中。いつから、どの公演からでも始められるスタンプラリーとなっており、観劇の際には特典がついてくる上、全公演をみると更なる特典があるそうだ。別役実フェスティバルは3月21日(土)の北九州芸術劇場『≪不思議の国のアリスの≫帽子屋さんのお茶の会』(演出:、東京・豊島区あうるすぽっと)を皮切りに、2016年7月までの間に18団体19公演を予定している。

(文/エンタステージ編集部)

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