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上川隆也主演『真田十勇士』ついに終演!福岡大千秋楽レポート

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『真田十勇士』

新年を迎えるとともに始まった上川隆也主演『真田十勇士』が、2015年2月15日(日)に福岡にて大千秋楽を迎えた。東京・赤坂ACTシアターから始まり、名古屋・中日劇場、大阪・梅田芸術劇場メインホール、福岡・キャナルシティ劇場までの約一ヵ月半、全34公演。2013年夏の再演にして、ただの再演に非ず!さらに研ぎ澄まされた中島かずきの脚本、宮田慶子の演出と、キャスト陣の一層深みを増した芝居で“熱い冬”を駆け抜けた。その大千秋楽の模様をお届けする。

関連記事:舞台『真田十勇士』猿飛佐助役 柳下大にインタビュー! 「一歩超えた段階を目指して」

『真田十勇士』ロビーの様子
ロビーには祝いのお花がたくさん!

大千秋楽の本編では、真田幸村(上川隆也)の息子・大助(渡部秀)がわざと大声で父を驚かせてみたり、根津甚八(粟根まこと)と穴山小介(玉置玲央)が瞬発力のある掛け合いを披露し、猿飛佐助(柳下大)がコミカルな台詞を決め拍手を浴びるなど、それぞれの役の持ち味を通常公演以上に発揮していた。一方、幸村が毎回アドリブで行うシーンでは、佐助の戦姿のモノマネや手品を披露してみせる上川に、観客も大喜び!

終盤の大立ち回りでは殺陣に次ぐ殺陣の中、十勇士はひとりひとり想いに満ちた見事な死に花を咲かせていく。幸村と徳川家康(里見幸太朗)の対決はもちろん、殺陣衆も壮絶な戦いぶりを見せた。幸村の最期は、ただひたすらに圧巻。雑兵どもから何度切りつけられても立ち上がり、向かっていく男の意地。“真田幸村”という男の生き様を、観る者の心に刻みつけた。

『真田十勇士』公式限定グッズ等
物販も大人気でした!

大きな拍手に包まれたカーテンコールでは、淀の方役の賀来千香子やハナ・花風役の黒川芽以が感極まって目に涙を浮かべる中、上川からの挨拶が行われた。「真田十勇士2015年ver.冬の陣、おかげさまで務め上げることができました。これもひとえに、皆様のご支援の賜物だと思っております」とお礼を口にしたあと「でも半分くらいは我々の努力…」とつぶやき笑いを誘った。長期公演の中、柳下の負傷というアクシデントもあったが、しっかりと支え合い最後まで戦い抜いたキャスト一同、スタッフ一同に対し、観客から再び惜しみない拍手が贈られた。

「“スピーチとスカートは短い方がいい”という博多華丸・大吉さんにならって、なるべく短めにしたいと思いますけれども…」と福岡らしさとお笑い好きの上川らしさ溢れる前置きののち、会場に「最後、この中のお客様1名にシュッとしてボーン!(霧隠才蔵役・葛山信吾が劇中で使う忍術)してもらうのと、会場のみなさん全員で我々の決め台詞を唱和するのと、どちらがよろしいでしょう?」と問いかけると、シュッとしてボーン!にやや軍配が上がるというまさかの結果に。若干の戸惑いを隠せない上川に、舞台上からも笑いが起こった。最後は、この日劇場に駆けつけた1,060名の観客とキャスト・スタッフ85名、合わせて1,145名全員で拳を突き出し「我ら、真田千百四十五勇士!時の流れに逆らい、義を貫く者なり!!」と唱和。

拍手鳴りやまず、呼び込まれた5回目のカーテンコールでは、映像化されない今回の公演からの参加になった吉田メタル、鈴木健介、黒川芽以らの活躍をたたえ、上川は「覚えていてくださいとは言いません。忘れないでください」と締めくくった。劇場からの粋な計らいで桜吹雪舞い散る中、『真田十勇士』2015年冬の陣はついに終演。キャスト陣だけでなく席を後にする観客たちも晴れやかな笑顔だった。たとえ記録に残らずとも、“記憶”に残る公演となったに違いない。

『真田十勇士』満員御礼
満員御礼の文字が何よりの幸せですよね!

(文/エンタステージ編集部)

真田十勇士

作品情報真田十勇士

徳川と豊臣、そして真田幸村、一世一代の合戦が今始まる―。

  • 公演:
  • キャスト:上川隆也、柳下大、黒川芽以、賀来千香子、里見浩太朗、葛山信吾、山口馬木也、松田賢二、粟根まこと、吉田メタル、ほか

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