舞台「薄桜鬼SSL ~sweet school life~ THE STAGE ROUTE 斎藤一」主演 宮城紘大インタビュー!「存在している生っぽさを大事に」


2017年4月21日(金)より、東京新宿のシアターサンモールにて、舞台「薄桜鬼SSL ~sweet school life~ THE STAGE ROUTE 斎藤一」が上演される。本作は、人気ゲーム「薄桜鬼SSL ~sweet school life~」を舞台化したもので、個性あふれるゲームのイケメンキャラクターたちを新たなキャストが演じる。今回、主演として初座長を務める宮城紘大に、作品にかける思いなどを聞いた。

舞台「薄桜鬼SSL ~sweet school life~ THE STAGE ROUTE 斎藤一」主演 宮城紘大インタビュー

――本番を間近に控えて、いかがですか?

最初の頃は、斎藤一に自分がなっているのが想像つかなかったんですが、稽古を経て、衣裳を着て、メイクをしたら、いけるんじゃないか!と思ってる自分がいます(笑)。個人的にも好きなキャラクターではあるので、本番でもっともっと引き出していけたらなと思っています。ファンの方々の想像を超える仕上がりにしていきたいと気合い十分です!

――宮城さんが演じられる斎藤一は、真面目一徹な風紀委員なんですよね。

そうです。これまでもいろんな役を演じさせていただいてきましたけど、そんな中でも今回は、かなりビシッとした感じの役どころです。制服のボタンもバチッと、ネクタイも真っ直ぐ。曲がったことを許さない!というキャラクターなので、衣裳の細部までしっかり意識して演じないといけないなと思っています。袖にはけた時に、必ず裾を直さなくてはと(笑)。

舞台「薄桜鬼SSL ~sweet school life~ THE STAGE ROUTE 斎藤一」主演 宮城紘大インタビュー_3

――本作は乙女ゲームの舞台化作品ですが、宮城さんは乙女ゲームにどんな印象を持たれていますか?

僕、乙女ゲーム大好きなんですよ!少女漫画とかも、結構好きで。「花より男子」とか「花ざかりの君たちへ」とか、読んでいました。ドキドキキュンキュンするじゃないですか?でも、いくら少女漫画を読んで真似ようと思ったところで、現実でいざそういった言動をとると、驚く子もいるじゃないですか(笑)。でも、乙女ゲームが原作の作品だと、役としてそういうのを思いっきりできるので。・・・これは、役者として得ですね(笑)!ファンの皆さんをキュンキュンさせられるようにがんばります。

――役を演じる上で、気をつけていることはなんですか?

まず、立ち方や基本姿勢ですね。どんな役を演じる時も、佇まいと言いますか、基本的なその人の姿勢を掴むことって、すごく大事な気がしていて。今回も、舞台上に初めて僕が出てきた時に「斎藤一が出てきた!」って思ってもらえるようにしたいです。

舞台「薄桜鬼SSL ~sweet school life~ THE STAGE ROUTE 斎藤一」主演 宮城紘大インタビュー_2

――原作のファンの方もたくさんいらっしゃいますもんね。

そうなんです。でも、自分なりの斎藤一を演じないといけないと思っていますね。すでにゲームで声を演じている声優さんはいらっしゃるので、意識をしつつ・・・でも、ただの声真似になってはいけない。かつ、原作ファンの皆さんに満足もしてもらわなきゃいけない。2次元を3次元に持っていく難しさを感じながら、同時に舞台にしかないやりがいも感じています。僕が舞台上にいる間は、そのキャラクターは“そこに存在している”ことになるので、そういう生っぽさを大事にしていくことは重要なんじゃないかなと思っています。

――座組みはどんな雰囲気ですか?座長として意識されたことはありますか?

今回、結構初めての方が多かったんですけど、お話ししていくと皆さんとてもいい方ばかりで。自分自身今回が初めての座長になるのですが、本番でも変に気張らず、まとめようとか思い過ぎずいつも通りの自分でいたいですね。でも、お芝居の経験もまだまだ多くない中での座長なので、誰よりもがんばらなきゃいけないと思っていますね。そういう風な姿勢で見せられたらなと。

舞台「薄桜鬼SSL ~sweet school life~ THE STAGE ROUTE 斎藤一」主演 宮城紘大インタビュー_4

――ぜひ、ここを見てほしい!というところはありますか?

学園ものですが、アクションがあります!そして、斎藤は左利きなんです。いろんな人間になるのが役者なので「自分の体を自由にコントロールできるようにしておかなきゃならない」って訓練してきたんですけど、お弁当を食べる時に右手を使ってしまったことに気づいて・・・(笑)。習慣って、変えるの難しいですね。公演ではしっかり左利きを仕上げてお見せします!

――最後に、公演に向けての意気込みをお願いいたします。

原作を知っている方には「2次元が3次元に飛び出してきた!」「好きなキャラクターが目の前にいる!」という感覚になってもらえるような姿を見せたいです。原作を知らない方には、ヒロインの千鶴ちゃんと自分をリンクさせて、キャラクターたちとのドキドキな出来事を体感してもらえたらと思います。それから・・・乙女ゲームが原作なので、女性が観る作品というイメージが大きいかもしれないんですけど、男性の方も絶対楽しめると思うんです。学園モノなので、「ああいうヤツいたよな~」とか、自分の青春時代と重ねて観ることができる部分もいっぱいあると思うので。男女問わず多くの方にぜひ観ていただきたいです!

舞台「薄桜鬼SSL ~sweet school life~ THE STAGE ROUTE 斎藤一」主演 宮城紘大インタビュー_5

◆公演情報
舞台「薄桜鬼SSL ~sweet school life~ THE STAGE ROUTE 斎藤一」
4月21日(金)~4月30日(日) 東京・シアターサンモール
【原作】オトメイト「薄桜鬼SSL ~sweet school life~」
【脚本・演出】菅野臣太朗
【出演】宮城紘大、山田ジェームス武、中尾拳也、樋口裕太、浜田陽平、北村健人、高橋紗妃、碕理人、鷲尾修斗、大見拓土、輝海、近藤洋扶 ほか

【公式HP】https://www.hakuoki-ssl-stage.com/
【公式twitter】@sslstage

(撮影/関口佳代)

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