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麻実れいが10代から60代まで激動の人生を演じる!『炎 アンサンディ』  

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麻実れい『炎 アンサンディ』

『炎 アンサンディ』が2014年9月28日(日)よりシアタートラムにて上演される。

本作は、紛争で揺れる中東を舞台に、封印されていた家族のルーツを解き明かすサスペンスフルな衝撃作。レバノンで内戦を経験し、フランスへ亡命後、カナダに移住した劇作家ワジディ・ムワワドならではの視点から生み出された物語だ。かつて『灼熱の魂』(邦題)というタイトルで映画化され2011年に日本でも公開、アカデミー賞外国語映画賞にノミネートされるなど注目を集めた。

演出は、昨今活躍めざましい上村聡史。台本を徹底的に読み込み、再構築していく演出に定評のある上村は、“戦争”と“愛”といった非常に大きなテーマを扱った本作を「すさまじい苦しみを伴う災いから、転じて福にもなる愛を発見できるような、明日、十年後、その先ずっと生きていく上での財産にもなる作品に仕上げたい」と語る。

世間に背を向け、実の子である双子の姉弟ジャンヌとシモンにも心を閉ざしていた中東系カナダ人女性ナワルが残した2通の手紙。姉弟は手紙から、父と、存在すら知らされていなかった兄のことを知る。手紙に導かれ、初めて母の祖国の地を踏む姉弟。現在と過去を行き来する物語の中で、母ナワルの壮絶な人生と家族の宿命が暴かれ出す。そして最後に姉弟が出会った父と兄の姿とは…。

母ナワルを演じるのは、麻実れい。10代から60代までの激動の人生をひとりで演じきる。また、ナワルの若き日の恋人役を演じる岡本健一は、物語後半に予期せぬ衝撃的な役どころで再登場を果たす。ナワルの娘ジャンヌには栗田桃子、息子シモンには小柳友。このほか、中嶋しゅう、中村彰男、那須佐代子、という舞台で活躍を続ける魅力的なキャストが出演。計7人の俳優で約20名の登場人物を演じるという。

現在の世界情勢と重なるような生々しさを持ちつつ、詩的な言葉に溢れ、どこかギリシャ悲劇『オイディプス王』を彷彿させるスケールを持つ本作。そして最後には悲しみの果てに大きな愛に包まれることになるという濃密な人間ドラマでもある。劇場空間でその衝撃を感じてほしい。

『炎 アンサンディ』は、9月28日(日)から10月15日(水)までシアタートラムにて、10月18日(土)に兵庫県立芸術文化センターにて上演される。

(文/エンタステージ編集部)

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