支援者募集中!ミュージカル映画『蝶~ラスト・レッスン~』をクラウドファンディングで製作!


2012年、SKIPシティ国際Dシネマ映画祭にて初監督作品となるミュージカル短編映画『ユメのおと』で短編部門グランプリを受賞した角川裕明(かくかわひろあき)が、新たな長編ミュージカル映画『蝶~ラスト・レッスン~』を製作する。今回、本作の製作にあたり、クラウドファンディングの形をとり、広く制作に対する支援を募っている。

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「クラウドファンディング」とは、クリエイター・表現者が不特定多数の人からプロジェクト資金を募る事を指す、群衆(crowd)と資金調達(funding)を組み合わせた造語。プロジェクトを始める前の段階でアイデアを元に資金を募る、新しい資金調達の仕組みである(MotionGalleryより引用)。日本ではまだポピュラーではないが、アメリカでは、人気TVドラマ『ヴェロニカ・マーズ』がクラウドファンディングを使って映画化を実現するなど注目されている手法だ。

『レ・ミゼラブル』『オーシャンズ11』など、様々な舞台や映像作品に出演した角川は、俳優業にとどまらず、2013年にミュージカル短編作品『父親輪舞曲 -ちちおやロンド-』を監督。この作品はオムニバス映画『埼玉家族』の中の一作品として新宿ピカデリー他で劇場公開されている。「日本にミュージカルの文化を深く浸透させたい」という想いを形にするべく、3年前より「Japanese Musical Cinema」という団体を立ち上げた角川は、その想いや活動を理解してもらい、長編ミュージカル作品『蝶~ラスト・レッスン~』への資金援助という形で、支援者を募りたいと語っている。

演出家としても名を馳せている女優が、若手のアーティストをオーディションで集めた。集められた6名の男女は、期待と夢に胸を膨らませて稽古初日、スタジオに現れる。しかし、期待に反して彼女は、一向に作品を創ろうとしない。彼らに「何かを見せて」と提示するだけだった。彼女の意図が分からないまま、ワークショップのような進め方の中で、メンバー同士の摩擦が始まる。彼女が求める本当の舞台芸術とは何なのか…。しかしやがて摩擦は化学反応となり、火花を散らせながらも新しい何かを生み出していく。それぞれに人生を抱えたアーティストたちが、「表現するとは自分を認めることから始まる」という、大きな課題に向かって格闘していく――。

出演は、『CHESS』、ミュージカル『黒執事』などに出演したAKANE LIV、ドラマ『ごくせん』でデビュー後『シルバースプーンに映る月』『ALTAR BOYZ』に出演した上口耕平をはじめ、宮本京佳、染谷洸太、井上美希、甲斐知恵子、臼井ミトン、芋洗坂係長、桜乃まゆこ、斉藤台樹、塩谷翔 ほか。

ミュージカル映画『蝶~ラスト・レッスン~』は、 2015年1月にレコーディング・撮影、2、3月に編集作業、6月には完成・関係者試写会というスケジュールで制作進行中。本作最初の公開は映画配信サービス『LOAD SHOW』にて行われる予定だ。このクラウドファンディングについて、もっと詳しく知りたい・支援したい方は、MotionGalleryサイトにてご確認を。

チケットぴあ
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