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事前講座で初心者でも“能”の世界が身近に…瑠璃の会『天鼓』

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瑠璃の会

先日の文学座公演『近未来能 天鼓』のように、演劇公演でも題材にされることが多い能の世界。しかし、普段能を見慣れない初心者にとってはなかなかハードルが高いもの。観に行きたいけどわかるかどうか不安、どう楽しんだらいいのかよくわからない…という人も多いのではないだろうか?そんな能をよりわかりやすく、より深く掘り下げ楽しんで欲しい、という目的から、謡曲について解説してくれる「事前講座」がセットになった珍しい公演が行われる。

能、狂言…伝統芸能の世界をのぞいてみませんか?

銕仙会(てっせんかい)所属の能楽師・谷本健吾、一噌流(いっそうりゅう)笛方・八反田智子、能楽研究者・中司由起子という若手の3人が立ち上げた「瑠璃の会」が主催する公演『能への扉』。昨年に引き続き2回めとなる今回は、「舞と音の世界を感じて欲しい」ということから『天鼓 弄鼓之舞』という演目を取り上げる。

瑠璃の会

第一回公演「班女」

「天鼓」の舞台となるのは中国の後漢時代。天から降ってきた鼓ともに育った少年・天鼓。その鼓の評判が皇帝の耳に入り、鼓を差し出すように勅命が下るが、天鼓はこれを拒み、呂水の江に沈められてしまう。以降、鼓は誰が打っても鳴ることがなく、天鼓の父が宮中に呼ばれ鼓を打つように命じられる…というあらすじ。もちろん本番の公演だけでも楽しめるが、事前講座では作品の概要と解説、装束や演奏のポイントなどをわかりやすくレクチャー。知っておくと本番をより楽しめるようになる、というわけだ。

また、希望者には講座修了後に体験講座(謡・仕舞・笛)を行うとのこと。能舞台からの景色を楽しめるだけでなく、笛を実際に吹いてみることができるなど、初心者には貴重な体験となるはず。(※体験希望者は白足袋持参。レンタルもあり)。ちなみに会場となる銕仙会能楽研修所は表参道のまさに中心地にある能楽堂で、「こんな所に能楽堂があるのを知らなかった」という人も多いはず。最先端ファッションとカルチャーのど真ん中で伝統芸能を楽しむ、というギャップもまた面白いのでは。

瑠璃の会

本番の公演チケットがあれば事前講座は無料。前講座だけの参加は500円で可能なので、能の世界をより身近に感じる第一歩にしてみてはいかがだろうか。

能への扉 vol.2 ひろがる幽玄の世界in 表参道
『天鼓』
【事前講座】11月16日(日)10:30~(10:00開場) 
【公演】12月6日(土)14:00~(13:20開場)
会場はいずれも銕仙会能楽研修所(東京都港区南青山4-21-29)にて。

(文/エンタステージ編集部)

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